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〜インド旅vol.4〜

バラナシ2日目。日本でいう大晦日(12月31日)の朝はガンジス河の散歩から始まりました。宿のオーナーさんからガンジス河の方向を教えてもらって外に出たものの、迷路みたいなバラナシの小道の途中で迷子になり、足元をみると牛のう〇こ(涙)。そこら中にう〇こが落ちていました。さらに遠くに目線を向けてみると細い道を牛がこっちに向かって歩いていました。

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さすがヒンドゥー教で聖なる動物と崇められてるだけはあります。実際は歩いてる人に蹴られてましたが・・・。

そして念願のガンジス河。

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残念ながら曇っていたのですが、ガンジス河を見た瞬間、何とも言えない神聖な気分になりました。そして川沿いも少し歩いてみました。「ボート乗らない?」「どこから来たの?日本人?名古屋に彼女いるよ!」などなど声をかけてくるのですが、不思議とニューデリーで感じたうざい気持ちにはなりませんでした。あまりしつこく声をかけてこなかったからだと思います。あとガンジス河を目の前にして気持ちが穏やかになっていたのかもしれません。

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沐浴中のインド人もたくさんいました。ひたすらボーっと川面を眺めていたら、あっという間に時間が過ぎてお昼近くに。お昼ご飯を食べるために街の方に向かったのですが、とにかく人・人・人。リキシャ―が勢いよく走ってくるし、牛は大きな道路を横切るしでカオス状態です。

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こんな道をリキシャ―や牛を避けながら歩いていたら、お昼ご飯を食べ損ねて、なぜかラッシー屋さんへ。実はこのラッシー屋さんは世界一周ブログでもよく出ていた「ブルーラッシー」というラッシー屋さんで、旅の前から行きたかった場所の一つでした。かなりボリューム満点でお安かったです。店内は日本人も西洋人もいて、混雑していました。インド人はいませんでした。

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ラッシーを食べた後は「ブルーラッシー」の近くにあったガートに行きました。ガートに近づくにつれて人を御神輿のように運んでいる人がたくさんいて、何事かと思ったのですが、そういうことでした。ヒンドゥー教徒にとっての最大の喜びとは、ガンジス川に自らの遺体の灰を流すこと。実際に目の前で人が焼かれていくのを見て、なんだか複雑な気持ちになりましたが、ヒンドゥー教信者にとっては、こうやって天に召されることを望んでいたわけで、目を閉じて心の中で手を合わせ続けていました。

時間があっという間に過ぎて、いったん宿に戻った時です。宿に宿泊していた人たちが、突然どこかにお出かけするところでした。「一緒に行かない?」と声をかけてもらって向かった先はガンジス河。そうです。念願の沐浴タイムです!沐浴するためにガンジス河に来たつもりだったのですが、実際は寒くて曇っていたので、できないかなと半分あきらめていたのですが、みんなが背中を押してくれて(笑)、一緒に沐浴に参加することができました。

こういうのは勢い大事です。勢いありすぎて、着替えもなにも持たずに向かってしまい、パンツで入って、トイレットペーパー用にもっていた紙で体をふきました(笑) 世界一汚い川で、川に入った人の大半がこの後、体調を崩すと聞いていたので、体の穴という穴は塞ぎながら入りました。実際は目も開けてしまったし、鼻からも水が入ったので失敗に終わりましたが・・・。

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この日のことは一生忘れないと思います。誘ってくれたみんなのことも。みんなの笑顔が素敵です。体調も大丈夫でした。

この後、シャワーを浴びて、宿の人たちと話をしているとすでに夜に。今夜は大晦日。カウントダウンの日。宿のオーナーさんが船を出してくださるそうで、ガンジス河の上で新年を迎えることになりました。感動的なカウントダウンは次回に書きたいと思います。

ちなみに、インドに到着してからこの時点で2日ほど経っていますが、まだカレーを食べていません(笑)

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この写真も大きな鍋をかきまぜながら、写真を撮ってくれって言ってきたのでパシャリしました。

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