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本郷通りのイチョウ並木

 本郷通り(国道17号線と重なる湯島聖堂から東大農学部正門前まで。第一次緊急輸送道路。)のイチョウ並木はすばらしい。ただし東京大学近くの鬱蒼と茂った緑は大学構内の緑と街路樹の緑が重なったことによる風景である。通り沿いのイチョウ自身はなお10数メートルの高さ。これに対して構内の緑は場所によってはその倍の威容である。そのため、本郷通りの東大側の緑は圧倒的で見ごたえがある。
   イチョウ並木の範囲については、「文京区みどりの基本計画」令和2年2020年3月中の「みどりの現状分析」図7-1による。
 なおここの歩道幅は植栽を含めれば4m程度。将来的にはイチョウの大木化が問題になるかもしれないが、現状は街路樹が通行を害していると言われるほどではない。このように歩道幅が確保されていることが、街路樹と街(まち)との共存には欠かせないと、私は考えている。
   なお白山通り(水道橋から千石)や本郷通り(湯島聖堂から東大農学部前)の無電柱化は早い時期だと思われるが、まだ時期を特定できてない。東京都無電柱化推進計画(平成26年2014年12月)で、すでに無電柱化していることを確認できる。なお令和3年2021年6月に東京都無電柱化推進計画(改定)が出されている。

東大側は構内の緑と街路樹の緑が一体化する
東京大学側歩道
東京大学側歩道
旧森川町(本郷六丁目)側歩道


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