語呂合わせで合格!世界遺産検定2級  #3 世界で最初の世界遺産・文化的景観・シリトラ・文化の多様性 51件分!

※この記事は、世界遺産検定2級公式テキスト『くわしく学ぶ世界遺産300』の2019年版を「見ながら」書いています※

※非常にディープ目な下ネタを含む内容となっております。苦手な方はご注意ください※

世界遺産検定2級に挑戦する方々にとって、勝負分かれ目となるのはやはり、

「日本以外の世界遺産に関してどれだけの知識を押さえられるか」

になると思う。なにせ、2級の対象世界遺産300件のうち、9割以上の範囲。(配点比重は日本の世界遺産が高いにしても)

というわけで、ここからいよいよ、ひたすら、海外の世界遺産の覚え方の語呂合わせをシェアしていく。だいたい一つの記事あたり50件分前後ずつ入れていく。

なお、語呂合わせに含んでいる語句は、だいたい「遺産の名称」「保有国」「公式テキストで強調されている部分」となっている。保有国は入っていない場合もある。覚えたほうがいいようなところは入れている。

語呂合わせを用いることの最大の効果は、この「遺産の名称」公式テキストの強調部分」を頭の中で簡単に結びつけられるようになること。

世界遺産検定の問題のほとんどは、

「遺産名」 ⇒ それに対応する「強調部分の語句、内容」

という風に選択するか、

もしくは、

「強調部分の語句、内容」 ⇒ それに当てはまる「遺産名」

を選択させることがほとんどだと言える。


なので、「遺産名」と、「強調部分」を、この記事の語呂合わせワードで関連付けて頭に入れることで、問題を解く際、「このワードは、この遺産と関係している」と判断できるようになれば、それでほとんどの問題に正解できる。2級で96点取った人間が言うんだから間違いない。

単純に知識として入れるより、格段に効率よく点数アップにつながる、と自信を持って言える。

また、語呂合わせの文自体が何を言ってるのかよくわからないと、なかなか頭に入りづらいので、各語呂合わせに【解説文】を付けている。

それと、最初にも書いてあるけど、下ネタがひどい。

でも僕は高校時代に古文の『ゴロ513』で勉強してきた人なので、

「多少、お下品な方が頭には残りやすい」というのを信じている。

また、色々とふざけているので、単純に読み物としても楽しんでもらえるのではないだろうか。(この記事1万1千文字ある)


語呂合わせ本体を見ていく前に、この語呂合わせを活用して、具体的にどのように勉強すれば世界遺産検定の得点に繋がるのか、その方法を記しておく。

≪語呂の活用法≫

1.まず、「遺産名」を見たら「語呂の文」を言えるようにする。

2.「語呂の文」から、「遺産名」「強調部分」(余裕があれば保有国も)を言えるようにする。

3.「強調部分」のどれか一つからでも「語呂の文」「遺産名」を言えるようにする。

※ものによっては、複数の遺産に同じキーワードが重要語句とされていることもある(フェニキア人とかめっちゃ出てくる)ので、ここは注意が必要

4. 「遺産名」or「強調部分」のどの方向から入っても、「語呂の文」を橋渡しとして、結びついている言葉が出てくるように繰り返し演習する。

ちなみに、実際勉強するツールとして、ノートやルーズリーフにまとめるよりは、個人的には、単語カードにまとめて学習するのが一番おすすめ。

そうすることで、↑の1~3の演習をどの方向からも行いやすくなる、プラス、「覚えられてない遺産」だけ抜き出して復習できる、ということで、これまた学習効率アップにつながる。

(単語カードは、大学受験でも全教科でフル活用した、僕の最も信頼するです学習ツールである)

単語カードでなくても、ただスマホ・PCの画面でこのnoteの文章だけ見て学習するよりは、何かしら自分の手に収まる何かにまとめて覚える方がいいとは思う。

前置きがだいぶ長くなったけど、いよいよ肝心の語呂の方を見ていきたい。

①世界で最初の世界遺産

『イエローストーン国立公園』(アメリカ合衆国)

語呂:「黄ばんだ石の古いフルフェイスでカルデラグランプリ」

黄ばんだ石=イエローストーン

古いフルフェイス=オールド・フェイスフル間欠泉

グランプリ=グランド・プリズマティック・スプリング

【カルデラの何かを競う大会に、おじいちゃんの形見みたいな石製の黄ばんだフルフェイスヘルメットで挑む姿をイメージ。】

(「ウィルダネス」という語句も含みたければ、「ワイルドなカルデラグランプリ」とするもよし)


『シミエン国立公園』(エチオピア)

語呂:「ゲラ代 日割りや、相部屋貸すシミええん、エッチ」

ゲラ代 日=ゲラダヒヒ

割や、相部屋貸す=ワリアアイベックス

シミええん=シミエン

エッチ=エチオピア

【ゲラについて詳しく説明する必要はないが、要は印刷物である。その印刷代金を日割りでもらう貧しい状況の人に、相部屋で部屋を貸す。家賃の安いその部屋にはなんか、いやらしい感じのシミがある。ええシミ、エッチなシミ。】

何回も言ってることだけど、多少いやらしい要素を含んだ方が、頭には残りやすい。


ナハニ国立公園』(カナダ)

語呂:「ツンデレ、ヴァージンやな、はにかんだ」

ツンデレ=ツンドラ地帯

ヴァージンや=ヴァージニア滝

な、はに=ナハニ国立公園

かんだ=カナダ

【ツンデレな女性が実は処女であることを見抜き、それを指摘するとはにかんだ、というシチュエーションをイメージ。】


『ガラパゴス諸島』(エクアドル)

語呂:「くちばし不一致ガラパゴス、ゾウガメ食えアイドル」

くちばし不一致=フィンチという鳥のくちばしの形状の違いから、ダーウィンが進化論を着想した。

ガラパゴス、ゾウガメ=ガラパゴスゾウガメ

食えアイドル=エクアドル

【これはリズムの良さも加味して作成しているので、一部あまりひねりが無い。ガラパゴス諸島にロケに行ったアイドルがゾウガメを食わされているイメージで、保有国エクアドルを覚える】


『キトの市街』(エクアドル)

語呂:「ええ子はどう?おる?来とうっす、続々。2番でいいんか。」

ええ子はどう? おる? =エクアドル

来とうっす、続々=キト、キトス族

2番でいいんか=インカ第2の都市

【なんか女の子を指名して遊ぶタイプのいかがわしいお店に来た関西人のおっさんが店員に聞く。ちょっと訛ってる店員が答える。2番の女の子を指名する、というイメージ】


『クラクフの歴史地区』(ポーランド)

語呂:「食べるヤギ栄養、ポーク食らふ」

食べる=ヴァヴェル(城)

ヤギ、栄養=ヤギエヴォ(大学)

ポー =ポーランド

ク 食らふ =くくらふ=クラクフ

【ヤギが栄養を摂るためにポークを食らう。ヤギエヴォ大学は2級では強調されていないが1級テキストでは重要語句になっている】


『アーヘンの大聖堂』(ドイツ)

語呂:「カールにアヘン集中」

カール=カール大帝

アヘン=アーヘン

集中=集中式(という建築様式)

【おやつのカールに麻薬のアヘンが沢山入っている、集中してしまっている、という状況。ちなみに1級向けには「カロリング・ルネサンス」という語がキーワードに入ってくるので「カローラにアヘン集中」と覚えていた。カールはカロリングから類推できるだろうということで。ドイツも語呂で覚えたければ「土井のカールにアヘン集中」とすればよい。その場合髪の毛のカールみたいになる気もする。まじでどっちでもいい】


『ラリベラの岩の聖堂群』(エチオピア)

語呂:「ラリったベラ、ザクの上、アクメ済む、エッチ」

ラリったベラ=ラリベラ

ザクの上=ザグウェ朝

アクメ済む=アクスム王国

エッチ=エチオピア

【何かしらよくないモノをキメてラリってしまったベラちゃんが、ガンダムの敵機でおなじみザクの上でエッチなことをして、アクメ(フランス語で絶頂のこと)して事が済む、という文章…………アクメがフランス語だというのをこの文章の為に調べて知った。ちなみに1級では「ギョルギス聖堂」や「ゴルゴダ・ミカエル聖堂」などもキーワードに入る為、「ラリったベラ、ザクの上、ゴルゴ抱きよるキス、アクメ済むエッチ」としていてもっと生々しいことになっていた】


『ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑』(ポーランド)

語呂:「近眼、援交日、駅近、棒フニャ」

近眼=聖キンガの礼拝堂

眼 援交 =岩塩坑

日 駅近 =ヴィエリチカ

棒 フニャ =ボフニャ

【近眼のオッサン(勝手なイメージ)が援助交際を駅の近くで致すことになるも、棒の方がフニャフニャだという文章。保有国のポーランドも覚えたければ、「フニャフニャで恥ずかしい」というニュアンスで最後に「ポッ」とでもつけるといいかも知れない】


『ゴレ島』(セネガル)

語呂:「青年が奴隷のエース、取れ!三角の汚れ!」

青年が=セネガル

奴隷=「奴隷の家」に象徴される奴隷貿易の負の遺産

エース、取れ!=エストレ要塞

三角=三角貿易

汚れ=ゴレ(島)

【奴隷のエースと称される青年、張り切って三角コーナーの汚れを取るように命じられる、という文章。エストレ要塞は1級向け。この遺産は保有国名が問題に上がることも多いように思われる】


『メサ・ヴェルデ国立公園』(アメリカ)

語呂:「穴さキヴァってめっさ出るでクリフ、ぱねぇっす」

穴さ = アナサジ族

キヴァって = キヴァ(円形の地下礼拝堂)

めっさ出るで = メサ・ヴェルデ

クリフ、ぱねぇっす = クリフ・パレス

【クリフ君がきばってめっさ(とても、すごく)出る、ハンパじゃなく出る。何がって、きばって穴から出るものなんてそんなの決まってるでしょ】


『ランス・オーメド―国立歴史公園』(カナダ)

語呂:「カナダのレストランす、多めのバイキング初めて」

ランす、多めの=ランス・オーメド―

バイキング = ヴァイキング

初めて = 北アメリカにヨーロッパ人が初めて入植した

【内容的に解説の必要なし。1級向けには「サガ」という北欧伝承文学が入ってくるので、「バイキング初めて探す」とかすればいいかと思われる】


②文化的景観

『紅河ハニ族棚田群の文化的景観』(中国)

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