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16. なぜ目標を設定するのか? 1. 方向付け

前回までに、テイラーの科学的管理法やドラッカーのMBOと、簡単に目標管理における歴史的な偉人の業績を振り返りました


今回は、そもそも論として、なぜ目標が必要かについてフカボリしてみます

Q:なぜ目標を設定する必要があるのか?

筆者作成


これは、決して、新橋の居酒屋でくだをまいて説教するような、オヤジの持論ではありません

私自身もこのように考えており、持論といえば持論ですが、決してオリジナルではなく、先人の理論に基づいた(パクった)考え方です

学術的な理論を引用していますが、もし間違えがありましたら、私の勉強不足です、こっそり教えてください(Chat GPT先生に添削してもらった限りは、正しいようです)

文字ばっかりになりましたが、長文ファンの皆様、ご笑覧ください


方向付け

個人的に、一番大事だなと思う部分です、それが方向付け

いくつかの例えで説明します


例①
仕事でも、じつは一番よく出くわす問題かもしれません

「これって一体何のためにやってるんでしたっけ?」

会議中にこんな会話になることありませんか?

私たちのチームは一体、何のために、どこに向かっているのでしょうか?


例②
ドライブをしてて、ところで今どこに行ってるんだっけ? と運転手が言ったらどう思いますか? 

そんな車には、怖すぎて乗れません。笑


例③
こんな、ボートレースを思い浮かべてください

https://www.flickr.com/photos/wellingtoncollege/9090464127


全員が同じ場所に向かおうとしなかったらどうなりますか?

経験者でないからわかりませんが、きっと前に進まない

ひょっとしたら、転覆するのかもしれない

例え話なので笑えるが、仕事で転覆したら笑えない(笑)


3つほど例えで説明してみましたが、目標やゴール設定が大事な理由、伝わりましたか?

  • どの山を登るのか?

  • 何合目まで登るのか?

  • いつ、誰と、どうやって登る?

  • 装備は?食料は?

このように、目標を持つことで、方向付けをしてくれる役割をもちます

いわば、コンパスですね

どこへ行くのか明確だから、どうすればいいかわかるし、どうやって頑張ればいいかも見えるものです

途中で困難に出会ったとしても、どうやれば乗り越えられるかを判断しやすくなります

それは、目標達成という明確なゴール、それを達成するための手段を計画しているからです

万が一、環境が変わって、目標達成が困難になった場合は、途中で変更したっていい

目標があるからこそ、変更できる

目標を持っていないと、そんなときには、あたふたするだけではないでしょうか?

目標を持つことが、方向付けをしていると言えます

だから目標が重要なのです


次回は、この理論的な背景である目標設定理論について触れてみます


最後までお読みいただきありがとうございました




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