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冷静に考えてこの世は"〇〇"

冷静に考えるとこの世は "悪夢"

 この世は酷いことが多いけれど、まぁまぁ自分の周りという狭い範囲でいえば比較的マシなのかなって思ってたんですが、よくよく冷静に考えてみるといかに "悪夢的" かがわかってきました。

 この "悪夢的" な世界でココロまで "悪夢的" になってしまうのはちょっと悲しいかなと思います。せめて生き方だけでも良心を活かせるように生きていけるように自分なりの「悪夢的要素」をピックアップすることで『意識することで回避する』ための記事を書いていきたいと思います。

 この記事の視点を活かすことで、それぞれの読者が見る世界に潜む "悪夢的な要素" を見つけることができ、それを回避して余裕を持ったココロで残りの人生を生きられたらいいのかなって思います。


自分流「悪夢的要素3選」

 見えない鎖に繋がれる "精神的金縛り" 

 まず、この世は「悪夢」だといわれたときあまり実感がなかったので、悪夢であると感じられる要素を探してみると、目に見えてわかる「犯罪・戦争」以外に自分自身も苦しんでいた『精神的金縛り』があることがわかりました。

 【 鎖 其ノ壱 】 『お金』

 この世って、やりたくても「お金」がないとできないことがたくさんあります。貨幣社会を批判したいのではなくシンプルに、やりたいことがあってもお金を貯めないといけないという「やりたいのにできない」状態にはまります。

 メリーゴーランドに乗りたいのに、300円ないとできないよと言われ指をくわえる子どもがいたとしたら結構ココロ痛くなりますよね。やりたい!が0コストでなくても簡単にできる世界もいいですよね。

 【 鎖 其ノ弐 】 『時間』

 私たちにとって『時間』とは、見えないけど存在していると錯覚してしまうものですよね。でも本質は、固定観念で共通ルールとしての認識でそれさえなくなってしまえば時間なんぞ存在しないと思っています。けど別に予定がなくてもなぜだか急いでしまう。

 例えば、子どもが不登校になった1年は、普通に学校に通っている子たちの1年に比べると無性に焦るような…。なにかこのままではマズいと感じるような急かされる1年に感じられるかもしれません。

 遅刻の可能性がある時と、30分前行動状態になっている時のこころのゆとりは、言わずもがなですよね。このココロの余裕のなさが不登校の数年間ずーっと親や本人に付きまとっていたら…。寛容さや思いやりを発揮するには相当苦労しそうです。

 【 鎖 其ノ参】 『思い込み』

 「思い込み」って結構広い範囲に存在しています。というより無害な思い込みや有害な思い込みによって世界が成り立っている。といったほうが正確かもしれません。

 教育や躾として「常識」なるものを学ぶ事になりますが、常識は誰かの非常識のように絶対的な正解ではありません。

 結局は「教育者の思い込み」を受け継いでいる状態に過ぎないのです。

 思い込み自体も、思い込むキッカケとなった出来事と似た状況でしか発揮されない非常に限定的なものなのに、あたかも世間一般にも当てはまると思い込んでいるのです。

 浮気や不倫なんか代表例ですよね。男も女も浮気や不倫をするし、全ての男女がするわけでもないのに「男は浮気する」と思い込んで相手を疑ったり「いつも浮気されてしまう」と思い込んだり。

 そんな思い込みによって「自分は幸せになれない」と思い込むことで幸せを拒絶するようになったり、やりたい事があっても「自分にはそんな能力も才能もない」と勝手に思い込んでやりたい事への挑戦さえ諦めてしまいます。

 そしてその思い込みの原因は誰かの一言だったりするわけです。たまたま機嫌が悪かっただけの1日で発した言葉だったのに。

幸せに許可が必要な世界

幸せになっていいの?という異常性

 これらをかんたんにまとめると「幸せになるための理由や許可」がないと幸せになれない世界のようなんです。

 普通に考えて頭おかしいんですよ。

 幸せになってもいいんでしょうか…?そんな疑問や質問が浮かぶ世界って異常だと思います。

 別に日本のどこかで大災害が起こっても、個人の幸せを追求することは別問題でなんの問題もないですよね。

 でもなんだか申し訳ないと罪悪感を抱く人もいるそうなんです。まさに精神的金縛りにはまってますよね。

金縛りを解くには「自覚と行動」

「変化」は自覚がスタート

じゃあどないすれば "精神的金縛り" から自由になれるのか。

自分は金縛り状態になっているという自覚と行動に尽きるかと思います。

「音痴だし楽器の才能なんてないからピアノなんて無理」

 こんな思い込みによって精神的金縛りにかかっているとわかったら、そんなものを無視してピアノにチャレンジするという自覚と行動が求められます。

「資格も経験もないから手取り30万なんて無理」

 そうやって新たな領域や業務に飛び込んでお金を得ることに精神的金縛りを受けているとわかったら、資格勉強や未経験で未知のお仕事に飛び込む自覚と行動が求められます。

「浮気ばかりされて…幸せになるなんて無理」

 そうやって自分の幸せを諦めるような精神的金縛りにかかっているなら、自分が一体どんなことに幸せを感じているのかを自覚し幸せを追い求める行動や、誠実なパートナーを見つけようとする行動が求められます。

 このように、寝てばかりいては望んだものは降ってはこないというのがこの世界の常のようです。

 逆に、行動するということは少なからず求めるものに近づいているということでもあります。

終わりに

人生はつまるところ『やるか、やらないか』

 不登校に向き合うと決めて、両親へ自分の感情をぶつけるということをしなければ、きっといまだにずるずると引きずったまま生きていくことになり気づけば両親が他界するような年齢になるわけです。

 実際に気持ちをぶつけてみても、結局は八つ当たりしていただけで何も変わらなかったと気づくにはやはり行動するほかないし、その行動の結果や過程においての自分の反応や思い込みを自覚する作業をするしかないのです。

 この悪夢のような世界で重要なのは「過去はどうあれ、これから私はどう在りたいか」を自問自答し、確かに過去は辛かったししんどかった。けれども自分はこうしたい。というある種の決意を表明し、その決意をもって行動することが何よりも重要になります。


この悪夢のような世界で残された時間を
あなたならどう生きますか?

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