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DXに必要なデジタル技術は?

DXに必要なデジタル技術はどんなものでしょうか。AIやIoT、ビッグデータなどの高度なデジタル技術が必要でしょうか。逆にExcelなどのデジタル弱めの技術では駄目でしょうか。どの程度のITが必要なのでしょうか。マンガにもあるようにDXではデジタルの強度は無関係です。だから気にせずにDXをやりましょう。引用元:IPA 製造分野DX マンガFAQ

デジタル技術には色々あるけれど

今回はDXに必要なデジタル技術はどんなものかを見ていきます。DXのDはデジタルのことで、このデジタルの世界を実現するのがデジタル技術です。DXにはどんなデジタル技術が必要なのでしょうか。
ところでデジタル技術(IT)には色々あります。Excelのような表計算ソフトから生成AIなどの先端技術まで、本当に色々とあります。あ、電卓もデジタル技術でしたね。ファクシミリ(FAX)は知りませんが。
デジタル技術と言っても、本当に千差万別、色々とあります。アナログ技術とのハイブリッド技術も考えれば、本当に色々とあります。

DXで使うデジタル技術は?

ではDXで使われるデジタル技術はどんなものがあるのでしょうか。AIなどの高度な技術があるのでしょうか。それとも普段使いになっているExcelでもいいのでしょうか。
今は昔、日本でDXレポート1が出回り、日本でDXが流行り始めた2018年では、DXはAIとつながっていました。「AIなきはDXでなし (No AI, No DX)」のような時代でした(編集部注:一部、脚色が入っていることをお詫びします)。
実際はどうなんでしょうか。答えは「デジタル技術はなんでもいい」です。AIを使ってなくてもいいのです。Excelだけでもいいのです。DXにおけるデジタル技術は対象を変革するためのものであり、変革できる技術であれば、なんでもいいのです。

変革できるデジタル技術が必要

では普段使いのExcelで、対象の変革が可能でしょうか。答えは「わかりません。結果は神のみぞ知る。」です。でも言えることは「普段使い」のデジタル技術では普段通りの結果になり、変革は難しいでしょう。
もしExcelを使っておらず紙と鉛筆で表を作図している職場なら、Excelは大変革を起こせます。業務変革はもちろん、社内文化変革になるでしょう。ただしこのことが世間にばれたら恥ずかしいので、門外不出の変革になるでしょうが。
このようにDXで必要なデジタル技術は相対的なものです。つまり現状のデジタル環境と比較して、多少のジャンプができるデジタル技術がDXでは必要だということです。AIであれば、多くの職場でジャンプすることになるでしょう。DXがAIと親和性が高いというのもうなづけます。
しかしこのことからわかるように、DXにAIは必須ではありません。普段使いのExcelでも普段使いでない使い方をすれば、DXでも立派な武器になるでしょう。

ということで今日の結論。「デジタル技術はなんでもいい、ただ変革するため、これ以上でもこれ以下でもない」 以上です。

マンガFAQの引用元:中小規模製造業者の製造分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のためのガイド |


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