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DXで考え方を変えるには?(製造業DX)

DXでは今までの考え方を変える必要があると言われています。本当かどうかは後回しにして、考え方を変えるにはどうすればいいのでしょうか。変えなくちゃいけないという危機感と変えれば幸福になるという多幸感の合わせ技がいいでしょう。つまりは飴と鞭です。次に考え方を変える手法ですが、as-isの課題を先に考えるより、to-beの願望を先に考えた方がいいです。疲れません。それで考え方を変える必要があるかどうかですが、ここは本編で。引用元:IPA製造分野DX マンガFAQ

考え方を変えるとは

DXでは今までの考えで推進するのではなく、考え方そのものを変えて、DXを推進するものです。ええ、そのように言われています。なんと言ってもDXのXは変革ですから、考え方も変革する必要があります。この件は後述します。

ところで考え方を変えるとはどういうことでしょうか。考える方法や手段は今までずっとやってきたことですから、これを変えるのは難しいでしょう。そしてその必要はありません。変える必要があるのは、考え方そのものではなく、考えるときのベースになるもの、スタートにするものを変えるのがいいでしょう。

デジタル化をベースにするのではなく、現状の課題を最初に考えるのではなく、変革をベースに、将来のあるべき姿を最初に考えるようにします。これで考え方が変わります。DXのスタートが切れます。

考え方を変えるには

考え方を変える方法は前述した通りですが、その原動力、やる気は別物です。それがないと「わかっちゃいるけど、やる気がしない」となります。

すばり考え方を変える気を出すには、変えないとダメになるという危機感と、変えると幸福になれるという多幸感の合わせ技です。つまりは飴と鞭です。

でも日本人は危機感が好きです。きっとMなのでしょう。As-Isの現状分析をして、危機感を醸し出します。でも危機感を煽りすぎると小さくまとまってしまい、変革の域に達しません。なにより楽しくありません。

なので多幸感で攻めましょう。To-Beのあるべき姿、あったらいいなの世界を念頭にしましょう。現状とのギャップ分析で落ち込むことになるかもしれませんが。

考え方を変える必要は

最初に戻って、DXを推進するときに、今までの考え方を変える必要があるのでしょうか。確かにDXのXは変革です。変革のためには今までのやり方、その根本になる考え方を変える必要があるという流れは自然のように聞こえます。

でもこれは現状の考え方が変革向きでなく、保守的であったり、何もなかったりする場合です。このときは考え方を変えましょう。それしかありません。でも常に変革、チェンジをモットーにし、それが言葉だけでない場合は安心してください。このままで大丈夫です。でも希少な例でしょう。

今回はDXの話らしくなく、精神論、マインドセット的な話になってしまいましたが、実はこれがDXにとって一番大事なテーマです。ゆめゆめ、お忘れなく。

ということで今日の結論。「考え方を変えよう、それが一番」 以上です。

マンガFAQの引用元:中小規模製造業者の製造分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のためのガイド

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