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「Aその他B」「Aその他のB」
白石忠志教授の著書『法律文章読本』(2024年・弘文堂)に関して、「Aその他B」「Aその他のB」について、AについてBの解釈に対する影響があるのか、この解釈に、どちらかは影響があるのかという読者のXでの投稿を見て、白石教授が、「その他の」のほうは、AがBに含まれる必要があるので、Bに複数の読み方があり得るときにAを含むような読み方でなければならないという制約はかかるのか、という疑問を呈していました
もっとみる『自治体の法規担当になったら読む本 改訂版』(学陽書房/2024年)勝手に書評
「自治体の○○担当になったら読む本」の嚆矢である本書は、平成26年に初版が刊行され、今回、平成28年の行政不服審査法の改正などの新規項目を追加して、令和6年4月に改訂版が刊行された。
本書は、自治体において主に例規の審査や法律相談、訴訟対応などを受け持つ部署(総務課・法務課・文書課・行政課などさまざまな呼称がある)の担当になった職員向けに書かれたものであり、まずはこれ1冊さえ読んでおけば、法規担
『自治体の法規担当になったら読む本 改訂版』(学陽書房/2024年)改訂版と初版との違い
千葉県佐倉市の塩浜財政課長・学陽書房の御担当者様からいただいてしまいました。既にネットで注文しているので、それは課に寄付することにします。少しばかり改訂版と初版との違いを。
【本書について】・当方では、法規担当になった(総務課や行政課、文書課などで、条例等の審査や立案、法律相談などを担当する部署)方に、異動の内示が出た直後ぐらいに必ずこの本をあげて、事前に読んでもらうようにしています。
・法規担
白石忠志教授著『法律文章読本』(弘文堂・2024年)雑感(未定稿)
白石忠志教授の爆売れ著書『法律文章読本』(弘文堂・2024年)についての雑感
ただのメモです。あしからず。
(※全体の雑感は、後日追加するとして、今の時点では、他の書籍にはあまりない本書独自の部分についてだけメモをしたものを載せておきます。)
法令、行政文書、裁判文書で広く通用している(v)公用文作成の考え方を参考とした体系的な書籍であり、法律家や公務員はもちろんのこと、およそ法的な内容を含む