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【節税】週4勤務で手取りが1万6千円増えた

佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねています。

手取りが1万6千円増えた

勤務先の会社から、社会保険料に使用する「標準報酬月額」の改定の通知書を受け取りました。
社会保険料が減りました!!
手取りが1万6千円ほど増えました!!
社会保険料は、交渉不能&天引きで税金のようなものです。この1万6千円の手取り増加を「節税」といっても許されるでしょう。

なぜ「節税」ができたか。
ぼくは(休職期間を挟み)週5勤務から週4勤務に減らしたので、給料が比率に応じて減りました。給料2割減です(週5→週4)。

日本人の月額報酬を50等級に分けた表があります。令和5年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表のリンク↓

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/r5/ippan/r50213tokyo.pdf

ぼくは4等級ダウンです!!
サラリーマンとしてのランクが、50等級のうち4等級ダウン。けっこうな「社会的な地位」の低下を感じ、嬉しくなっちゃいます。

今年4月~7月は、かつての週5勤務ベースの「標準報酬月額」で天引きされていた(ようだ)。このたび今年の4月・5月・6月の実績に応じて「標準報酬月額」を算出したら等級が下がり「年収2割減サラリーマン」に相応の社会保険料になった(ようだ)。これがぼくに起きた変化です。
これにより、1万6千円手取りが増えました。本が買える(笑)

勤務日を減らす節税法

会社員の場合、額面の約3割が「天引き」されます。今回の社会保険はその一部。社会保険料、所得税や住民税などはタイムラグがある。さみだれ式に「年収2割減サラリーマン」の天引き率に落ち着けるだろう。

週4勤務にすると、額面が20%減ります。同時に、減給20%に相当する天引き(-20%*-30%=+6%)が減ります。マイナス掛けるマイナスはプラスです。
有給休暇を月に1日~2日とし、1ヶ月フルの実働日を20日(5日*4週間)としましょう。税金や社会保険料などの負担が6%減るなら、20日*6%=1.2日分の給料の「還付」に近しい。「節税」と同じ効果。

週4勤務で給料が4日分(1日*4週)減るが、税金と社会保険料などが減って1日分の「還付」「節税」ができる。
これって、とてもお得なのではないか??
1ヶ月のうち勤務日を4日減らすという「罪」を犯すけれど、手取りが減るという「罰」は3日分しか被らない。もはや恩赦、特赦。

この節税法の落とし穴

この節税法の落とし穴は2つあると思います。
1つは個人、もう1つは社会全体。

個人の落とし穴。
週4勤務にすると(節税できるにせよ)手取りは減っています。毎月、自由時間が4日分増えるが、給料は3日分減る。この給料の減少によって、家計簿が赤字になるならば、成り立ちません。
ぼくの場合は、気持ちは「独身アラフォーの貧乏学生」なので生活費は月給に収まっている(勉強のために本を買いすぎると赤字になる)。赤字が出た分は、資産運用で補填です。

社会全体の落とし穴。
サラリーマンが年収を上げれば上げるほど、税金と社会保険料が高くなります。ぼくのように「労働からの逃走」をすれば、税金と社会保険料が減ります。しかし、みんなが同じことをしたらどうなるのか。
「社会参加しないことで幸福度が増す社会」ってどうなんだろう。と思わなくもないです。考えても仕方がないのかな。

ともあれ、社会保険料が1万6千円減ったのはとても嬉しい!!

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