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サラリーマンが夜更かしをする、ミクロ経済学

こんにちは。佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで、三国志を勉強しています。
今日は「サラリーマンが夜更かしをする理由」を、ミクロ経済学で読み解いていこうと思います。 #過剰包装 #竜頭蛇尾

なぜこんな話をするのか。

ぼくはサラリーマンを一時的にリタイアし、「専業」で三国志を勉強することになったおかげで、
今から語るような、ミクロ経済学(短期的な損得計算)から解放されましたよ、という喜びの報告をしたいからでもあります。

生き方や幸福度、リアルに肉体への影響、健康問題としても、
サラリーマンがやりがちな夜更かしは、望ましいものでありません。ところがぼくたちは、仕事の前日、
・つい動画をダラダラ見て、夜更かししてしまう
・二日酔いになるか否かのギリギリの境界線を狙って深酒する
・そして翌朝は、だるい、ねむい、頭痛い
ということが、あると思います。
ぼくは、そんなことのほうが多かったです。
このとき、どういう「ミクロ経済」が働いているのか。それをわざわざ言語化してみよう(口に出してみよう)という記事です。

さて問題です。
あなたが商売人だとして、必ず1つ、8,000円で売れる(値上げの交渉・値下げ交渉もない)ものを作るとします。2つの選択肢があります。
・製造に8時間かけ、品質はベスト
・製造に5時間かけ、品質はクレームがギリギリでないレベル
どちらの商品を売るでしょうか。

くり返します。どちらの商品も、必ず1つ、8,000円で売れます。
・品質がいいから、ぜひ、10,000円を出せてくれ!
・品質がそこそこだから、5,000円しか出せないよ…
っていうことが、起こらない。どちらも、一律、8,000円ですよ。

二択問題です。考えてみて下さい!

……解答篇です。言うまでもなく、十分に賢い(経済において合理的、ホモ・エコノミクス)ならば、
・製造に5時間かけ、品質はクレームがギリギリでないレベル
を選ばなければいけません。
どちらも、8,000円なんですよ。だったら、5時間だけかけておけば、十分です。8時間をかけた場合、その差である3時間は、「ただ働き」にも等しい。単なる時間のムダです。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
1つ 8,000円で売れる商品というのは、皆さん自身の1日の労働です。
時給1,000円×8時間として計算しましたが、時給もしくは日給は、皆さん自身の数字に置き換えて下さい。

そして、製造にかかる時間というのは、1日、意欲を高く持ち、エネルギッシュに労働をするために必要な、準備の時間、すなわち睡眠時間です。

5時間睡眠で、だるーくて、だましだまし働いても、
8時間睡眠をとってから、万全で働いても、
もらえるお金は一緒なんです。
だったら、5時間睡眠とし、自分のための時間を3時間、余計に確保したほうが、有利です。

いやいや、違うだろ!
そういう考え方じゃあ、ダメだよ!
って声が聞こえてきます。その通りだと思いますけど(皆さんのなかにある違和感は、きっと正しい)、少なくとも、「明日、仕事、いやだなあ」といって、夜更かし・深酒をしているときは、こういう短期的な(ミクロな)経済学が、発動していると思います。 #経験談 #体験談

皆さんも、やってるのではないでしょうか??

この状態を変えていく方法は、別の機会に考えたいと思いまーす。

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