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本を読むためだけの旅行/1日1万円つかっても「お得」な理由

佐藤です。今週月曜から水曜まで、2泊3日で京都に宿泊していました。読書が捗りそうだったので、今朝チェックアウト前に、同じホテルに延泊を申し込み、4泊5日の旅になりました。
京都には、観光に来ているんじゃないです。読書に来ています。

難易度が高そうで、読み始めるのに躊躇する本。自分にとって馴染みの薄い、新しい分野の本。
読んでおきたい、読んでみたい、読んでおくべきなのだが……。
本の「負債」が溜まってきたとき、ぼくは意図的に場所を変えます。

本を読むためだけに、交通費と宿泊費を払います。

ゼイタクだな……と自分でも、心の隅っこで思っていますが、これが捗るんですよ。交通費と宿泊費で1日1万円かかっても、「これまで読めなかった本」が読めたなら、リターンはプラスだと思ってます。

ひとの記憶は、エピソードと結合すると定着します。「あの本は、何駅のホームで読んだな」とか、「あのエピソードを読んだとき、あの公園の遊具にもたれかかっていた」など。10年、20年と残り続けます。
頭のなかを「開発」しなければならない読書をするとき、自宅とは別の環境に行くことって、合理的・実利的なんですよ。自宅のいつもの部屋、いつもの机と椅子だったら、記憶のフックにならない。

お試しあれ、と軽々しく言えないかも知れないけれど、オススメです。

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