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社会人が大学の先生と出会う、現実的な方法

佐藤です。早稲田の大学院に入ります。
まったく「別の集団」に移るわけなので、苦労が多かったです。同じ苦労を、皆さんがくり返す必要がないので、記事にします。

大学院に入学するまで

ぼくは大学卒業時、歴史の勉強がしたい!と思いましたが、お金がなかったから、就職して解決しました。時間がない!から休職して解決しました。学べる環境と先生がいない!から大学院に入学して解決します。

制約を順に取り除いていった結果、頭が悪い!に突き当たってます。頭の悪さを悩める。その状況を整えられたことをまずは喜びます。

30代の友人で、「大学(院)で学びたい」と希望している人と、10人以上は会ってます。ぼくが同じタイプの人を引き寄せている説はありますが、この記事の読者にも、多いのではないでしょうか。
ぼくの助言は、いつも1つ。気になる先生にメールすること!
#ここが結論

大学はウェブサイトが分かりにくく、受講方法、入試の資格や内容・時期が社会人には把握不能です。大学の先生は、生徒集めも業務の一部。決して、お門違いではないはずです。

ほとんどの大学のウェブサイトは、どこを見たら社会人でも学べるか、たどり着けない。言葉も分からない。年間のスケジュール感もズレてて。確定申告より難しい。
このハードルの高さは、だれかが悪い!というわけではないが、社会人が大学院で1コマからでも受講する方法、そのイメージが広まると、だいぶ社会は変わるかも?

社会人が大学の先生に「学ばせて下さい」と連絡を取るときのテンプレート作ったら欲しいかも。(過不足なき)自己紹介の項目とか。

返信がなくても恨みっこなしてますが、受講制度を調べる手がかり・キーワードを先生から直接聞けたら、調べる気力が湧きますよね。
手掛かりがなさすぎるんです。社会人→大学って。

社会人向けの習いごとを活用

社会人が大学の先生に出会う「現実的」な方法として、市民向けの講座、文化センターの習いごとがあります。
いきなりメールを送るよりも、成功率が高いかも。

ぼくも新社会人のとき、大阪の朝日カルチャーセンターで、『三国志の迷宮_儒教への反抗_有徳の仮面』の山口久和先生が読む、正史の孫堅伝・孫策伝を土曜に聞きにいってました。

講義が終わったあと、先生と話すチャンスがありました。
山口先生の場合、「お花見」とか「旅行」があったみたい。当時ぼくは20代前半。メインの客層は60代以上。山口先生は痛風の話をしておられ、ぼくは混ざれなかったのですが……(いまでも痛風は未体験)。

山口先生の講座は、今はありませんけど、
この春は、早稲田の柿沼陽平先生が、名古屋の中日文化センターで、22年4月~9月、「古代中国の人びとと日常生活」という講座があります。

ぼくは早稲田で柿沼先生の授業を取りますし、名古屋から関東圏に引っ越しますけど、愛知県の皆さま、ぜひ!

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