「金は命より重い」の攻略法/時給を上げる努力をする

佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで、三国志の研究をしています。
タイトルの「金(カネ)は命より重い」というのは、ある漫画に出てくるセリフです。
わざと耳障りに、相手を挑発するために作られた表現です。ですから、発信者(作者)の狙いどおり、こんなことを言われたら、不愉快です。
しかし、これを「攻略」しないことには、研究生活ができません。残念ながら、それも一面の事実でしょう。

念のためにセリフの意味をなぞっておくと、今日のぼくたちは、会社や役所に勤めて、給料をもらって、それによって生活しています。多くのひとは、主にこの方法に頼っています。
なぜ給料をもらえるのか?
さまざまな捉え方ができますが、ある部分を切り取るなら、時間(寿命)を切り売りして、お金と交換しているということができます。時給労働者であるバイトだけじゃなく、正規雇用でも同じです。

時間を切り売りして、まとまった金額のお金(1千万円、2千万円)を貯めるには、ものすごく長い年数がかかります。
下手をすると、一生分の時間(雇ってもらえる期間、40年ぐらい)を使っても、貯まらないかも知れない。
すると、ある人に対しては、「お前の命より、1千万円のほうが重い!!」という指摘が成り立つわけです。人道的かどうかは別として。

さてぼくは、学問(ぼくの場合は、三国志の研究)をしたいので、そのために時間が必要です。
しかし、会社づとめ(賃労働)をして、時間を切り売りしているうちに、寿命が終わってしまったら、人生は失敗です。
どうしたらいいのか?

答えは、時給をあげる努力をする!!です。

たとえば、1日8千円を稼げば、生活が成り立つのであれば、
時給1,000円だと、8時間勤務が必要
時給3,000円だと、2時間半で家に帰ってよい
という、シンプルな算数によって、「半日早く帰れる」わけです。研究の時間を、ひねり出すことができます。
若いときの一定期間は、避けられぬ「準備期間」だと割り切って、時給を上げる努力をする。というのが、経験上、いい方法だったと思います。ぼくが休職をできたのも、時給を上げたおかげでした。

研究をしたいのに、仕事をがんばるの?
本末転倒ではないか?
という疑問が、わいてきます。矛盾した行動ではありますが、研究をしたいから、仕事をがんばるんです。※バランスは大事

時給を上げる方法は、テクノロジーや環境、社会制度、景気の上げ下げによって違うと思います。それを論じることは、このnoteの役割ではないでしょう。ともあれ、
研究の時間を作りたかったら、時給をあげるべし!!
というのを、ひとつの指針として、お示しいたいと思います。

ほかにも攻略法はたくさんありますが、多くのひとが、ほとんどリスクを冒さずに(既存の環境を変えずに)、研究を捗らせる方法は、時給アップの努力をすることです。
特効薬ではありませんが、真理だと思います。本日は以上です。

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