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毒親/会社を休職したら深刻化した、過干渉の恐怖

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしてます。
今日は、2時間弱の動画を撮りました。内容は、よく言えば専門的ですけど、同好の士でなければ、なんのことやら不明だと思います。笑


さて、タイトルの恐怖体験の件です。
中野信子『毒親/毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ』
という本を読んでます。
なかば結論ありきというか、読む目的ありきで読んでいます。

ぼくは、アラフォーにして、母親が超こわい!!

という体験をしているので、他者の事例とか、親子関係がこじれる理論とか、参考文献とか、そういうものを仕入れて、恐怖を緩和したかったんです。読書には、救いがありますね(笑)

どのように恐いかというと、過干渉に拍車がかかっている!!

まるでストーカーです。
ぼくは、勉強したこと(おもに三国志、中国史)について、ツイッターで発信しています。会社を休職したこと、そして研究に専念したことも、ツイッターに書いています。 @Hiro_Satoh
ツイッターなどを通じ、クラウド・ファンディングのようなこともしているので、積極的な情報発信、すなわち、「ぼくが何者であるか」を継続的に示していく必要があるのです。

どうやら母親が、これを嗅ぎつけたらしく、こまめに、携帯電話の番号で使えるメッセージ機能(むかしのCメールみたいなやつ)で、レスを付けてくるんです。
どうやら、ツイッターというものを理解していない。アプリを入れたり、アカウントを持ったりはしていない。しかし、毎回、「ぼくの名前+三国志」で検索して、見ているっぽいんです。

長年、疎遠だった息子の最新情報が、タイムリーに、私だけのための発信されているぞ。これは、レスを付けなければならないぞ、って感じ。

早稲田の科目等履修生に合格しました、ってツイートしたら、10分もしないうちに、「おめでとう」と。授業に寝坊しそうになった、ってツイートしたら、「できることがあったら、言ってね」と。恐怖!!!

ぼくは、過干渉に恐怖を感じるので、ずっと、意図的に距離を取ってきましたし、気が塞ぐので、年に1回も帰省していません。
ある用事で、帰省することになったら、「顔色が悪いけど、どうしたの」って、同行者に聞かれたこともある。二日酔い?え?違うの??って。

これまでの半生を振り返る

10代までは、ひとなみに親の庇護下で育ててもらい、おかげさまで大人になりました。
大学時代は、愛知県の実家から出て、大阪で一人暮らしをさせてもらいました。節約すれば、バイトが不要なぶんだけ、経済的にお金をもらっていました。感謝しかありません。

とはいっても、ここですでに、ヒズミが影響してるんですが、
なんで愛知県出身なのに、大阪大学を受験したのか、という問題なんですけど、とにかく、実家から立ち去りたかったから、に尽きるんです。

当時、親に学費を出してもらうには、国公立に絞りなさい、と言われていました。両親とも、大学を出てないので、経済的な側面について、聞きかじってきた情報なのでしょう。
ぼくの学力(模擬試験の判定)からすると、東京大学・京都大学を、現役合格するのは、おそらくムリ。高校生なりに、自己診断しました。同じ高校のクラスで、東大志望、京大志望と言っているひとたちと、自分とを比べたとき、「積んでいるエンジンの馬力が違うな…」とは思ったのです。

受験の難易度において、東大・京大から偏差値を落とすと、名古屋大学が見えてきますが、名古屋大学では、実家から立ち去ることができません。これじゃあ、大学に進学する意味の半分以上が失われる(笑)
さいわい、京大と名大のあいだに、阪大があったので、これだ!!と。高校生の考えることなんて、その程度でしたけど、(現役合格できましたので)いい選択でした。

大人になって恐怖は薄らいだかに思えたが

時が経過し、会社に入って経済的に自立したり、だれかと同居したりすると、干渉が弱まっていったので、安心していたのですが、
30代前半に、同居を解消した途端に、大量の物による「仕送り」が届くようになりました。子供のときに好きだった食べ物とか。もう好みが変わっているので、基本的に、段ボール箱が届いた途端に、ぜんぶ捨ててました。

「食べないです、要らないです」と言っても、いやいや遠慮しなくていいよ、という感じで、「援助」されるんです。恐怖!!
捨てるのも手間がかかるので、他人からならば、着払いで送り返すんですけど、それができない…というのが、ぼくの人間らしいところ(笑)
無言で捨てるしかない。食べ物を粗末にするの、よくないんですが、ほかに手がない。

かつて同居を解消したことが、母親にとって、「親権の奪還」と捉えられたように(すでに30歳を超えているのにね)、
こんどは、ぼくが勉強のために、会社を休職したら、「10代の男の子になって、私の庇護を求めるようになってきたわ」と勘違いしたようで、メッセージの頻度が増える。ツイッターで、捕捉される。恐怖!!!

このnoteで発信しているように、経済的な見通しがあって、会社を休んでいるわけです。
世間的には、大成功はしていないであろう父親。持ち家、マイカー、3人の子(ぼくには妹が2人いる)を大学卒業させた、両親の経済活動とを比べたとき、おそらく、ぼくのほうが、経済的なバッファはあります。「仕送りください」なんて、言わない。言う必要がない。

いやいや、そういうことじゃないんだ。いくつになっても、親は親、子は子。会社で勤務とか、異性との同居とかで、遠ざかったように見えたけど、私の手の届く範囲、理解可能な範囲、コントロール可能な範囲、18歳の男子に戻ってくれたのね、って感じているかも知れないですが、

超こわいので、やめてください!!!
と、直接言う勇気もないので、とりあえず、noteに書いてみました。
noteの更新は、今回は、ツイートしません。この記事も捕捉されていたら、さらに恐怖が募ります。
あ、でも、いいのか。
「あなた宛て」ではない手紙を読むから、こんなことを知るためになるわけです。「あなた宛て」でない投稿を読まないでください、不快な思いをすることになりますよ、というのを、このnoteでの投稿を通じて、「言うことができている」のです。完璧!!
読まれてもOK、読まれなくてもOK。このゲームには必勝法がある!!っていうやつ。

いや、参りました。「こういう理由で気持ちがわるいし、不必要なので、やめてもらっていいですか」って、他人が相手だったら、ゼロ秒で直接言えるんですけど、罪悪感が残ってるんですよね。
だから、こんな迂回した方法を採らざるを得ない。

メール通知がきて、毎回、読まずに消してたんですが、初めの数文字が、通知画面に出る。そもそも、メールがきた、ということが意識に上るだけで、数分から数十分程度の、不快感と罪悪感にさいなまれ、意欲が減退し、不幸になる。勉強などの効率も落ちる。
電話番号を、迷惑メールに振り分けたので、今後は、通知もきません。
というわけで、ここに書いて、終わりにします。笑

中野信子氏の本、まったく言及しなかったな。
でも、こういうことも書いてあった本でしたよ(ザツ)

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