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好きは「仕事」にしなくてもいい

先日、私は会社の20代女の子から「好きなことを仕事にしたいけど、収入が減って困ってる」って相談を受けました。

僕は彼女に「好きなことを仕事にしなくてもいいよ」って伝えました。
なぜなら、好きなことは「主観的な視点」であり、仕事に求められるのは「客観的視点」だからです。

僕は以前、好きなことを仕事にしたいと挑戦し、挫折した経験があります。

当時はSNSで、「好きなことを仕事にしよう」「これからは好きなことが仕事になる時代」なんて言われてたから、その言葉をちゃんと理解せずに好きなことを仕事にしようとしてメンタルダウンしました。

仕事である以上「相手」が存在するわけで、「相手」が求めてたことを提供できた対価としてお金を得ています。
だから、好きという「主観的視点」だけで仕事にするのは難しいです。

でも、世の中には「好きなことを仕事にしてる」人がいるじゃないかって言われることも想像できる。

それに対しては、好きなことを仕事にしている人が「最初から好きだったわけではない」ということです。

その人たちは「得意なこと」から始めている。

決して、最初からその仕事が好きではなかった人が多いんです。

僕の知り合いで「好きなことを仕事にできてる人」は、得意なことやっていたら、だんだん好きになってきて、好きなことで仕事をしているって言ってました。

だから、別に好きなことは仕事にしなくてもいい。

得意なことを仕事にしていけばいいんだから。

そして、得意なことを仕事にしていくとそれが好きになってくる。

その順序で「好きなことで仕事をしている」という状況でも別に好きなことを仕事にしているって考えてもいいのではないでしょうか。

最初から「好きなこと」を仕事にしなくてもいいです。
仕事は「得意なこと」でお金を稼ぎ、そのお金を使って「好きなこと」をすればいい。

そう考えたら、好きなことを嫌いにならずに、人生楽しめるんじゃないかなって思います。



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