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ペットとの幸せ生活

犬猫と触れ合うと癒される理由

犬や猫を飼っている人は多いと思う。一緒に時間を過ごしたり、触れ合ったりしていると、イライラしていた気持ちが穏やかになっていくという経験をしたことがある人は多いのではないだろうか。このように犬や猫が「癒し」の存在として愛されるのには科学的な理由がある。

柔らかい毛をゆっくりと撫でていると、穏やかな気持ちになる理由は我々の脳内に幸せホルモンと呼ばれているオキシトシンが分泌されるからである。オキシトシンとは、脳内の視床下部にある室傍核や視索上核にある神経細胞で作られ、気持ちを落ち着かせてくれるセロトニンや、快感や多幸感を得られるドーパミンなどの神経伝達物質の分泌を促す。視床下部のオキシトシン産生細胞は脳内や脊髄にも軸索を伸ばしており、神経終末から放出されるオキシトシンは神経伝達物質として鎮痛、不安の軽減、共感、他者への信頼感等にも関与していることがわかってきており、安らぎを与える物質として知られる。

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