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ビジネス理論|基礎中の基礎|幸せ計画②

ビジネスモデルの定義

ビジネスの世界でよく聞く「ビジネスモデル」とはどのようなものなのか。様々な人が十人十色な定義を述べているので、確実な定義というのは存在しない。辞書的な意味で定義するとすれば、「顧客に製品やサービスを提供することで利益を上げる仕組み」と言える。企業が利益を出すために考える事業戦略と言い換えることもできる。利益を出す方法には様々な方法があり、商品を工場で作って販売する方法、商品を仕入れて売る方法、近年YouTubeでトレンドになっている広告掲載により利益を出す方法、毎週など定期でサービスを提供して利益を得る方法、需要と供給の架け橋となってその手数料を利益とする方法など挙げていくと切りが無い。

ビジネスモデルを考える上で重要なことは、①対象(顧客)は何か、②何のサービスを提供するのか、③どのようにサービスを生み出し、提供するのか、④なぜその方法で利益が生み出せるのか、を十分に考えることである。一見当たり前のことを言っているように思えるが、実際は失敗している企業が多い現実がある。創業してから1年後に約3割の会社が倒産し、5年後には半数以上が廃業に追い込まれている(中小企業庁調べ)というデータがあることからもこれが伺える。

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