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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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5月に見た映画。。。

今月もやってまいりました。。
映画の感想会です。

ようこそ笑

と言ってもすべての映画にコメントしてられないので
ほとんどがアマプラの口コミとなります。
(印象に残る作品が少ない)

あとはネタバレが多いのでまだ見てない作品がある人は目次からのクリックで飛ばせるのでそうしてください!

今月はかなり映画を見たのでボリューム感がすごいので暇つぶしにでもどうぞ!

では、スタート!




①ロスト・フライト


フィリピンのホロ島に不時着した航空機のブレイザー119便。だが、そこは反政府ゲリラが支配している危険な無法地帯だった。そして、機長トランスは生き残りをかけた激しい戦いに身を投じていく。

個人評価:★★☆☆☆

Amazonレビュー ★4.1

確かに、突っ込みどころは沢山ある・・とはいえ
見ていて気になってストーリーが頭に入ってこない、という事は全然なし。
カンダハル、みたいに舞台や設定が大掛かりじゃなくて出演者も
バトラー以外はほとんど知らない役者さん(少なくとも知っている人はほとんどいなかった)

なので逆に先入観なしで鑑賞できるのって案外大事。
小ネタも伏線にしつつ、ちゃんと考えたストーリー展開だったし
本社の対策担当者がちゃんと現状を把握できる切れ者、という設定も
助けに来たレスキューチームがちゃんと有能だったりと
見ていてストレスはあまり感じないままちゃんとエンディング。
登場人物の感情などをあまり表現しようとしないところがかえって
効果的だったのかもしれない。

バトラーだって元空軍の軍人、ではあるけれど輸送機って自分で揶揄してたでしょ。
当然ながら人を殺したことはないはず。最後のあの表情には急に何人もの人を殺してしまった自分、というのがまだ消化しきれていない感、も感じました。

でもセリフには一切ない、それは見る人が感じればいい、という事でしょう。

娯楽作品てこういう感じでいいんだよ、という気がします。
ま、現実にフィリピンならあの前大統領のやり方を考えるにこんな無法な島は多分存在していないだろうな、とは思うけど(笑)

機長に悪天候は上に上がれば問題ないと言う超いい加減すぎるディスパッチャー、機長も不服そうなポーズだけで出発する。不時着を決めると、いきなり着陸に適した真っ直ぐで広い道が真ん前にある、再離陸に際して、180度ターンが必要な幅も無いのにあっという間にターン出来る、離陸後エイルロンも吹っ飛び飛行不能になるも、またも目の前に滑走路が出てくる。他にも??な疑問がキリがない。

②ノイズ


黒イチジクの栽培で活気を取り戻しつつある過疎の島「猪狩島」に、1人の怪しげなよそ者がやってくる。しかし、島で暮らす3人の男たちが、彼ともみ合った末、誤って殺害してしまう。それをきっかけに、島の未来が大きく狂い始める。

個人評価:★☆☆☆☆

Amazonレビュー ★3.3

レビューをみていると原作があるのを知った。
未読でネタバレあり

訳のわからない事を言い出して視聴者にとってノイズでしかなかった男
絶対間違ってるだろ、ばればれ稚拙すぎると思っていたが見事にやってのけた。
想像と違ったのは見透かされた相手が刑事だった事か。

殺人鬼がいて危険なはずなのに家族を置いて飲みに行く設定等
主人公?の思考だけは最後まで理解できない。
かさぶた警官も突飛すぎるしノイズの男以外はちょっと無理があった。
回想部分はどっちかよくわからないし、豪華俳優陣を起用しているのにかなり作りは甘かった。
ノイズの男がやってのけたのと、じじいとばばあの戦闘がとても面白かったので満点にしたいがさすがに星4。

原作の漫画は2年以上かけて描かれたものです。
結末がどうなるのかとドキドキしながら読みました。

原作では主人公が死体を処理したのちに偽装自殺をして山に潜伏。残した家族を親友に託す。
親友は主人公をサポートしながら主人公の家族を見守る。
のちに娘は父親が生きていることに気づいてしまい、父を探し始める。という展開。

映画では完全に別の物語りでした。
親友が主人公の妻に横恋慕するなんて陳腐な結末。
そこまでしたのに妻は夫の帰りを待つというオチに誰も救われない最後。

ぜひ原作漫画を読んでいただきたいです。

③キングスマン


ロンドンにある高級スーツ店キングスマン。その実体は、どの国にも属さない最強スパイ集団のアジトだった。そんな中、チームの一員が殺害されて新人をスカウトすることになったエリートスパイの男は、元エージェントの父を持つ街の不良少年に声をかける。

個人評価:★★★☆☆

2014年の作品らしいけど、何で見てなかったのかと思うほど惹き込まれる何かがありましたね。

あと自分が映像の仕事してるときにYoutubeとかでメイキングを見てたので今になってやっと「この作品だったのか!」と思いましたね笑
やっぱりカメラワークが少し独特でそれが癖になりますよね。

新鮮に見えるアクションシーンが見所です。
続きが気になってすぐ続編を観ました。

あと青年役のタロン・エジャトンを見て
「どこかで見たことあるな・・・」と思ったら
ロケットマン(エルトンジョンを描いた映画)の人だ!と思い出したこともスッキリした笑

作品も面白くて満足!

Amazonレビュー ★4.4

ストーリーがよく練り込まれ、詳細まで作り込まれた映像がテンポよく展開する...まさにこれぞスパイアクションエンターテインメント映画!と断言できる内容です。ロンドン市内のサヴィル・ロウを物語の中心に据えて英国ジェントルマンの存在を全面に推すプロットのセンスが最高です!一見グロい映像が多いのですが、観終わった後そんなに気分が悪くなるわけではないところ...まじいいですね。

一言でいうならグロ注意

それまでのスパイもの映画の代表格(007やMIシリーズ等)が素晴らしすぎるせいかもしれませんが
それらを期待してこの映画を見ると、なんというか胸糞悪い気分にさせられます。
大量のグロテクスな殺人描写(≒敵を倒すシーン)が多すぎる かつ それを芸術的な表現に置き換えているところが余計に気持ち悪さをあげているため、そういうシーンが苦手な方には不向きかと思います。

それ以外の部分については上記映画にも優れぬとも劣らないと思ってはいますが、
その部分がいい所を押し下げるレベルでひどいとも言えます。
(逆にそういう表現が好きな方には好評で、レビューで高評価をあげている方もそういう方がほとんどなんでしょう)

せめて主人公たちの組織が「平和のためには自分たちは外道でもかまわない」というスタンスというところを最初に説明してくれるなら許容できるかもしれません。

④キングスマン:ゴールデン・サークル


イギリスにある世界最強のスパイ機関「キングスマン」が、世界的麻薬組織による突然の襲撃に遭う。生き延びた男は、同盟機関に協力を求めて渡米。しかし、英国紳士の彼らとは対照的に、相手はいかにも「アメリカ的」なチームだった。そして彼らは協力し、逆襲に臨む。

個人評価:★★★☆☆

前作が気に入りすぐ見た続編ですが、1よりかは評価は下がるかな。

1で活躍したキャラクターや、愛着のあるキャラがすぐ死ぬのなんなん?笑
それだけで評価を下げたわけじゃないけど、被害の規模が大きくなって
大味になった印象かな。

ただ、エルトンジョン本人が出てるのは嬉しかった笑
ロケットマン繋がりってこと?

詳しく調べてないからわからないけど
とりあえず良いキャラを演じてました!

そして、まだ続編があるのですが、まだ見てない。。
6月中に見れたら見る!

Amazonレビュー ★4.4

決して悪くはなかったし、
今作も怒涛の全編だったけど
さすがに【1】の衝撃は越えられなかったかな。
冒頭からの30分が【1】のラスト30分同様
確かにクチを開けたまま駆け抜けて、
丁度1時間10分辺りでは
おそらく【1】のファンの人の顔は
ニッカーーーーと笑っただろうと思います(笑)
【そ~こなくっちゃ!】ってね♪

何もかもをフッ飛ばしてしまって、
今作はどう繰り広げるのかと期待してラストまでの大暴れに付き合いましたが、
娯楽映画としては楽しめた、、、
という感じ、かな…チョットだけ残念っ^^;

キングスマンと言えば賢い、強い、かっこいいだと思っていたけど、今作はどれも見当たらない。
仲間を説得しなきゃいけない場面でろくに発言しなかったり、多くの命を助けるためには一刻を争う場面で悠長に発症を待っていたり、同じく入力をだらだらとしたりと、明らかに賢くないだろう!!な場面が多い。どしたん・・・?

戦い方もスマートさが無かった。ガードする傘を延々とがりがりされてるの何なの・・・?
全体的に、なんだかお遊びに転じてしまったんですかね?残念。

⑤チェイサー


本国韓国でセンセーションを巻き起こした新人ナ・ホンジン監督による衝撃のクライム・サスペンス。風俗店を経営する元刑事と連続猟奇殺人犯との緊迫の攻防を緻密かつダイナミックに描き出す。デリヘルを経営している元刑事のジュンホは、店の女の子たちが相次いで失踪する事態に見舞われていた。やがて最後に会ったと思われる客の電話番号が同じ事に気づくジュンホ。そして、その番号は直前に送り出したデリヘル嬢ミジンの客とも一致していた。ほどなくミジンとの連絡が取れなくなり、心配したジュンホはミジンの行方を追う。そして、偶然にも街中で問題の客を捕まえることに成功したジュンホは、男をそのまま警察に突き出すのだったが...。

個人評価:★★★☆☆

Amazonレビュー ★4.2

大量・連続)殺人事件の実話の映画化というのをいくつ見たか分かりません
人口が5300万人しかいない国にしては多すぎだと思います
しかもただ殺すだけじゃないので、演出なのかもしれませんが
猟奇殺人が過ぎますよね

そのうえで
落ちが、日本的じゃなく、視聴者を真逆に落とす
狙ってそうしてるにしても、しんどく終わります

韓国映画だとこれが凄い・面白いと感じることが出来る人は私を含めいるのでしょう

これを見て高評価できるのなら
しんどい映画たくさんありますので
YOUTUBEのタイラーチャンネルで選んでチャレンジしてください

実在の事件が元になっていると聞いて驚いたが、
もっと驚いたのがこの映画が全世界で数々の賞を受賞していること。

はっきり言って、どこが優れているとして作品が評価されているのか全く分からない。
日本のドラマなどでも時折描かれる無能な官僚機構としての警察は見事に描かれているが、
こういったサスペンス映画に特有の緊張感などは非常に平凡で、全くのめり込めず。

韓国にはもっとイイ映画があると思うのですが・・。

⑥コンスタンティン


普通の人間には見えない天使や悪魔を見分ける特殊能力を持つ孤独な男は、自分の恐ろしい能力に絶望し、荒んだ日々を送る。ある日、悪魔祓いをすべく少女のもとに訪れた彼は、天国と地獄のバランスが崩れ去ろうとしていることを予感する。

個人評価:★★☆☆☆

Amazonレビュー ★4.4

大昔、レンタルした記憶はあるものの内容は全然覚えてませんでした。
プライムで視聴できるので早速観ました。

ふむふむ、これはエクソシストの話なのだと思いました。
少し違うのは、主人公が神父などではないと言うことですかね。
映画公開時としては、CG駆使して凄い映画だったと思うのですが現在観ると、う~ん、って感じる部分もありますね。

大天使ガブリエルが、あんなことになってしまうなんて。
ガブリエル、その後どうなってしまうんだろう・・・
ガブリエル役の俳優さんの印象が強烈。
ナルニア国でも存在感、凄かったですけどこういうオーラが出まくってる女優さん、私は好きです。

血だらけ、ガラス割りまくり、壁崩壊など、凄いことになってました。

もっと深みのある作品だと思っていたので、まったく期待ハズレでした。一見宗教的かと思いきや、中身は幼稚で、話の筋道もよく理解できず、役者の存在感で辛うじて作品の体裁は整っていますが… 自分的には駄作です。これなら角川アニメの『幻魔大戦』の方がずっと面白い。

⑦サイレント・トーキョー


12月24日、東京。テレビ局に爆弾テロの犯行予告の電話が入り、恵比寿の指定の場所へと向かった男は、そこでベンチに座ったまま動けずにいる主婦と出会う。そして2人は犯人の巧みな罠によって実行犯へと仕立てられていく。ほどなくして、渋谷を標的とした新たな犯行予告が出され、犯人は首相との生対談を要求してくる。

個人評価:★☆☆☆☆

Amazonレビュー ★3.1

ネタバレあります。
人間関係がちょっとわからない部分があります。見落としがあったのかな。(他のことやってたから)
犯人は総理の発言をきっかけに犯行に及んだ。爆弾の作り方は、戦場でおかしくなって帰ってきた旦那に教えてもらった。佐藤浩一は、その旦那と戦場で一緒だった。
(ここからが自信ない)
最初の犯行現場をたまたま目撃して、石田ゆり子が真犯人だと認識した。
佐藤浩一は石田ゆり子に電話?でコンタクトをとったから、爆弾設置場所を知っていた。
息子(中村倫也)に危険がおよぶ可能性があったから、情報を流した。
中村倫也は、佐藤浩市が真犯人だと勘違いした。

佐藤浩一も息子から見たら、ヒドい父親なんだろうけど、離婚したのも、戦場での体験でおかしくなってしまったことが原因ではないだろうか。
佐藤浩一と石田ゆり子は、「あんたと旦那の話が聞きたい」と言っていたから、少なくとも直近では会っていなかったことになります。それでも、あの短い時間の会話、一緒に自殺したのは、旦那と強い結びつきがあったのと、やはり戦争によって自分と同じように人生を狂わされた石田ゆり子に共感したからと解釈しました。

爆破予告のあった場所で騒いでるやつらは死にゃあいいと思いましたが、整理していた警官が巻き込まれるのは悲しいと感じた。

私が映画を見慣れていないからでしょうか?
主要人物の過去、若い頃に起きた動機などを、再現映像で見せられるのですが
全て別人が演じていて、誰の何を見せられているのか、瞬間的に理解できず、いちいち引っかかります。

それが原因で、佐藤浩市、石田ゆり子、自衛隊の人、各人が誰が誰で何がどうしてこうなったのか
スムーズには全く入ってこず、それが感情移入を阻害していて、見ていてしんどくなりました。
ストーリー自体も理解はできても受け入れるほど、中身が濃い物でもなく
途中で何やらメッセージ的な文言が出てきますが、はぁ?でした。
話は時間内に収めようと、進行のテンポは良いのでしょうが、頭の悪い私は
イライラしながら時間を無駄にしたなぁ~~~という悔しさで、虚無感を満喫しながら
普段は書かないレビューを書く動機になりました。

あのちゃんが吹き飛んだシーンで笑えたのと、広瀬アリスが演技お上手だ!と感心しましたが
あれ、いりますか?

⑧真夜中の虹


フィンランドの北の果て、ラップランド。炭鉱の閉山で失業したカスリネンに真白なキャデラックの鍵を託し、父は自殺する。カスリネンはひたすら南を目指してロング・ドライヴへと出発する......。「マッチ工場の少女」や「コントラクト・キラー」のカウリスマキ監督によるハードボイルド映画。

個人評価:★★★☆☆

Amazonレビュー ★4.4

炭坑が閉山となり失職した男は車を譲り受け、新天地に望みをかけ、一路南へ。
ところが道中強盗に遭い、全財産を奪われ、港湾で違法な日雇い労働で日銭を稼ぐ破目になり、貧民宿で過ごす日々。
そんななかシングルマザーと出会い新しい人生がひらけてきたと思いきや、職は見つからず、港湾の違法日雇い労働も摘発され、貧民宿も追い出され、そのタイミングで偶然冒頭の強盗に再会し、追いかけ揉み合いになった挙句、自分が強盗と間違われお縄になり、しかも有罪判決で刑務所へ……と転落とどまること知らずなのですが、一見それほど悲痛な印象を受けないのは、主人公が淡々と不幸を消化していくように見えるからです。

しかもそれは大人しい羊のような従順さというわけではなく、人生のなかで不運と折り合いをつけるある種の「タフさ」であるように思える。とはいえ、刑務所がどん詰まりというわけではなく、さらなる転落が主人公を待ち受けているわけですが、そこからは映画はいっそうお伽話の領域に入っていきます。

このお伽噺は見かけ以上に深刻です。人間が疎外され、福祉が機能せず、警察と司法の不正義が蔓延する社会を背景として描かれたこの主人公の口数少ない内面のひろがりを、また彼が歩むことになる未来を、わたしたちがどのように想像するか。そして翻って、彼の運命をわたしたち自身の社会に照らし合わせてなにを考えるか。その責任が問われているような気がします。
いちばん好きなシーンは、マッティ・ペロンパー演じる同房者が握力トレーニング器具をかちゃかちゃやるところです。

淡々と進み、淡々と終える。酒瓶で頭を殴られ金を盗まれた一文無しにも関わらず、バーで女たちを侍らせて飲む金があるのは不可解。女は全てを投げ打って、息子と一緒に男に付いて外国に逃亡するほど想いを寄せたのは何故かは分からない。
同監督の他作品にも頻繁に出て来るが、フィンランドは治安が悪いのだろうか。勿論、ある監督がヤクザ映画を撮り続けるからといって日本がヤクザだらけではないが。ヤクザ映画ならぬ、頭を殴られる映画。

⑨ギリシャに消えた嘘


1962年、ギリシャでツアーガイドをする青年が、裕福な夫婦と出会い案内役を務める。しかしその夜、夫の男が殺人を犯してしまう。後始末を手伝った青年は彼らの正体を知り、3人は数奇な運命をたどることとなる。

個人評価:★★★☆☆

Amazonレビュー ★3.3

なかなか良かったです。割とすんなりストーリーに入っていけて、正統派のサスペンス映画
という感じがしました。

資産家のチェスター(ヴィゴ・モーテンセン)が渋めの紳士然という風貌ながら、めっぽう
腕の立つ詐欺師という本来の姿を持っています。その妻コレット(キルステン・ダンスト)は
とびきりの美人というわけではないのですが、可愛げのある表情やその仕草に好感がもてました。
ツアーガイドのライダル(オスカー・アイザック)はだますつもりの二人に次第に惹かれていき、
行動をともにして本当に二人を助けようとまでします。

妻のコレットが途中であのようなことになったのは少し残念でしたが、予想していたラストを
迎えられたことに安堵しました。

ラストシーンで詐欺師が都合よくもう一方の他人の容疑を完全に払拭する「言葉を残すが、これは絶対NGである。」何故ならば、都合が良過ぎて、映画作りのために欠かせない締め方を、ここが全て担っているが、これほどの悪人には到底そんな見込みは無いとハッキリしているし、言葉の果たす役割が映画にとって手回しがいいだけのことだから、当てはまってこない。全く薄っぺらな映画製作サイドの下手な問題が丸出しである。

⑩ブルータル・ジャスティス


刑事のブレッドと相棒のトニーは、ビデオに映った容疑者に暴行を加えたとして停職処分を受ける。彼らは次第に、犯罪の裏社会に堕ちていく。

個人評価:★★★☆☆

Amazonレビュー ★3.5

2018年公開のアメリカ・カナダ製作クライム映画。何気なく観ていたら意外な掘り出しものの作品で驚いた。映画の枠組みで警察小説(87分署シリーズ、マルティンベックシリーズ)のようなシーンがなかなか再現されないのは、演出上の無駄を省く必要からだと思われるがこの映画では張り込みシーンでの無駄話をしっかりと取り入れておりその必要性を熟知している点に好感を得た。無駄話をしながら対象者の方向から目線を外すことがないことでベテラン刑事としての背景を説明するような演出は上手くリアリティを感じられた。

現実はこんなもんだという刹那感が漂っている点も娯楽性との折り合いをつけないことでの主張があるようで小説を読んでいるような見ごたえがある内容だった。主役のブレットを演じていたのはなんとメル・ギブソンで、なんか迫力ある演技だと思っていたら最後のテロップを観て驚かされた。相棒のヴィンス・ボーンもいいアジをだしており単なる引き立て役で終わっていないところがイイ。お互いの腹の読みあいを目線で行うシーンなども印象に残り一蓮托生具合がよくわかる内容だ。

長い上映時間はそれぞれの刑事の背景まで踏み込んでいることで、作品に奥行きを与えており決して無駄な時間ではない。じっくりと腰を落ち着けて小説のような楽しみ方が出来るこの作品、是非無駄と思える演出の意味を考えながら観て欲しい。最近の『タイパ』重視の方々には向かないだろうなぁ。

2時間40分と長い尺を割いている割には、主人公の家族のエピソード(娘がなぜいじめられるのか、嫁がどうしてそこまでの後遺症を負ったのか)回収や、人物の描写(犯人グループのモチベーションやリーダーの残忍なキャラクター)ができていないと思います。

他の方も書いていますが、ダラダラと無駄な会話や、無意味な「間」があり、作品にのめり込むことができませんでした。単なるアクションものならスッキリするエンディングを期待するし、社会的なメッセージや最後にハッとさせられるどんでん返しがあるようなサスペンスでもなし。にもかかわらず、死体を損壊するなどグロテスクで不要なシーンもあるので注意してください。

休日に何もすることがなくって時間つぶしに観るならいいかもしれませんが、おススメ度的には★★2です。

⑪悪魔を見た


婚約者を切り刻まれた国家情報院の捜査官の男が、快楽殺人者である犯人の男を突き止める。彼はその男を昏倒させ、GPSカプセルを飲み込ませた後に解放。その後も罪を犯し続ける男に対し、残忍な復讐を仕掛けていく。

個人評価:★★★★★

今月観た映画の中では一番印象に残ってる作品。

少し古い作品でタイトルや画像は見たことあったんだけど
何故か見たい気持ちが起きずそのままにしてたけど
今回やっと見れました。。笑

これはもっと早く観ておけば良かった。

2011年の作品なのに車の中の2対1のシーンがすごく良かった!
ヒーローものでもないけど、あのシーンは楽しい。

そして、ちゃんとグロい。
たぶん苦手な人は多いと思う。
うんことかも表現されてるしw
この言葉だけみても「うんこ!?」って思うかもしれないけど
まあ、、うんこも出てくるんです。笑

あとやっぱりこういう多少のグロさとサスペンスが大好きなので
すごい刺さった。
あと、ぶっ飛んでるキャラクターは好きなので楽しめた。

実際に韓国で起きた殺人事件をもとに作ってるので見応えもあります!
おすすめ!

ただ、人には勧められないかな

Amazonレビュー ★3.8

犯人も報復者も結果的に不幸なのは全て自分の行動の結果。結果から見れば一番不幸になったのは主人公でしょう。そもそも有能そうなのにそうなり得る、そうなる可能性もあることを考えて行動出来なかったのが作品を通してのツッコミどころですかね。。あと、犯人はかなりの負傷をしてるわけだけど、そんな状況でも性欲が凄すぎませんか。まあ、とにかく全体を通して汚い部分も見せまくる内容です。

(韓国映画特有の無能警察は今回も登場、、、。作品がシリアスな内容だろうとコメディチックな絡みをしだすのが個人的に本当に嫌いです。。)
ラストのお互いを見合う場面は、どちらの目線から見ても、目の前にいるのは’悪魔’ってことですかね。

暴力的。凄まじく暴力的です。
ここまで暴力的に描く必要性もないんでしょうけど、
その暴力性・暴力描写が全ての映画です。

ストーリーや人物設定などは、メインではありません。
とにかく、胸糞悪いサイコパスが、女性を犯して、殺す。
それを警官が、ボコボコにする。逮捕せずリリース。
そしてリピート。

物語としては大して深みもありません。
が、この映画のメインはソコではなく、
とにかく暴力描写を描く為だけの映画、、
と言い切ってしまっても過言ではないかもしれません。

推理や捜査等、ミステリーの要素があったなら、
ストーリーでも深みが出たかもしれません。
主人公は警察官ですが、捜査や推理の要素はほとんどありません。
ソコは期待しないで見た方が良いでしょう。

警官という職務の者でも、復讐に狂って道義的な道を踏み外す。。
という為の設定でしかないかと思います。

⑫ゴジラ-1.0


戦争により、先進国から「無」の状況に陥ってしまった日本。だがそこへゴジラが現れ、日本を「無」から「マイナス」の状況へとさらに落とし込んでいく。

個人評価:★★★☆☆

Amazonレビュー ★4.3

ハリウッドのゴジラがどんどんとSFファンタジーの世界観になっていってるのに対して、
日本のゴジラは「ゴジラという巨大生物が存在したとしたら」
という仮想を如何にリアルに再現するかに近年は注力した作品が多い。
そしてそっちの方が私の好みだ!w
しかしところどころでイライラさせられることも多かった。
最初の島で神木隆之介が機銃で撃たなかった理由が解からない。
結局倒せなかったかもしれないが、
やらなければやり過ごせるとでも思っていたのか?
「逃げた」と言ってるのはそういうことなのか?
でもその時点では撃てば死なない生物は居ないという認識だったのだから
撃たないという選択は無かったと思うので不自然でイライラさせられた。
あと銀座にゴジラが現れた時も電車乗ってる客とか
逃げる時間的猶予もあったと思うのだが
全員がぽか~んとしてたのにもイライラさせられた。
その後、浜辺美波が人々が逃げている雑踏の中でぽか~んとしてたのも
なんでかさっぱりわからなくてイライラさせられた。
その後、戦車がゴジラを撃ってる時も人々が
その光景をぽか~んと見てたのも不自然で気持ち悪かった。
何故どいつもこいつも逃げることに全力を尽くさないのか?
そういう不自然で不可解な行動原理は観ていてどうしても納得感が無く
気持ち悪く思えてしまう。
あと最後の特高シーンはあまり時間を割かず
「え”っ!!!?」って思うくらい一気に一瞬で良かった。
その方が良い意味で衝撃的な良い場面になったと思っている。

★×4

とはいえ頭がお花畑なハリウッド作品よりは圧倒的にマシ!
人類が既存の技術や叡智を集めて未知の巨大生物に挑む作品の方が
リアリティがあって物語を体感できる!

おそらくは海外でのヒットを望んだ結果として、安っぽいハリウッドテイスト作品になっているかと思います。字幕配慮なのかコメディ要素のためなのか、会話のテンポが遅くて、役者さんたちのゴジラへの恐怖感も弱く、子供・外人向けと感じます。低予算と言われる中で今までと違う「ゴジラ」を演出した成果として、世界でヒットしているのは日本のコンテンツとして何よりですが、個人的にはゴジラじゃなくても良かった感がぬぐい切れず、魅力あるゴジラの描写に力を注いでほしいと思いました。

〇以下ネタバレ
特に作中の人物らにも視聴者にも後半のゴジラは想定内で、おとなしさとロボット的なCG感で生命力が感じられず、怖さが全くなかった。
恋愛要素やアクションのくだり等、題名通りに必要ないものをそぎ落として、命を懸けて力を合わせ迎撃に結束していく流れ等の見せ場の演出の仕方に一捻りあってもよかったのでは。形が元に戻ったかのようなきれいすぎる死体や終戦後数か月たった冬場の東京の道端に木片や瓦礫がゴロゴロ落ちている等の不自然な描写も気になりました。生存エンドもいかにもハリウッドっぽいです。

⑬ちょっと今から仕事やめてくる


過労によって駅のホームで倒れ、男に命を救われたサラリーマン。記憶にはないが幼なじみだという彼との出会いを機に、明るさを取り戻し仕事も軌道に乗り始める。しかし、その男は3年前に自殺したはずの人物だった。

個人評価:★★☆☆☆

Amazonレビュー ★4.1

本当にブラック企業で苦しみ抜いている人間にとって
「山本」のような救いは現実にはいないでしょう。
だからこそこういった創作の中から救いを気付かせてくれる映画が必要なんでしょうね。

ただ公開当時としては素晴らしいメッセージ性の映画だったのでしょうが
昨今の新型コロナによる経済破壊&新型ストレス社会とも呼べる
時代の中では「劇薬」にもなりかねない部分もある映画です。
映画内容に触発され退職した先に待つ未来は
作中内の当時の世相に比べあまりに厳しく
決意して退職した末路が結局…という事も考えられなんとも難しいもので。

今回着目したいのはメインヴィランともいえる吉田鋼太郎演じるブラック上司。
関わる当人達にとってはたまったもんじゃないにしても
映画としてハタから見てる分には当人のコメディイメージや
独特のワードセンス(歯磨き粉のCMのくだりは素直に笑いました)あわせて
少し「フルメタルジャケット」におけるハートマン軍曹的な面白みもあったりします。
日本社会における永遠の闇を扱ったキャラクターだけに
あまりにリアルに生々しく描き過ぎると観る側がストレスで
ギブアップしてしまいかねないので
このポジションのキャラクターとしては絶妙な「荒唐無稽」的バランスだったように感じます!

ネットの映画レビューで「仕事をやめてスキップするシーンが爽快」とあり、面白そうだと思い見ました。
ストーリーもわかりやすくブラック企業に勤める主人公を、山本が色々と元気づけ前向きに仕事を辞めることになります。
そこまでは、割かし楽しかったのですが・・・後半、山本の正体についての構成なのですが正直全くいらないと思いました。
映画「きっとうまくいく」も後半で主人公が正体を隠したまま身をくらまし、主人公を探す旅に出るのですが、あちらは主人公は本当に身を隠し、逃げ回り、探すのも苦労して楽しいのですが、
こちらはアッサリと居場所が見つかる、というか山本自ら手紙まで残して渡してくれって・・・
じゃあ主人公にいなくなること説明してから海外行けばいいじゃん・・・と全く感動が出来ない再会でした。

また、自殺を止める理由が「家族」「子に先に死なれて悲しまない親が・・・」とのことでしたが
そうではない、生きるというのは自分自身が楽しむことが最優先なのだと私は思います。
実際、ブラック企業で過労死や、命を絶った方々の記事を見ると親が無関心であったりすることも多いため、救いを求めてみた方は逆にがっくりすることがあるかもしれません。

⑭アンブレイカブル


乗客131名が死亡する悲惨な列車追突事故で1人だけ生き残った男が、これまでの人生で大きなけがや病気をしてこなかったことに気がつく。そんなある日、彼のもとに謎の人物からのメッセージが届く。彼とは正反対に体の弱いその人物が、不滅の肉体を持つ彼が存在する意義を明かしていく。

個人評価:★★★☆☆

Amazonレビュー ★4.0

分かりやすいヒーローものだと思って見始めたが、
ウジウジなよなよ全然ぱっとしないブルースウィルスを永遠と見させられて
頭の中が?マークで一杯になった。

正直見ていて全然面白くなかったのだが
途中から、これはヒューマンドラマなんだと方向転換して視聴続行。

すると、えやっぱヒーローものなの?というような匂わせ展開、、
もうラストも近いのに、一体これどういう話なんだ??
と展開が全く読めないのが逆に面白い。

最後はあれよあれよと衝撃のラストを迎えるわけだが、
結局一体、何だったんだろうと思わなくもない変な作品である。

取り急ぎスーパーヒーローものだと思って視聴するのはお勧めしない。

前半の2/3は不死身の謎を追求するような話で、
サスペンス感があって面白かったが、
結局大して理由も解らないまま事実だけを受け止めて
正義の味方たらんとする主人公の心情にいまいち魅かれなかった。
ミスターガラスは特段何かの有識者ってわけでなく、
妄想癖に駆られてるだけなんだから
ミスターガラスに「何をすればいい?」とか聞いてるのも
何でかよく解からなかった。
家を背乗りしてる犯罪者を見つけた後も警察に通報して任せればいいのに、
何故かその気になってて自分で何とかしようとしてるのもよく解からなかった。
子供に「お前の言うとおりだった」とか打ち明けてるシーンも
何調子に乗ってんだとか思ってしまった。

★×2

不可解な出来事にいまいち説得力がなく、
物語に没入できなかった。

⑮フェイブルマンズ


映画に魅了された少年サミーは、映画監督になる夢を抱くようになる。そして彼は、自身の夢を本気に捉えていない両親との間で葛藤しながらも、さまざまな出会いを通して成長していく。

個人評価:★★★★☆

スティーブン・スピルバーグの人生を描いた作品という情報は知らず、雰囲気だけで見始めたんですが、途中でこれ実話か?
と思って見終わったあとに調べるとスティーブン・スピルバーグの話だったのでビックリしたけど、とても楽しかった!

2時間半という長さなので「ちょっとしんどいな」と思って
ずっと見てなかったけど、見たら結構あっという間に惹き込まれた作品!

シンプルにスティーブン・スピルバーグって子供の頃から凄かったんだなーと思いました笑

一つ疑問だったのは母親の不倫相手になる男ですが、最初からずっと家族同然に現れるので
どういう状況?って感じだった。。
親族でもないのにただの仕事の同僚があんなに家に来ることある?
家族旅行にもついてくるし笑

不倫の匂いはプンプンしてたけど、あんなに不自然なことある!?

そこだけ疑問だったわ。。

Amazonレビュー ★4.1

スティーブン・スピルバーグが、少年期に両親に連れられて行った劇場で初めて映画に出会って夢中になり、買ってもらった8ミリカメラで列車の模型や家族や同級生たちを撮影して作品に仕立て、ついには映像制作の仕事を手にするまでの自伝的映画だ。原題は『The Fabelmans』となっているので、フェイブルマンというユダヤ人家族の物語とも言える。「フェイブル」は「寓話、作り話」といった意味で、「フェイブルマンズ」は「寓話を語る者」という意味もあるようだ。

 映画の途中で挿入されるユダヤ人の習慣であるハヌカや音楽、キリスト教徒からのイジメ、両親の離婚などがある中、映画の魅力に取り憑かれていくプロセスがよく描かれている。それと同時に、後のスピルバークガントク作品である『衝突』『シンドラーのリスト』『ジョーズ』などのアイデアや構図までもが浮かんでくる。

 また一番面白かったのは、映画会社に何通も手紙を書くが返事がないことを嘆くシーンで、スピルバーグ監督ですら、その試練をくぐり抜け、今があるということだ。映画はカタチのあるモノではないので、無形資産を生み出す能力があるかどうかを見抜くことができるのは、それを生み出すことができる人に限られる。イマジネーションが湧かないと評価できないからだ。結局、評価能力のある人に出会うかどうかが運命の分かれ道になるのだろう。

スピルバーグの映画として観るより自伝ドラマと割り切り観ればまだいけるかも。
盛り上がりもなく終始、母親のキャラに不快感を持ちながら最後までみました。
どの登場人物、セリフもなんか掴みどころなく空虚です。
続編というより10話のドラマ、3シーズンくらい作成して登場人物深掘り、映画監督になってからの苦労を映像化すればタイトルのような名作化したかも。

⑯非常宣言


ハワイへ向かう飛行機KI501便の機内でバイオテロが発生。被害を食い止めようとする国土交通大臣だったが苦戦を強いられ、KI501便にタイムリミットが迫る。

個人評価:★★★☆☆

Amazonレビュー ★3.7

さまざまな人間模様が描かれ、二点三点する展開にハラハラドキドキ。
感染対策に対する国家的対応、人としての選択、愛する家族に対する思い、愛の決断と行動(チーム長)、信念を貫くことによる苦悩と判断(元機長)、様々な登場人物が奇遇にも同時飛行機に乗り、地上の家族を絡めたやり取りの応酬であった。
人は極限状態になったときにどのような行動をとるのか。
常識やルールを越えて妻のために奔走するチーム長、彼のような存在は韓国人らしいのかもしれない。
そこまでするという決断と行動力には感服する。

雰囲気作り、スケール感、演出も悪くない。音楽も離陸時など、非常に効果を出していた。長めランタイムも概ね飽きず観られた。
が。B映画ならまだしも、Aレベルの映画なのに、粗が非常に多い。
感染基準に差、違い過ぎる発症時間の差から始まり、コクピットに容易く入れること、飛行機へのパニック誘発の情報を流しているのが大臣...など、おそまつに見える。

心理的にも気になるところだらけ。感染発症した機長の席に躊躇わず座る副機長とか。些細に見えるが他にも多過ぎる。
発疹が症状だからアトピーの子供を恐れた乗客に怒鳴りつける(おそらく)主役の男。彼は飛行機の軽い揺れだけでパニックをおこしたり、ひょいひょい歩き回れたり、不安定。態度でかいし、偽善臭いし、さっぱり感情移入出来なかった。副機長、子供絡めて泣かせ要因なのもあざとい。

結局、飛行機はホノルル着陸を断られてUターン、燃料が足りない!しかし何故成田?結局、韓国ソウルまで燃料が持つ不思議。
また有り得ない韓国基準で対応する日本国、自衛隊の行動は異常な描き。なんでこんな描き方をするのか悲しくなる。散々、悪意ある国扱いしておいて、直後に気持ちは分かる?

国交相大臣、大統領ばりに出張り過ぎ。大統領は勿論、保険局や外務大臣は何処?
地上捜査側の刑事ソン・ガンホも対策ルートの中央に居過ぎだし、性格荒過ぎて不快。
感動終局にも煽り過ぎ。終盤は冷める。

⑰ウォール・ストリート


2001年、かつてウォール街で暗躍したカリスマ投資家ゴードン・ゲッコーは、8年の刑期を終えて出所する。しかし全てを失った彼を出迎える者はおらず、彼の時代は終わったと思われた。それから7年後。ゲッコーの娘はいまだ父を許せず絶縁状態で、金融業界で成功を収めた若い男と恋仲になる。しかし恋人の務める会社に関するあらぬ噂が流れ、株価が暴落して社長は自殺。事態の裏で糸を引く人物がいることに気づいたその恋人は、反撃に出るためゲッコーに協力を仰ぐ。

個人評価:★★★☆☆

Amazonレビュー ★4.1

まず今回のゲッコーはそんなに「超ワル」てほどではありません。
そこが2作目のいいところですかね。
もちろん悪人が突然善人になって最後まで通すはずありませんが、マイケルダグラスが一作目よりも演技にパワー入ってます。
オマケなのか前作の主人公のチャーリーシーンもチョイ役で出演してますが、今回の主役シャイア・ラブーフが若いのにいい表情します。
監督のいたずらか、自殺した恩師ルウの亡霊が一瞬映りますけど、さりげなさ過ぎて見落とすかも(笑)
見どころはドンドンストーリーが展開していって、ジェイクとウィニーが巻き込まれていく描写が息をのみます。
特典映像が大量に収録されてますが、メイキングやインタビューを楽しみにセル購入されてる方は満足いく作品に仕上がってます。
まだ一作目のウォール街を観てない方はレンタルでもいいから先に観てから今作を観た方が絶対楽しめます。

携帯も小型化したし、中国人、新エネルギー、アメリカの不動産投機熱、サブプライムローンの崩壊による金融危機とか時代にあった話題が出てきますが、観客としてはGreed is goodのゲッコーさんに家族愛を期待してないのでは、という感じがします。前作はマネーと人間というテーマで幾つも名文句を生み出した、古典ともいえる映画でした。今回は舞台が新しくなっただけで、何も新しいものを生んでいない凡作と思いました。前作の時代からそれなりに変化したウォール街というかアメリカの金融、ニューヨークに興味があれば、時間つぶしとして、見ても良いかもしれません。。

まとめ


いかがでしたでしょうか

いやー、本当に久しぶりに映画をたくさん観れて満足です。

今回は結構韓国映画が多くて
グロい表現とかリアルな表現って韓国はズバ抜けてる印象ですね。

もともとグロいのは好きなんですけど
SAWみたいなアメリカのグロさではなく、アジアの独特な嫌なグロさがね。。リアルなんですよ。。

日本のグロさはいまひとつなので、サスペンス系でグロいとかリアルなのはやっぱり韓国映画だろ!と思って今回は韓国映画を多めに視聴しましたね。

6月はどれだけ映画観れるかな。

サスペンス系が好きなだけで
恋愛系やコメディも全然見れるので
6月はあまり見ないそっち系の映画を観れたらなと思います!


おしまい!

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