見出し画像

2022年4月の海外遠征 PCR等諸事情

 2022年4月12日から4月20日までアメリカ・フロリダ州オーランドへ遠征してきました。渡航時の必要書類や現地の様子などを備忘的にまとめておきます。
 ※以下の情報は時期により修正されたり不正確な部分もありますので、参考程度に考え、最終的な確認はご自身で行ってください。

ワクチン接種証明

渡航2週間以上前にワクチン3回の接種を完了していました。これにより現在は

(4)指定国・地域以外から帰国・入国する方で、ワクチンを3回接種していることが確認できる証明書を保持している方※は、入国後の自宅等待機を求めないこととします。

2022年4月現在
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00342.html

となっていてり、帰国時の隔離期間がゼロになっています。(渡航先が指定国・地域かどうかしっかり確認するようにしてください。)

2022年4月現在

出国に関する詳細はこちらで確認できます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

 ワクチン接種の証明はデジタル庁から出ているアプリで無料で可能です。英語版も表示でき、米国内でも有効でした。

赤が海外用、青は国内用。現地でもちゃんと有効でした。


PCR検査

 誰もが気になるところだと思います。渡航先によって要件が異なりますので、必ず渡航先の公衆衛生関連のサイトを確認するようにします。

日本から出国時

✅ 費用:1.5万円〜4万円
✅ 出国の前日以内の検査が必要
✅ ほとんどが事前予約が必要
✅ 早い所では1時間くらいで結果受け取り可能
✅ 検査直前に飲食すると、成分が薄まったりして結果が出ないので注意
✅ パスポートとフライト情報を持参のこと

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

 フライトの前1日以内のPCR検査の陰性証明書が必要です。24時間以内ではなくて前日以内なので、例えばフライトが12日の17時の場合、11日の午前中に受けても大丈夫です。行政の無料検査など結果受け取りに1日以上かかるような検査は不可ということですね。

 証明書の書式は特に決まっていないようです。海外渡航用ですと伝えればそれにあった英文併記の証明書を発行してくれます。証明書の提示が求められたのは出国空港のチェックインカウンターのみでした。PDFで発行されるところもあります。それでも問題ないはずです。

 保険診療ではないので費用はバラバラです。安いからダメ、高いから良いということはなく、特別に安い理由も高い理由もお医者さんの気持ち次第。強いて言えば結果受け取りまでの時間が違うくらいです。

 実際の検査は、漏斗を刺した試験管に規定量の唾液を入れるだけです。時間としては5分もかからずに終了します。


アメリカ・フロリダからの帰国時

✅ 費用は$175(23000円)〜
✅ 出国フライトの前72時間以内の検査が必要
✅ 空港内で手軽に受けられる。
✅ 予約が必要だが、オンラインでその場で予約手続きができる。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html

 こちらはフライトの72時間前なので、20日の午前10時の場合17日の午前10時以降となります。オーランド国際空港( MCO)内に複数あり、空いているので午後のフライトなら午前中に予約して検査してもいいかもしれません。予約はオンラインですぐにできます。
 また、米国内で乗り継いでから国際線に乗る場合、このフライト時間の起算は最初の国内線のフライトの登場時間になります。今回僕の場合は
 オーランド →   シカゴ →  東京
という乗り継ぎでしたが、オーランドの登場時間から起算になります。

 僕はオーランド空港内のこちらで受けました。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓

 前日18時に予約して17時過ぎに到着したところ、空いていたのでそのまますぐ受けさせてくれました。パスポートとフライトの確認をした後、5分ほどで検査が終わり、20分後にはメールで結果通知が来ました。
 チェックイン時の陰性結果の確認は携帯画面を見せるだけで済みました。

陰性証明書がメールで送られてきます。


日本入国時

 日本着陸後、入国審査の前にPCR検査があります。こちらは強制・無料の検査です。飛行機出口から直行で検査会場に向かいます。飛行機内で事前に渡されて記入した書類と、携帯から専用サイトに入力して取得したQRコードを持って手続きに進みます。専用サイトの入力には時間がかかるとありますが、数ページの質問フォームなので5分ほどで完了します。

書類は
① 質問票(虚偽申告がないか、アプリをちゃんとダウンロードするか等)
② 誓約書(①質問票に虚偽がないか等)
③ 誓約書(ほぼ同内容で住所等の記載欄あり)
④ 携帯サイトから読み込んだ質問ページに入力して得られるQRコード

前述の通り、検査前の飲食が多いと正しく判定されないことがあるので、着陸直前に水や食べ物、ガムなどを摂るのは控えておきます。

 手順としては
 ① 渡航書類の確認(5~10分)
    ↓
 ② PCR検査(5分)
    ↓
 ③ 結果待ち(15~30分)
    ↓
 ④ モニターに番号が表示されたら入国審査ゲートへ(陰性の場合)
 ※陽性の場合はそのまま隔離手続きに入ると思われます。

 空港の混み具合にもよるでしょうが、通常時と比べてプラス40分~1時間くらいで済みました。

まとめ

 通常時と比べて、PCR関連で3.5万〜4万円の追加費用とそれぞれ半日くらい余分な手間がかかりますが、関連施設は小慣れてきていているので大きなストレスはありません。
 ただ恐ろしいのは、搭乗の直前まで出国できるかどうかわからない状況です。症状がなくて元気でも、陽性と出てしまえば旅程は全てキャンセルになります。その辺りのリスクも踏まえての渡航と考え、出国前2週間くらいは徹底した自己管理で防衛する必要があります。それでも100%防げるものではありませんが。
 それでも徐々に通常に戻ろうとする現在、海外遠征などにチャレンジするチャンスがあれば、ぜひトライしてもらいたいです。
 

 


サポートいただくのはなんたる僥倖!思いがけないあなたから応援していただくのはサポート以上に嬉しいことです。ありがたく!