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塩屋埼灯台(Shioya Saki Lighthouse)
のぼれる灯台「塩屋埼灯台」。
日本の灯台50選にも選ばれている。
なんの予備知識もないまま、行ってきた。
1.塩屋埼灯台
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(1)ヒューンとする
灯台を見た事はあるけれど、のぼるのは、初めてかも?
灯台内の103段の階段をぐるぐるのぼり、いざ外へ出る。
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高い…!あ、怖いかも…?
あ、なんかヒューンとする!
高所恐怖症の方は、恐怖体験となるかも。
海にせり出した小高い丘に建つ塩屋埼灯台。外に出ると、真下は海。強風が吹いたら、飛ばされてしまいそう。柵はあるけど、命綱が欲しい。そんな事を言いながら、怖いもの見たさで、何周もしてしまう。ぐるぐる。
柵を背にして、灯台のてっぺんを眺める。ものすごく怖い。てっぺんが怖いんじゃなくて、後ろに倒れたら、下に落ちてしまいそうな恐怖に襲われるから。一緒に行ったEと「ひーーー!」と悲鳴をあげながらも、その行為を2度する。その場で、ただ上を見上げるだけの、なんてことない行為なんだけど、めちゃくちゃ怖かった。柵から手が離せなかった。ああ怖かった。
私が行った日は曇っていたけれど、晴れた日は、海と青空の絶景を見る事ができるはず。
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(2)資料展示室
資料展示室も併設していて、日本各地の灯台について知る事ができる。
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令和元年(2019年)に120周年を迎えた塩屋埼灯台。松本零士先生が寄贈した「塩屋埼灯台点灯120周年記念イラスト」も展示されていた。
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塩屋埼灯台は、
治安元年(1021年)常夜灯が完成
安政2年(1855年)常夜灯を再建
明治32年(1899年)初代灯台が完成
昭和13年(1938年)地震で初代灯台が被災
昭和15年(1940年)現在の灯台を再建
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塩屋埼灯台の歴史は、ここで終わっている。東日本大震災の被害はなかったのかなと思ったら、この資料展示室は平成20年(2008年)に開設されていた。だから記載がなかったのだ。
(3)東日本大震災
塩屋埼灯台は、平成23年(2011年)の東日本大震災によって、灯台の窓ガラスが割れたり、通路が崩れるなどの被害があった。また、津波の被害もあり、周辺地域の土地は、更地になっている場所もみられた。東日本大震災前には、もっと住宅が建っていたのだろう。現在、海沿いには堤防が作られ、灯台も復旧している。塩屋埼灯台は、はるか昔から現在まで、海と人を照らす道しるべとなってきたんだ。
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2.映画「喜びも悲しみも幾歳月」
映画「喜びも悲しみも幾歳月」は、昭和32年(1957年)の作品。塩屋埼灯台長の妻の手記を題材に作成された映画で、公開当時大ヒットだったそう。
3.美空ひばり「みだれ髪」「塩屋埼」
塩屋埼灯台の駐車場のそばに、人が集まっている。そこにあったのは、美空ひばりさんの歌碑と遺影碑だった。遺影碑からは、美空ひばりさんの歌声が流れる。
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福島県いわき市の塩屋埼の海をテーマとする「みだれ髪」と「塩屋埼(しおやみさき)」という曲がある事を初めて知った。この2曲は昭和62年(1987年)に発売されている。
【みだれ髪】
【塩屋埼(しおやみさき)】
4.運動不足解消!
塩屋埼灯台は、小高い丘に建っている。灯台内の階段だけでなく、灯台のある場所まで階段で登る(徒歩約10分)。訪れる際は、歩きやすい靴でおいで下さい。
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おわり
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