花園神社参拝
花園神社へ参拝。
沖縄から茨城に来た日、
茨城は雪がちらついていて、寒かった。
沖縄では暑く感じた服装も、
茨城では寒い。
この日の花園神社の気温は、9度。
溶け残った雪があちらこちらに。
川沿いや滝には、氷柱が出来ている。
しんと寒い。しんと冷える。
これだ。
寒いのは苦手だけど、
このしんと冷える感じが好きだ。
これが茨城の冬だ。
新型コロナの影響で、手水舎の水は止められていて、代わりにアルコールスプレーが置いてあった。シュッ!
楼門をくぐり、拝殿へ。
花園神社は、神様のお使いである「神猿(まさる)」がさまざまな場所に配置され、護られている。
拝殿の屋根には、金色の神猿の顔が。
拝殿で、いつもお護り下さっていることへの感謝を伝える。いつもありがとうございます。
拝殿の装飾を見ていたら、拝殿の後ろに階段があった。本殿への階段だった。
階段をあがり、本殿へ。
本殿には、見ざる聞かざる言わざるの三猿の彫刻がある。
?
片目だけ隠してる。
日光東照宮の三猿の見猿は、両目を隠している。
敢えて、片目だけなのかな。
悪い行いを見るな、を意味する見猿さん。
ちらっと片目なら、いいよ。
みたいな?
ちょっとおちゃめ。
花園神社の神猿様は、世俗に寛容なのかな。
花園神社に参拝した際は、ぜひ本殿の片目見猿様にご挨拶をおすすめします。
神猿様は「魔除け・勝運・神縁」を運んできてくれるそうです。よろしくお願いします!
本殿を参拝後は、境内にある御神木を巡る。
境内の奥にある御神木(三本杉)。
御神木は大きすぎて、全体を撮影することは諦めて、根元の力強さに感嘆する。凄い。
境内にある杉は、真っ直ぐに伸びているものもあれば、樹皮が捻れているものもある。同じ場所に生を受けても、成長の仕方は、それぞれ。そんななか、御神木となり得る樹木は、やはりたくましい。
力こぶのような根を張り、自らを支え、成長する。根から栄養を受け取り、光合成により自ら養分を作り出す。その恩恵を私たちは受けている。
御神木という神々しさは、
生命力の力強さなのだと思う。
花園神社のホームページによると、「こぶ杉」という、天に向かって真直ぐにそびえ立つこぶのある古杉があるみたいなんだけど、今回は、その杉には出会えず、残念。また次回。
花園神社参拝を終える頃には、体は冷えていたけれど、気が満ちて、地に足がしっかりとついていた。
沖縄の気が、茨城の気に入れ替わった。
茨城の土地のエネルギーが、私のなかに満ちた。
茨城に戻ってきた。そう感じた。
花園神社の帰り道、
磯原まんじゅうを買いに行く。
できたて、あつあつのお饅頭。
皮も、餡子も、あつあつです。
甘いけれど、ほっとします。
花園神社の奥には、滝がある。暖かくなったら、滝を見に、花園渓谷へ山登りに行くのもいいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?