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J2リーグ第1節vsモンテディオ山形

2020シーズンをJ2で迎えた開幕戦

まずは、ホームチームジュビロ磐田のスタメン

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続いて、アウェイチームモンテディオ山形のスタメン

画像2

※Jリーグ公式の拝借しました。



個人的なこの試合の注目点としては、
①小川航ルキアンのツートップvs山形のスリーバック
②ジュビロのディフェンスラインからのビルドアップ


ここからは時系列でテキスト速報っぽく気になったポイントをピックアップ

【前半】

00:15 
大井のロングパスをルキアンが競り、こぼれを昌也が拾い、相手陣内へ。シュートまでは行けないがシンプルかつノーリスクで良いチャンス機会構築。
03:00
宮崎にボールを手渡すフベロさんがかっこいい。
04:20
自陣でボールを回収した山形がジュビロのプレスをかいくぐり、逆サイドに展開。ジュビロはこのときボールサイドに密集しているため、撤退を強いられる。これが山形の3-4-2-1の狙いか。流れの中から本田が飛び出すもクロスは単発に。良い攻撃でした。
05:40
山形が敵陣で大森からボール奪取からシンプルにサイド攻撃からヘディングシュート。この日ファーストチャンスも八田の正面。これも良い攻撃でした。ジュビロは危ないシーン。
06:10
康裕がボール奪取からそのまま持ち上がり大森とのパス交換からコーナー獲得。この一連のポジトラは康裕の持ち味の一つ。ジュビロの心臓
09:45
ルキアンピヴォキープからターンえぐい。相手の選手は思わずファール。イエローカード。
12:02
宮崎のフィードを大井が競り、康裕のシュート、こぼれたところを小川航基が詰めてジュビロ先制!!1-0磐田
14:50
山形が右サイドからビルドアップ、ワイドの選手からCFに斜めに当てる、逆サイド展開。クロスに3人が飛び込むも、大井の魂のシュートブロック。山形のこのビルドアップはとても良い。
28:56
ほぼ3分間に渡りジュビロはサイドを変えながらボール保持に成功。これがフベロ流ポゼッションサッカー注目ポイント②で挙げたディフェンスラインからのビルドアップのところで、左サイド宮崎からサイドチェンジてま右サイドへ展開し、小川山本のパス交換で、相手を密集させ、再びサイドチェンジで藤田がダイレクトで左の宮崎へ。ここでダイレクトを使ったことでディフェンスがスライドできない状況を作り出すと、フリーで余裕のできた宮崎は、前線へ走り込む大森へ浮き玉のパスを選択。大森のセンタリングは小川航基には届かずも、その後の小川航基のディフェンスの切り替え、コース切りからの宮崎の連動した守備も含め、素晴らしい一連の流れ。
31:38
山形の右サイドでのビルドアップ。熊本→三鬼→山岸→渡邊と少ないタッチで完全に右サイドを攻略。ここも大井の魂のブロックも、山形はかなりビルドアップの形をチームで共有できている。しかし、ビルドアップに両シャドーが絡んだ為か、クロスに合わせる人数が少し手薄に。
34:00
小川航基がサイドに流れて、ボールを受ける。DFがついていき、空いたスペースにルキアンが入ってきて、宮崎からルキアンへ。完全に横に間延びしたディフェンスラインに走り込んできた康裕のトラップは大きくなるもコーナーキック獲得。これは試合前の注目点①で挙げた、ジュビロの2トップvs山形の3バックのミスマッチを上手くついた構図
34:37
昌也のコーナーキックを小川航基がヘディングシュートで追加点!!2-0磐田
47:00
中村駿のフリーキックは八田がキャッチ。ここで前半終了。

【後半】

52:30
ここまで前半と違い、奪ったボールをキープできていない磐田。フベロさんも熱いジェスチャー(おそらく2トップへの動き方の要求)
54:14
小川航基のキープから小川大貴へ展開し、昌也とのワンツーで右サイド攻略。昌也と大貴の縦関係はパス&ムーブのテンポが良い。
57:59
康裕から大森に縦パス。大森は小川航基に繋ぎ、小川航基は反転して、昌也にスルーパス。サイドでボールを回すことで、手薄になった真ん中を使っていく良い攻撃。
68:31
康裕を起点に前線からプレッシャーをかけると、小川航基が拾い、康裕へパスもトラップしきれず、シュートまでは行けないものの、連動したプレスから見事な攻撃。攻守のスイッチ役として抜群のリーダーシップを発揮するジュビロのバンディエラ山本康裕。
70:00
モンテディオが攻め込み、こぼれ球を三鬼がクロス。これは大井がギリギリ触りコーナーに逃れるが、触っていなかったら1点モノの攻撃。大井のファインプレー
71:37
ジュビロ選手交代。大森に代えて背番号10山田
76:45
モンテディオコーナーからニアで反らし、栗山が飛び込むもゴール上に外れる。
80:00
こぼれ球を拾った康裕のクロスを小川航基のヘディング。ヒットできず、ゴールはならず。この時間でも山本康裕の運動量は落ちない。
82:17
ジュビロ選手交代。ルキアンに代えて伊藤洋輝
4-1-4-1のスリーボランチに変更。
87:30
ジュビロ伊藤投入後しっかりとブロックを組むことで
山形の勢いを殺すことに成功。ボールを奪っても無理はせず逃げ切りを図る。
89:40
山形コーナーキックの折返しを山岸がシュートも八田が手で触りギリギリで防ぐ。ビッグセーブ。
90:15
ジュビロ選手交代。小川航基に代えて藤川。
前線のプレスの活性化。
94:10
タイムアップ。ジュビロ勝利。2-0

この試合のスタッツ(※Football LAB参照)
【シュート】
ジュビロ8本モンテディオ9本
【枠内シュート】
ジュビロ4本モンテディオ2本
【パス】
ジュビロ539本モンテディオ613本
【クロス】
ジュビロ19本モンテディオ17本
【ペナルティエリア進入】
ジュビロ14回モンテディオ8回
【攻撃回数】
ジュビロ128回モンテディオ135回
【ボール支配率】
ジュビロ50.9%モンテディオ49.1%
   

【総評】
ジュビロが前半の小川航基の2ゴールを
守りきり2-0で開幕戦を勝利で終える。
前半はお互いに準備してきたものを出して
先制点が入るまではどちらが勝つかわからない内容でした。
ジュビロはボールを保持しサイドをワイドに使うことと
小川航基とルキアンの強力ツートップに
高い位置でキープさせることで、幅と深さの確保で
モンテディオの守備陣を横に間延びさせ
そこで空いたスペースを昌也大森康裕力也ら2列目の選手が
上手く使えていたのが印象的でした。
その結果が上のスタッツの
ペナルティエリア侵入回数に反映されてるのかと。
シュート数こそ少ないですが
ペナルティエリア侵入=チャンス機会だと捉えています。
守備でも八田大井藤田を中心に危なげなく、完封勝利。
J2で迎えた最初の試合としては
申し分ない結果を掴むことができました。

個人的には山本康裕がMVPですね。
運動量は申し分ないですし
ピッチの真ん中でチームの決断を左右する
プレスに行く、戻るの舵取りが抜群でした。
23番の背中が頼もしすぎます。

また、モンテディオ山形も良いサッカーをしていましたし
J2おもしろいですね!!
サッカーのある週末最高!!!


以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございます!

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