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50代から準備しよう

今日のおすすめの一冊は、和田秀樹氏の『老後に楽しみをとっておくバカ』(青春出版社)です。その中から「人生は実験だ」という題でブログを書きました。

本書の中に「50代から準備しよう」という心に響く文章がありました。

私はかれこれ30年以上も65歳以上の高齢者を専門に精神科医をしてきました。 たくさんの高齢者の方々に会ってきたからこそ、確信して言えるのが、「満足そうな老後、幸せそうな定年後を歩んでいる人のかなりの部分が、50代からその準備をしたり、や りたいことを始めたりしていた」ということです。 

体力・気力がまだ残っているうちに、自分のやりたいことに挑戦し、練習を積めば、さ らに歳をとったとき、たっぷりと経験や知識、仲間が増えています。年老いてから「よっこらしょっ」と立ち上がったのでは、なかなかそうはうまくいきません。 

今、あなたが50代ならば、手掛けている仕事や、会社の立場や責任、老後の備え、お金 などに縛られるのはもったいない。むしろ、あえてそれを脇に置いてでも、その分の時間 やお金、労力を、自分の人生を豊かにするための投資に振り分けるのです。 

「仕事の責任やお金の心配は脇に置いてでも、自分の人生を楽しむ? 少し非常識なのではないか」 はい。そのとおりです。 非常識、大いに結構。 50代に入ったら、これまでの「常識」は捨て去りましょう。 そのほうが結果的に、仕事や家族も含めたトータルの人生が豊かになっていくはずです。 

そんな例を私はたくさん見てきました。 だから、体が動くうちに、遠慮することも躊躇することもなく、思い切って旅立ちましょう。

◆定年になるまで、会社一筋にどっぷりと浸かり、会社以外のコミュニティにも一切属さず、趣味もなく、運動もしてこなかった人が、定年になっていきなり、新しいことを始めるということはほとんど不可能に近い。習慣ができていないからだ。

定年になる何年も前から、新しいことを始める習慣ができていないと、人は、急に変わることはできない。つまり、何でも気軽に挑戦する、という習慣をつけるということだ。

40代、50代からの習慣が定年後の人生をかたち作る

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