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ふつか酔いを治すノウハウ

今日のおすすめの一冊は、ミッチェル・モフィット&グレッグ・ブラウン氏の『いきなりサイエンス』(文響社)です。その中から「年を取るほど時間が早く経つように感じるのはなぜ?」という題でブログを書きました。

本書の中に「ひどいふつか酔いを『すっきり治す』ノウハウ」という興味深い一節がありましたのでシェアします。

昨日は、思いきり飲んで楽しんだけど、朝目覚めたらひどいふつか酔い。そんなとき、あなたならどうする?きっと「もう絶対に飲まない!」と決意する。でも、すぐにこう思いなおすのだ。「いや、来週末になれば、きっとまた飲んじゃうだろうなあ」。わかっていてもやめられないのがお酒だ。その証拠に、世の中にはふつか酔いを治すための薬やら、通説やらがごまんとある。はたして、化学的にきちんと実証されたふつか酔い対策法はあるのだろうか?それが、あるのだ!
《飲むまでにできること》食べておけばいいものはなんだろうか?ずばり、脂質と炭水化物を多く含んだ食べものだ。居酒屋のメニューを見て「これ、太りそう」なんて気にする人がいる。けれど、脂質を多く含んだ食べものは、体のアルコール吸収をゆっくりにし、内臓の炎症を防止する効果があるのだ。
いっぽう、炭水化物は血糖値の減少を防いで吐き気を予防してくれる。 脂質と炭水化物が多い食べものが、居酒屋のメニューに多いのも納得だ。これらを摂取しておくと、体はアルコールの有害物質(つまりは、翌日のふつか酔いの原因になるもの)の消化にゆっくりと時間をかけられるようになる。
つまみ選びの次に大切なことは、水をたくさん飲むことだ。アルコールを飲む際に、水は最高の味方にほかならない。アルコールには利尿作用があるからだ。体内の水分が、おっしっこをすることで外に出てします。これによって脳細胞からも多量の水分が失われ、文字通り「収縮」が起こる。そう、これが頭痛の原因なのだ。
お酒を飲むまえのみならず、お酒と一緒に水も注文してこまめに水分補給をするようにしよう。飲み会のあとも、眠るまえに水を飲んでおくことで翌日にお酒が残ることを防いでくれる。また、ひとつの目安として、なるべく明るい(薄い)色のアルコールを選ぶようにするといい。
暗い色のアルコール類(赤ワイン、バーボン、ブランデー、ウィスキーなど)には、アルコールに色や風味を加えるコンジナーという物質が多量に含まれている。ふつか酔いの不快感の一因になるのはこの物質なのだ。それならビールはどうなのだろう?暗い色のお酒ではないが、「ほかのアルコールのまえにビールを飲めば、気持悪くなる」とちまたでよく言われている。残念ながら、これは真実だ。
ビールやほかのサワー類に含まれる炭酸は、アルコールの吸収率をあげてしまう。当然、酔いが回るのが早くなり、ふつか酔いもひどくなるわけだ。味の好みはあるだろうが、ひとつの目安にしてもらいたい。
「ふつか酔いの治療薬」とうたっていても、薬は実際には、あまり役立たないものがほとんどだ。役に立つ薬があるとすれば、マルチビタミンくらい。というのも、アルコールの利尿作用で、ビタミンが体外へ排出されてしまうからだ。
たとえふつか酔いになったとしても、朝食しだいで症状はだいぶ変わってくる。まず、おすすめは卵。システインというアルコールを酢酸に分解する物質が含まれているからだ。あとはバナナも効果がある。こちらには脳や筋肉、体の機能を再生するポタジウムが含まれている。そしてフルーツジュースだ。ビタミンと果糖が入っているため、体にエネルギーを与えてくれるし、有害物質の排出を早めてくれる。
最後に、一番根本的なことになるが、飲むうえでなによりも重要なルールは「自分の限界を知ること」だ。性別や人種はもちろん、その人個人によっても飲めるアルコール量は異なる。大体どのくらい飲むと、翌日に響くのかは大人のたしなみとして知っておきたいものである。

お酒にまつわる名言はたくさんあります。■アルコールは人間にとって最悪の敵かもしれない。しかし聖書には敵を愛せよと書いてある。(フランク・シナトラ) ■私は二つの時にしかシャンパンを飲まない。恋をしている時と、していない時。 (ココ・シャネル) ■世の中の問題は、みんな飲み足りていないことだ。(ハンフリー・ボガート)   ■酒は喜びを倍にし、悲しみを半分にしてくれる。 ■シャンパンは勝利の時に飲む価値があり、敗北の時には飲む必要がある。(皇帝ナポレオン) ■酒とは…呑んでいる時には、いつも呑み足りなく、呑み終わるといつも呑みすぎているものである。

ふつか酔いを治すノウハウ、身につけたいものです。

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