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『君には無理だよ』という人の言うことを聞いてはいけない

今日のおすすめの一冊は、近藤悦康(よしやす)氏の『進撃の思考』(幻冬舎)です。その中から「メンタルモデルを拡張する」という題でブログを書きました。

本書の中に「『君には無理だよ』という人の言うことを聞いてはいけない」という心に響く一文がありました。

僕が20代のときに大切にしていた言葉があります。それは、NBA選手のマジック・ジョンソンの言葉で、「君には無理だよ」という人の言うことを聞いてはいけない、というものです。 

『君には無理だよ』という人の言うことを聞いてはいけない。

もし、自分でなにかを成し遂げたかったら、 できなかった時に他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。 

多くの人が僕にも君にも「無理だよ」と言った。 彼らは君に成功してほしくないんだ。 なぜなら彼らは成功できなかったから。 途中で諦めてしまったから。 だから君にもその夢を諦めてほしいんだ。 不幸なひとは不幸な人を友達にしたいんだ。 

決して諦めては駄目だ。 自分のまわりをエネルギーであふれ、 しっかりした考え方を持っている人でかためなさい。 自分のまわりを野心であふれ、プラス思考の人でかためなさい。 

近くに誰か憧れる人がいたら、その人にアドバイスを求めなさい。 君の人生を考えることができるのは君だけだ。 君の夢がなんであれ、それに向かっていくんだ。 

なぜなら君は幸せになる為に生まれてきたんだ。 なぜなら君は幸せになる為に生まれてきたんだ。 (マジック・ジョンソン Magic Johnson)

 マジック・ジョンソンは、 1980年代にロサンゼルス・レイカーズでプレーしていた選手で、シカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダンとともに当時のバスケットボールブームを牽引したスターです。それくらい著名で実力ある彼も、かつては多くの人に「無理だ」 と言われたのだそうです。

しかし、彼は諦めることなくスターになりました。その要因の一つが、「無理だ」と言う人たちから離れたことです。そして野心に満ちあふれ、プラス思考で生きている人たちと過ごし、そういう人たちから意見やアドバイスをもらったのです。 

これはまさに環境の話です。どんな人と付き合い、日常的にどんな言葉を浴びるかによって 「挑戦してみよう」と考えられる人と「挑戦しても無理だろう......」と考えてしまう人に分かれます。 

もちろん、周りが「無理だ」と言っても「自分ならできる」と考えて挑戦する人もいますし、負けず嫌いだったり頑固だったり、本人の気質によるところもあります。 しかし、ここで大事なのは自分のメンタルモデルは生きてきた環境に影響されているということです。

言い換えると、自分が生きている環境を変えていけば、今までの自分のメンタルモデルを拡張できるのです。

本田宗一郎氏は「やってみもせんで、何がわかる」という言葉を残した。そして「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」と言った。何かにチャレンジしようとすると、大方の人は「無理だ」「失敗する」「危険だ」と言って止める。

しかし、まさに、「やってみもせんで、何がわかる」だ!何事も、やってみなければわからない。やる前からしり込みをしてどうする、ということだ。そのためにも、まわりの環境が大切だ。応援してくれる人、元気づけてくれる人、勇気づけてくれる人たちが必要だ。

『君には無理だよ』という人の言うことを聞いてはいけない。

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