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常識は常に変わる

今日のおすすめの一冊は、堀江貴文氏の『疑う力「常識」の99%はウソである』(宝島SUGOI文庫)です。その中から「常識を疑う勇気」という題でブログを書きました。

本書の中に「常識は常に変わる」という心に響く文章がありました。

僕の発言はしょっちゅう炎上する。 いわゆる「常識」をものともせず、何でもズバズバと口にしてしまうからだろう。 僕はタレントでも、コメンテーターでもない。たとえテレビに出て「不適切」な発言をし、テレビ界から干されたとしても、ノーダメージだ。 

察しの良い読者は、もう気づいているかもしれない。僕は、僕がこの本で主張することについても疑ってもらいたいと考えている。 「ホリエモンが言っているんだから、きっと正しいんだろう」 そんな思考の「コピペ」をされたところで、僕はちっとも嬉しくない。いや、その 反対にガッカリだ。

「常識を疑う」 代わりに「堀江の言うことを信じる」のでは、まったく意味がない。自分自身の頭で何も考えていない、思考停止状態に陥っているも同じゃないか。この本を上梓(じょうし)した意味がなくなってしまう。 

「それっておかしくね?」と、少しでも心に引っかかることがあったのなら、自力で情報収集してみてほしい。どこまでも食い下がり、思考する癖をつけてほしい。そのうえで反論してもらうのは大いにけっこうなことだ。 

僕はよく、新聞やテレビなど、大手メディアの報道をディスるけれど、だからといって「マスゴミの言うことは全部ウソ」なんて決めつけることもまた、間違っている。そのことにも気づいてほしい。

「常識」はいつだって、僕たちの自由な思考を縛ろうとする。この事実をスルーしてはいけない。鈍感になってはいけない。「それっておかしくね?」と、気づける人にしか、大きなチャンスはやってこない。

◆この本は、正直に言えばかなり過激な本だ。「それっておかしくね?」と本書にツッコミたくなるページもかなり多い。しかし、それでもなお、常識を疑うことは大切だ。

2007年にiPhoneが売り出され、17年が過ぎた。スマホがない時代と、スマホがある時代では常識はまったく変わった。町のそこかしこにあった公衆電話(いまでは知らない人が多い)がなくなり、SNSという個人がメディアになる武器を手に入れ、カメラや電子決済等々あらゆる便利なアプリが組み込まれた。

スマホの出現だけで、多くの常識が変わったのだ。テクノロジーの進化だけでなく、コロナ禍も人々の常識を一変させた。

「常識は常に変わる」という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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