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潜在意識は変化を好まない

今日のおすすめの一冊は、井上裕之氏の『人生の黄昏を黄金に変える「賢者のかけ算」』(サンマーク出版)です。その中から「直観力は経験の多さから生まれる」という題でブログを書きました。

本書の中に「潜在意識は変化を好まない」という心に響く文章がありました。

現在、私は自分なりに充実した毎日を送っていますが、それがなぜかといえば、こうなりたいとビジョンを描いていた未来の自分になりつつあると感じているからです。その秘訣は?と尋ねられたら、「好奇心のおもむくままに行動していたから」と答えるでしょう。

好奇心をもってどんどん動き続けていれば、理想がふくらむし、願望を実現している自分が思い描きやすくなります。ところが多くの人が好奇心を封じてしまう。もったいないことだと思うのですが、それには理由があるのです。

実は、潜在意識は変化を好みません。というか潜在意識は安定志向なのです。初めて挑戦することに対して勇気が必要なのは、潜在意識が引きとめるから。 たとえば顕在意識では転職したいと思っていたとしても、潜在意識は「いまのままで暮らしていけるのだからいいじゃないか」とささやきます。 

だから、変化しようとすればするほど「違和感」を感じるようになるのです。 違和感とは、潜在意識の抵抗ともいえるのです。 かたくなな潜在意識をどうやって願望実現に向かって働かせるかが問題になってくるわけですが、それには、「違和感」をバロメーターとして、少しずつ変化させていけばよいのです。 

「違和感」を感じない程度に、少しずつ変化させていくわけです。 いきなり金髪にすることには抵抗があっても、いままでよりワントーン明るくしてみる程度なら変身したとはいえませんよね。 

そんな感じでジワジワと変化していき、潜在意識を少しずつだましていくというイメージを描いてください。

何もしないで夢見ている時間が長いと、潜在意識が「このままがいいと思っているのだな」と勝手に解釈してしまうことも考えられます。

多くの人はコンフォートゾーンという居心地のいい場所から出たくないと思う。安全で守られている現状をなぜ変えなければいけないのか、という潜在意識が働くからだ。現状維持の意識だ。

しかし、自分が変わらなくても、まわりや時代は確実に変化していく。それも、昨今は高速に変わっていく。そして、結果、あっというまに今浦島となってしまう。

新しいことをしなければ、変化に対応しなければ、そしてコンフォートゾーンから抜け出さなければ、我々はあっというまに時代から取り残されるのだ。

「潜在意識は変化を好まない」、だからこそ、変わることを恐れない人でありたい。

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