今日のおすすめの一冊は、五木寛之氏の『あなたの人生を、誰かと比べなくてもいい』(PHP研究所)です。その中から「風のように、軽やかに生きる」という題でブログを書きました。
本書の中に『「あきらめる」とは』という心に響く文章がありました。
◆枡野俊明氏の『競争からちょっと離れると、人生はうまくいく/三笠書房』の中に、「あきらめる」についての文章があった。
「あきらめる」とは、ギブアップするのではありません。うまく「手放す」のです。「勝ちたい」「負けたくない」という思いをいったんあきらめる。少しのあいだ脇に置いてみる。ちょっとそこから離れてみる。すると、必ず、気づくこと、見えてくるものがあるはずです。
道元禅師の言葉に、「放てば手にみてり」というものがあります。欲や執着を手放したとき、本当に大切なものが手に入る、ということです。
「あきらめる」とは、欲や執着を手放すこと。人生において、ときに「あきらめる」ことはとても大事だ。
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