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リスクを取る人
今日のおすすめの一冊は、本田健氏の『ずっとうまくいく人の習慣』(王様文庫)です。その中から「人生で一番つまらない生き方」という題でブログを書きました。
本書の中に「リスクを取る人」という心に響く文章がありました。
人生がうまくいく人は、あまりリスクのことを考えません。むしろ、リスクを考えたときに、普通の人だったらやらないようなこと――たとえば、せっかく入社した大企業をやめるとか、そういったことをやってのけます。
大半の人は、安定を求めて大企業に入ったのに、思ったほどの安定はなく、たいしたお金も得られない。かといってリスクをとって新しい一歩を踏み出す勇気もない――。そんな状況の中にいると思います。
変わらないでいるほうが、精神的にラクなのです。世界的に、そういう保守的な傾向があります。 起業家で成功している人たちは、どこかでこの「リスクを考える能力」が欠如しています。普通の常識では、ちょっと考えられない行動をとって成功しているのです。
いわゆる「優秀な」人ほど会社をやめないのは、リスクをとれないからです。 優秀な頭脳でシミュレーションして「うまくいかない」という答えを出してしまうわけです。 でも、多くのことは計算どおりにはなりません。 計算高い人が会社の上層部に入ったとき、大きな会社が傾いたりするのは、そ のためでしょう。
リスクを取ることができる人は、小さな失敗を多く経験し、失敗に対する耐性ができている、とも言えます。いわゆる「レジリエンス」です。レジリエンスとは、復元力とか、回復力、弾力のことをいいます。「打たれ強い」というのも同じです。
レジリエンスが高い人は、自己肯定感が高い人です。そして、常に楽天的で、ものごとを肯定的に捉えることが癖になっている人です。
リスクを取って、いくつになっても新しいことに挑戦できる人でありたいと思います。
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