今日のおすすめの一冊は、落合陽一氏の『忘れる読書』(PHP新書)です。その中から「新しい時代の読書法」という題でブログを書きました。
本書の中に「本の内容は覚えるな、むしろ忘れよう」という興味深い一節がありました。
読書をして、もし仮に、その本の内容を一字一句暗記していたとしたら、それは単に記憶しているだけで、自分の考えや創造力が入り込む余地はない。それに、そうした記憶能力は、スマホの誕生によって、現代においては無意味なものとなってしまった。
現代の我々の読書に必要なのは「検索能力」だったり「編集能力」だ。内容を覚えておくのは重要なフレーズだけでいい。しかもそれは、検索が可能ないくつかの「キーワード」だけで十分なのだ。
スティーブジョブズの言った「点と点を結ぶ」も編集能力のひとつだ。まったくジャンルの違う本と本を組み合わせ、関連づける力。
そのための読書法が「忘れる読書」だ。
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