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体を壊すほど感情に囚われた経験は, 人生で一度しかない. あ れは . 溜まり切った膿みを吐…
溶けると刺さるが両立する 世界のうろこを剥がした。 不味い、と吐きだした舌の先 滴る金の粒…
かなしみは花を咲かせている。 鮮やかでめだつ、わすれられない色で。 わたしはあなたをまって…
おんなのこはくらげになる。 ぷよぷよ、ゆらゆら、ぷっくりして。 ほっぺたがつるりんと、あた…
カンデラに火を灯すなけなしの心、狭い通路に敷きつめられた毛布、まっている。きみはおそらく…
生まれてこの方、僕は一人の人間として生きたことがない。必ず彼女と一緒にいる。僕の名前は"…
身体をなぐさめる砂漠。 道端に咲く絶望。 小さなことだから、見なくてもいいよ。 きみに会う回路を探してるの。 寂しい明日だから忘れてもいいよ。 ひまわりの向かい側。 頬を濡らすのは乾かしたばかりの髪。 ふやけた皮膚を染めるやさしい仕草。 小さなことだから、忘れてもいいよ。 悲しい明日なんて見なくてもいいよ。 涙の染み込んだ砂漠。 今を抱きしめる絶望。 きみに会う回路を探してる。 小さなことだから、忘れてもいいよ。
時計台の針は止まっていた. 僕は僕のまま で、君は遠くを見ている。 あの日の. 流れない排…
言葉を捕まえるために, あたしは貴方を殺す. 妄想の中, 浮遊. 美しい霧の上に雲が出来た, 貴方…