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ひろのふくのポエム
2024年4月21日 21:40
女の子に生まれた瞬間から決まってたイヴの犯した原罪切なさは快感に変わるように出来てる幸せなだけじゃ未来は続かないから痛みを刻みつける君こそが運命の人かもって思ってるもしも違ったって迷う必要はないんだ傷口に恋を擦り込む瞬間全ての仕草は蠱惑的に変わり運命さえも落とす魔女になる口付けが終わってしまう前に勇気を持たなきゃ 踏み出さなきゃ私が私でいられる間に傷付かなきゃ 恋をし
2024年4月21日 21:53
考えないでいい、考えないでいい、と繰り返す時計の秒針が死を数えているとき、涙を流すようにわたしは意味のないことを考えて、絵画を描きたいと願う。誰にも見せなければ一番美しい絵が描ける。この場所に無いものを追い求めた命がまた一つ溶けて消えた。それでもいい、それでもいい、と続いていく道が、壊れた思考機械を慰めてゆく。息をしなくてもいい、息をしなくてもいい。土に埋めた何かの原石が、きっと心だったのだと思っ
2024年4月21日 21:57
遠くで響く鐘の音が空に広がって色を染めていくとして、わたしはその色を知らなかった。知らない色が最も綺麗だと思っていたから、知らなくてもいい、知らなくてもいい、と積み上げて足跡をつけていく砂の熱が、溶けた生き物の心臓の鼓動と響き合っていた。見つめなくてもいい、見つめなくてもいい、とあなたは姿を消して、遠い遠い世界で漂う夢になる。誰も知らないものがあなたでした。沸騰した海の熱で砂漠が息を吹き返し、大き