見出し画像

英語の5文型(SVOC)には自動判別アプリを使おう

こんにちは。

英語学習を進めていると、英文法の中で5文型(SVOC)を習うかと思います。文章の構造を把握するためのテクニックで、これの見分け方を解説していたり、例文を見られるサイトもたくさんあります。

それらも良いのですが、私が開発しているAnnoReaderというアプリには、英語のSVOCを自動判定する機能があります。これを使うとアプリが解析をしてくれるので、簡単にSVOCを見分けることができるようになります。

AnnoReaderアプリの画面

単語の下にS, V, O, Cが表示されるので、文型がすぐ分かりますね。この文章はSVOOの第4文型とSVOCの第5文型で、Sは主語、Vは動詞、Oは目的語、Cは補語です。

AnnoReaderはiOS, Androidに対応した無料アプリ(アプリ内課金有り)で、以下からダウンロードできます。

もう少し長い文章でも見てみましょう。

長い文章の例(原文: オズの魔法使い - Lフランクボーム)


Dorothy lived〜 の部分はSVの第1文型です。その後も関係詞節whoの中の節にもSVCの構造があることが分かります。

このように、AnnoReaderを使うとSVOCを意識し、見分けながら日常的なリーディングを進めることができるでしょう。

個人的には、英文を5文型に必死に当てはめるようなことはせず、初見の英文に対して自然とSVOCが見えてくるように経験を積んでいくことが、リーディング力を上げるコツじゃないかと思っています。

文中のSVOCそれぞれの位置や役割を意識することはとても重要です。少なくとも主語(S)と動詞(V)が無いと意味が取れないですよね。

SVOCの難しいケース

例えば下記のケースです

I made her my secretary. (SVOC)
I made him breakfast. (SVOO)

両方とも品詞としては、名詞、動詞、名詞、名詞という順番になります。

ただ上の文はherとmy secretaryが同一なのでSVOCの第5文型、下はhimとbreakfastは別なのでSVOOの第4文型です。

AnnoReaderでは、

となり正しく判断できます。しかし、AnnoReaderは単語の品詞と修飾関係だけを見ており、単語の意味は解釈していません。そしてSVOCのOとCは100%文法から判断できないケースがあります。

AnnoReaderでは、判断が付かない場合「O/C」と表記するようになっています。この場合は目的語か補語か判別不能という意味です。今のところこれは仕方ありません。

AnnoReaderアプリをぜひ試してみてください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?