雲井に登るかげのめでたさ。2023年心に留めておきたいこと。
あけましておめでとうございます。ひろのです。
仕事は始めからガシガシ集中モードになりましたが、みなさんを包み込むしいたけ.さんのお言葉を参考に、日常はゆっくりはじめておりました。
とはいえ、そわそわしはじめたわたしがいるな~と感じていた最中、今日はマイペースに初詣し、おみくじをひいてまいりました。届いた言葉が響いたので、これを機に2023年note書き初めします。
届いた言葉
昨日洗い物をしながら某占い番組を流し見していたら、おみくじをひくときは願い事をつよく思ってからひくということをしていたので真似をしてみました。確かに、一方的に「今年どうよ?」って言葉を受け取るよりも、自分の人生に主体的に神さまとのやりとりしている感覚がもててよかったな。
そんなわたしがつよく思ったことは、「間を生きたいです。」
これまでは社会の海でやっていくために、恐れからくる選択、自身を保守するための選択を優先してきたように感じています。そんなプロセスを経て、今年は愛や願いからの選択に挑戦しようとしています。
わたしにとってのそれは、抽象的ですが、自身のことも他者のこともその時々を受容しながら、その間にあるものを観察すること、生まれるものを信じること、流れているものに委ねること、そして間にリーダーシップを発揮していくことかな、と捉えています。
そんな思いを胸に、届いた言葉は、こちら。
今のわたしにとっては、どこもかしこも丸っと響く言葉なのですが、見た瞬間とってもいいな~!と思ったのは、「雲井に登るかげのめでたさ」。
感覚的いいな~でありよくわからんので調べてみました。わたしが受け取った解釈は、人目につかないようにすみっこに隠れている龍も、流れ(タイミング)にのれば、大空に登る。その登るかげのめでたきことよ。
登る様だけではなくて、それによって生まれるかげも見ている。祝っている。わたしもそんなふうにひかりもかげも、広い見方をしたい。それが全体性を満喫することなのだろうと思っています。
言葉に残しておきたい事はあと3点。
●1点目は「ひそみ居しふちの」。SNSで自分のアイコンを見るたびに、なんて面のでかいことよ、と思うのですが(アドベントカレンダーなんかをみると視覚的にもでかい)、反して?2022年はわたしはつねづね静かなエネルギーなんだな~と少しあきらめを味わっていました。
表にたつことはもともと得意でないのですが、エネルギーが明るい方と関わるとチャージさせていただける体感があり、わたしにとってはうらやましいリソースです。もちろん、その方たちもいつだってそうではないだろうし、理想の在り方として選択されている努力かもしれません。
では自分はどうありたいのかと問うたとき、なかなか無理があるな~と身体的に目の当たりにしつづける感覚が募りました。リアクションなど配慮は心がけつつ、まあそれがわたしかと開き直ったタイミングでの「ひそみ居しふちの」でした。なんだか安心しました。
おみくじの裏にある神の教にはこうありました。
どんなエネルギーの様であろうとも、清々しい気持ち、朗らかな思いでいる在り方を大切にしたいです。そして、自分のリソースを磨いていて役立てていく。今度陶芸に行く予定なので、柏手をするときの対象物をなにかつくってこようかな。
●2点目は「驕り高ぶることなく」「辛抱が第一」。新しい挑戦で大切なことは、これまで強く握っていたこと、こだわりを手放したり素直に学び直すこと、謙虚な姿勢なのかなと考えていたタイミングでした。その姿勢を忘れることなくいたいと気が引き締まりました。わたしとお話して、驕り高ぶってるじゃんって思われた際はぜひ厳しめフィードバックを頂けると幸いです。
●さいごに3点目は「風や雲を得て」。龍のみの力で登るのではないのだ。わたしが好きなポッドキャスト超相対性理論でも、認知科学者の鈴木宏昭さんの言葉として「能力というのは幻想である。能力というのは環境とのインタラクションとの間で創発的に浮き上がっているものである」ということを荒木さんが紹介くださっていて、それこそが間を生きるためにとても大切な要素なのではないかと思っています。
今日のわたしとあなたの間に生まれるものと、明日のわたしとあなたの間に生まれるものは違う。その巡りを大切にしたい。わたしの影響というものに、気負いはせずとも自覚的でありたい。それが謙虚さのひとつの要素のように感じています。
結局、全部に触れている。届いた言葉すべてに響いているのです。こんなにおみくじの言葉をしっかり読んだことはなかったので、小さな変化です。ありがたや。
間を生きるためになにをするのか
届いた言葉を嚙みしめて、わたしが2023年に挑戦していく具体的なことを言葉に出して間に漂わせておきます。
今浮かんでいることは主に2つ。わたしが愛や願いを起点にしたときに矛盾がなく、リソース的にも持続可能にやれそうなこと、信じて腹にすえたいことです。そしてどちらもわたしだけでできることではありません。
◆1つ目は、在るものを描いて役立てていくこと。今年はスクライビング(ビシュアルプラクティス、グラファシなど)を学び探究ながら、それらを軸としている会社での仕事がはじまります(本当にありがたいご縁!)。組織の一員として対組織(複数人の関係性からうまれるもの)に貢献できるよう努めます。関係性のなかから生まれるものは個人から生まれるものよりもはるかにパワフルだということを信じ体験したいがゆえの選択です。
一方で、組織というシステムであらわれる要素は一部であり、限界もあります。また、個人のなかにも同様にシステムは広がっていると捉えています。だから個人として対個人にも描いて役立てたいです。システムはそれぞれの規模で相互作用していることだから。
そして自分のためにも描く。型は定めず柔軟に実験中です。どの場合にも、言葉では矛盾しますが描かないことも描くことに含まれています。
◆2つ目は、コーチとしてのコーチング活動。こちらは1つ目と組み合わせた関わり方も手段のひとつとしてリリースを考えています。自分自身の全体性の受容が間を生きるすべての土台だと思うから。コーチングによる小さな関係性が、あらゆる間への循環の流れのはじまりにもなり得ると思うから。
2022年コーチングスクールのプロコースを受けてコーチとしても頑張るぞー!と思っていたけれど、自分と向き合うことに専念して思い描いていたようにはやりきれませんでした。
新たな挑戦のなかでどのようにリソース配分できるかも模索が必要ですし、クライアントさんと出会ってはじめてコーチが、そしてコーチングが成り立つ。これを書いているだけであらゆる葛藤が湧いて出るほどに、向き合うものが多そうです。でも続けていきたい。
そして、こんな今の思いや流れに至れたきっかけであるTHECOACHのマインドを広げられる、THECOACHという木の葉の先から落ちるしずくのような存在になれたらと思っています(目指せCACP!)。
これらの手段を通して社会を、世界を流れるエネルギーが健やかになり、循環していくといいな、と思っています。わたしはそんな世界で1日1日を過ごしたい。
おわりに
今年は、あたまから仕事も家族も家も変化を迎える予定です。今を本にたとえると、大きな章がおわり、新たな章のページををめくろうとしているタイミング。ばたばたとしているけれど、真摯におわらせたいです。
2023年を通して学びというものに真摯にのびやかに向き合いたい。
あと、長年横においてきた運動を習慣化することもここで宣言しておきます…いよいよ抗えないタイミング。身体の健康が基盤。自分のためにね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コーチングの体験セッションもお気軽にご連絡ください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。