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みができて

地域起こしの方が引っ張ってくださり、相方みちよさんの昔の職場の人脈の方からお声かけいただき、はじめは地元の保育園からスタートした「ひろみっちょステージ」は、町内の各保育園・幼稚園、敬老会、認知症カフェ、デイサービス、梅林の野外ステージなどを経験して、さらに町を飛び出しすことになっていきました。

隣の市の保育園や老人施設、福祉関係。

そのうち「講演」という場にも呼ばれるようになりました。
講演会を聞きに行く、ではなく、講壇に立つ側。
(写真は田辺市社協主催のボランティア講座)

ただの、なんの肩書きもないおばさんふたりは「講師先生」などと呼ばれることになりました。

講演料なども発生することになり、ついに「ひろみっちょ」のハンコを作り、通帳までこしらえました。


2020年の2月にはNHK和歌山さんの取材も受けたり、その年の3月以降もなかなかの密なスケジュールがどんどん入ってきていました。

ですが、3月中旬に、近所の幼稚園へ歌いに行かせてもらったあと、8月の子育て支援関係や10月のボランティア講座や認知症カフェでのステージは行われたものの、その他の予定されていたステージは全て延期や中止。

そう。
コロナです。

コロナ対策された、閉鎖的な少人数の場のみ開催され、不特定多数が集まるようなイベントは全て中止や延期となりました。

2021年に入ってからは、緊急事態宣言や蔓延防止などがメディアで取り上げられる度に、予定されていたステージが全てキャンセルになりました。
話が入ってはキャンセル、入ってはキャンセル。

私たちは、そもそもボランティア活動なので、なかったらないで全く損害とかはないので大丈夫(逆にやればやるほど赤字)ですが、これで食べてる人は、この状況たまったもんじゃないやろなぁと、人並みに時流に飲まれていました。(今も現在進行形)

そんな中、コロナ前から企画のお話があった、町の文化事業「大人のための歌と朗読の夕べ」だけは、第1回目だけが一旦延期になったものの、2020年11月に開催され、2回目も2021年3月に開催されました。
定員を決め、完全予約制、指定席、入口で体温測って手指消毒、マスク着用、公演時間短縮。

そんなガッチガチのコロナ対策という雰囲気での会ですが、心温かいお客さまたちに支えられ、2回とも満席。

ひろみっちょのふたりは、ひろみっちょの「うたうかみしばい」スタイルのまま、オリジナル曲ではなく、有名な曲のカバーを披露するという形で、出演させていただきました。(この会の演者さん全員ボランティアです)

この公民館事業がきっかけで、次の面白いことが起きることは、この時知る由もなく。。。

つづく。。。

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