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雑居ビル9階のレストランで車椅子ユーザー8人との交流会に参加してみた

ごきげんいかが?先日、車椅子ユーザーと医療従事者で一緒にUSJに行こう!企画にビール飲みたさとリサーチを兼ねて懇親会だけ参加した日侶夢楽暮の順ヒロムラです。

今回のお話は私の実体験です。「やる気と協力性があればなんとかなるよ!」ということが伝えられると嬉しいです。

まず初めに法律の話から。建築に関する「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー法) では車椅子使用者に配慮するように通路の幅や回転するスペースなど細かく決められています。ただし、全ての建物に適用されるのでなく、現在は不特定多数の方が利用し、かつ、一定以上の規模の建物など条件があります。実は日本の得意な狭小スペースで便利に機能することを目指した建物にはバリアフリー法を守ることが面積や費用面でバリアになることがあるのです。だから、一定規模の建物にのみこの法律は適用されています。

今回は約40人の懇親会。ほぼ貸切状態。店内は立位の人だけでも満席状態です。

私は本業が建築士なので「正直店の狭さに8人の車椅子椅子ユーザーがいても大丈夫かな??」と不安を感じました。しかし、実際はなんとかなりました。

利用したお店はバリアフリー法の基準には満たないお店でした。トイレも段差があり、手すりもなし。車椅子のまま使えません。

それでも皆さん笑顔で過ごせたのは助けてくれる人がたくさんいたから。しかも、多くは介助のプロです。予約時にそんな条件ではお店の人も接遇できないとは断れないですよね。

【よかったこと】
・入口が広く、段差がなかったこと
・エレベーターが車椅子使用者用だったこと
・椅子がスタッキングできたので、椅子を置く場所が最小限ですんだ。
・トイレは車椅子用ではなかったが、同伴者がほとんど医療従事者だったので、ケアは任せられる環境にあった。
・お店の人も特別扱いではなく、普通に接してくれていた。
・全国から参加していて、友達が日本中にできた。

【気になった点】
・歩くスペースが狭く、立位者は常にカニ歩き。(でも、ちゃんと移動できます!)
・車椅子ユーザーが移動するとき、民族大移動(席替えするきっかけになった!)ただし、車椅子ユーザーが移動できる場所は限定的だった。

そのほかは楽しくてリサーチ不足です。無理に探すことは粗探しになるので、今回は楽しむことを優先しました。

【USJ体験後の感想】(ごく一部のご意見です。)
・みんなと一緒で楽しかったです!!
・アトラクションも楽しめた!!(ジョーズ、4Dのやつ)他は聞けていません。
・アメリカエリアの床材の凸凹は通行しにくかったそうです。雰囲気重視なのは理解しておられましたが、通行時、苦労されたんだろうなと感じました。
・バリアについて、粗探しするために行ったわけではない。バリアも楽しむ!という姿勢に驚きました!

「非日常ではバリアがあっても、それも楽しむ!」「毎日の生活でバリアだらけだと、日常に疲れちゃうけど、非日常体験で仲間がいれば、楽しくバリアも超えられる!」が私がその時に感じた感想です。

「プライベート空間は配慮しつつパブリック空間ではちょっとだけ大胆に!」

それがバリアレスな社会への一歩なのかもしれないと思います。

もし、車椅子ユーザーで楽しく旅行したいと言う方はお繋ぎしますので私までDMください!企画者は100人規模の旅行を目指されております!

余談
私の偏見があったかもしれない。車椅子ユーザーでも仕事されていて自立されている方が多くいることが嬉しかったです。稼げたら、旅行に行きたいと言う方が多かったように感じました。みんな、同じですね!

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順ヒロムラの想い 

誰もが生きやすい社会に貢献したい!

なぜなら、
私は知らず知らず、
ずーっと生きづらさを感じていたことに、
気がついたから。

人や社会に貢献することが、
幸せを感じる人生
だと、学び、知ってから、
日々実践しています。

noteでは、
ひと、まちのバリアを減らせるヒントや、
日々の気づきをお伝えします!
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※企業、宿泊施設、学校などで
環境と心のバリアフリーや
組織やマインドの再構築のための
ボランティア活動活用について
講演する人をお探しであれば
DMからご連絡ください😌✨

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ありがとうございました!

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