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2024年10月号鷹俳句逍遥 本誌掲載分+補遺+あとがき【期間限定公開】

こんにちは。2024年7月から12月にかけて、鷹俳句逍遥を担当しています。池田宏陸です。よろしくお願いします。このコーナーで取り上げたい句や書きたいことがいっぱいあるのですが、一ページでは全てを書くことはできなかったので、noteでも鷹俳句逍遥を公開することにしました。 また、こちらは鷹編集部、高柳編集長、小川主宰に転載を許可をいただいております。ありがとうございました。 (本誌掲載分は公開日より一ヶ月のみの限定公開とし、補遺・あとがきの部分だけ無料公開として残ります。)

    • 2024年9月号鷹俳句逍遥 補遺+あとがき

      こんにちは。2024年7月から12月にかけて、鷹俳句逍遥を担当しています。池田宏陸です。よろしくお願いします。このコーナーで取り上げたい句や書きたいことがいっぱいあるのですが、一ページでは全てを書くことはできなかったので、noteでも鷹俳句逍遥を公開することにしました。 また、こちらは鷹編集部、高柳編集長、小川主宰に転載を許可をいただいております。ありがとうございました。 鷹俳句逍遥(補遺)この句について語りきれなかったので紙面の都合上泣く泣くカットした分をここに補遺とし

      • 2024年8月号鷹俳句逍遥 補遺+あとがき

        こんにちは。2024年7月から12月にかけて、鷹俳句逍遥を担当しています。池田宏陸です。よろしくお願いします。このコーナーで取り上げたい句や書きたいことがいっぱいあるのですが、一ページでは全てを書くことはできなかったので、noteでも鷹俳句逍遥を公開することにしました。 また、こちらは鷹編集部、高柳編集長、小川主宰に転載を許可をいただいております。ありがとうございました。 (本誌掲載分は公開日より一ヶ月のみの限定公開とし、補遺・あとがきの部分だけ無料公開として残ります。)

        • 2024年7月号鷹俳句逍遥 補遺+あとがき

          こんにちは。『鷹』七月号から六ヶ月間、『鷹』の俳句を読む鷹俳句逍遥を担当することになりました。よろしくお願いします。このコーナーで取り上げたい句や書きたいことがいっぱいあるのですが、一ページでは全てを書くことはできなかったので、noteでも鷹俳句逍遥を公開することにしました。こちら転載を許可していただいた鷹編集部、高柳編集長、小川主宰、ありがとうございました。 (本誌掲載分は公開日より一ヶ月のみの限定公開とし、補遺の部分だけ無料公開として残ります。) 鷹俳句逍遥(補遺)本

        2024年10月号鷹俳句逍遥 本誌掲載分+補遺+あとがき【期間限定公開】

          ぺるともの短歌を勝手に鑑賞する

          最近はぺるともの新作の短歌を一番楽しみにしている。ぺるともは大喜利プレイヤーで、大喜利YouTubeチャンネルのこんにちパンクールの「絵文字短歌」という企画で短歌作品を発表しており、それ以来定期的に短歌をX上で発表している。 もともとぺるともの大喜利のファンだったけれど、今は純粋に歌人としてのぺるともに惹かれています。ぺるともの短歌は面白いと思うのに、わたしの周りで話題にしている人をあまりいない気がするので、勝手ながらわたしがぺるともが発表した短歌の中で特に気に入っているも

          ぺるともの短歌を勝手に鑑賞する

          日本の定型詩を音楽理論で喩えてみる

          最近日本の定型詩を音楽理論に当てはめて考えることが多くなったので、とりあえず文字におこしてみています。 定型詩(?)を音楽(?)理論(?)で喩えてます。 そもそも音楽理論とは何か知りたい方はSoundQuestのウェブサイトを読むとわかりやすいかもしれません。 また、比喩表現はそれぞれ単発で思いついたものなので、これらが無矛盾的であることを保証しません。定型詩を音楽理論を用いて体系的にまとめる試みではありません。 特に根拠もないただの個人の感覚であり、西洋ベースの音楽

          日本の定型詩を音楽理論で喩えてみる

          ネットプリント『liz/bluebird』あとがき

          こんにちは。はじめてのネットプリントを出しました。 このnoteはそのあとがきに該当しますが、この作品について自分が考えていたことをゆるゆる書いていきたいと思います。先にこのnoteを読んでからネットプリントを読んでも大丈夫です。合わせて読んでいただけるとより楽しめると思います。 (2024/4/28/追記: PDF版の無料配信を開始しました。こちらのリンクからダウンロードできます。) また、『リズと青い鳥』はNetflixやAmazon Primeをはじめとする配信サ

          ネットプリント『liz/bluebird』あとがき

          こんにちパンクールの絵文字短歌を勝手に鑑賞する

          こんにちパンクールさんの「絵文字短歌」、本当に素敵な企画なので勝手に作品をまとめて勝手に鑑賞したいと思います。まだ見てない方は是非こんにちパンクールさんの動画を見てからこの記事を読んでください。マジですごい企画なので。 この記事では2023年11月2日現在、こんにちパンクールで一般公開されている『絵文字短歌』シリーズの動画で各メンバーが作った短歌を公開順・メンバー別に載せています。 絵文字を出題した時に作られた短歌は太字で表記しています。 出題された絵文字については元動

          こんにちパンクールの絵文字短歌を勝手に鑑賞する

          第七回円錐新鋭作品をゆるく鑑賞する

          はろー。はじめまして。池田宏陸です。 第七回円錐新鋭作品賞が発表されました。今回は79作品の応募があったそうで、読んでみると「新鋭」という名に恥じない、あたらしい俳句の在り方を問う作品がたくさんありました。そこで、今回円錐新鋭作品賞の応募作のなかで、わたしが気になった作品をゆるく鑑賞してみようかなと思います。(以下敬称略で書きます。) 花車賞(澤好摩推薦作品) -土屋幸代「泥に立つ」新鋭作品、といっても、何も鋭く尖った作品だけが評価されるわけではなく、平明で純然な詩もしっ

          第七回円錐新鋭作品をゆるく鑑賞する

          第4回全国俳誌協会新人賞神野紗希奨励賞「watercolor」

          飛び石をとび対岸のはつなつへ 六月の風はみずいろ水彩画 思春期のすこし手前の水鉄砲 かみさまが配置を決めたひつじ草 金魚玉も宇宙の淵も透明で およいだりおよがされたりしてくらげ 噴水の水が覚えているかたち たましいは水饅頭の餡のいろ 美しき仮死状態の水中花 しにたいと言って死にたい蛍の夜 梅雨の星ひつぎはからだのみ運ぶ 涼しさはたくさん泣いたあとのこと 夏怒涛前世は人魚だった泡 夕凪が来て幽霊は去るだろう みなとみらい空は花火を忘れゆく 池田宏陸

          第4回全国俳誌協会新人賞神野紗希奨励賞「watercolor」

          第4回全国俳誌協会新人賞授賞式をゆるくレポートしたりゆるく鑑賞したり。

          はろー。はじめまして。池田宏陸です。 第4回全国俳誌協会新人賞の授賞式に行きました。良い経験だったので、ちょっと文章にしてまとめようかな思って久々にnoteを書くことにしました。授賞式の直後に書いているので、荒削りな部分があったり、誤字脱字などあると思いますが、ご了承ください。あくまでも雰囲気だけ感じていただけたらと。 ちゃんとしたレポートや受賞者の作品及び講評は「俳句展望」2023号春号に掲載されるらしいので、気になる方はそちらもぜひ。 https://twitter

          第4回全国俳誌協会新人賞授賞式をゆるくレポートしたりゆるく鑑賞したり。