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中学受験国語の偏差値は半年で10上がる!

中学受験の偏差値は、理科・社会は知識を覚えればある程度上がり、算数は解法を覚えればある程度上がります。

もちろん、それだけの学習では十分ではないし、ちょっと乱暴ではあるけれど、そういう面があります。

でも、国語は・・・というと、漢字覚えたからって、そう簡単に上がらない。
毎日1問、問題集の読解問題を解いても上がらない。
塾の先生に言われた通り、真面目に読み直しをしても上がらない。
だから、才能がすべてで手の打ちようがなさそうに見える教科です。

でも、実は国語が一番上がりやすいと感じています。


読んで、解く

サッカーの基本技術に「止めて、蹴る」というものがあります。来たボールを適切に止めて、蹴るということ。

国語なら、「読んで、解く」が絶対外せない基本です。

では、「読んで、解く」、できていますか?
まず、「読んで」いるかな?
字面を追っただけで、「読んで」いないのではないですか?

本を読む習慣がなかったり、文章読解に慣れていない場合によく起こります。

「読んで」いるかどうかは意識の問題ですが、「読めて」いるかどうかは能力の問題です。

どっちに問題がありますか?
これ、難しいですよね。
でも、「読んで」いないのか「読めて」いないのかがわからないと始まりません。

我が子がどっちに問題があるかを、どう把握するのか。
それは文章の内容について、語ることです。

「何が書いてあって、どう思った?」
そう聞けば、どう「読んだ」かは見えます。

ただ、ある日、ある文章について語るだけは、「子どもがどう読んだか」が薄くしか把握できません。
小説も、論説も、随筆も、いろんなジャンル・難易度・作者の文章を読んで語っているうちに、傾向がつかめてきます。

「読んで」いないのか、「読めて」いないのか。
その程度は?
ということがわかってきます。
ここがスタートです。

「解く」の壁

読むことができたら、やっと「解く」です。

この「解く」については、さまざまな本で解法が書かれています。
でも、何十個も技術を覚えて使いこなせるようにする必要はありません。それらの技術を知らないと得点できないわけじゃないからです。

確かに解答作法や手順はあるので、最低限知らないといけない技術があるのも確かです。でも、それ以上に大切なことがあります。

「解く」における一番の壁は、「課題意識がないこと」です。
自分の「解き癖」を自覚しにくいこと。

子どもたちは「解く」段階で、知らず知らずのうちに、よろしくない行動してしまいます。でも、子ども自身でそれを認識することが難しい・・・というか不可能に近い。

自分の行動の何が悪いかがわかっていれば、気持ちさえあれば直すための行動ができるでしょう。いや、わかっていても、難しいということはありますが・・・

でも、課題がわからなければ、直しようがない。
ここが、最もやっかいな点です。

集団塾ではそこまで個別に見てはもらえないので、なかなか伸びていくことができないのが国語という教科です。

だから、コーチが必要。
技術を教える先生というより、課題を認識させてくれるコーチがいれば、修正すべき行動が見えてきます。

個別指導承ります〔PR〕

がっつり伴走する親であれば、我が子の「読んで」のレベルを知るために、さまざまなジャンルの文章を選んできて、一緒に読み、語ることはできると思います。

問題を「解く」場面を見ていて、何が課題かを把握し、その課題を意識させることも可能かもしれません。

それは無理だが、なんとかしたいという方を対象に、個別指導を受け付けています。

ほとんどの子がオンラインです。
オンラインでも・・・というか、オンラインの方がやりやすい面が多いです。

今までは、半年週1回指導させていただいた子は、偏差値が最低でも10は上がっています。
40→60に20上がった子も、1年で40→70へ30上がった子もいます。

ただ偏差値を上げようとテクニカルなことはしません。
国語力の地力を高めることだけを考えて指導した結果です。

個人差があるのは、その子が何を考えて生きてきたかという人生体験、どんな本・漫画を読んできたかという読書体験など、これまで溜め込んだものに左右されるからです。
それを活かしきるような指導を目指しています。

とはいえ、個別指導は高いです。
うちも、1時間1万円です。

だからこそ、なんとかしてできるようになってもらえるよう指導しています。

通期の場合、あと1〜2名ほど、時間が合えばお受けできます。
もちろん週1回ではなく、隔週などでも対応可能です。

来年度(2026年組)は、ご予約を受付中です。
小6の子がメインですが、小5生も指導可能です。

通期ではなく夏休みだけの利用もできます。
オンライン面談後、体験も可能ですので、気軽にお問い合わせください。

過去に書いた、下記の記事もご参考までに。


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