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【中学受験#5】 開成説明会&筑駒文化祭(Season1)


開成説明会

言わずと知れた東大合格者数41年連続トップの開成中学・高校の説明会に妻が行ってきた感想。

「お金を出してでも行かせたい学校だった」

と。うちは開成志望ってわけじゃないんですけど、最近、プラス面ばかりが目立つ。やっぱりいい学校なんでしょう。そもそもソフト面で魅力的な学校なのに、ハード面である校舎が新しくなるというおまけつき。
最近は、東大だけでなく海外の大学への進学者も増えるなど、高度に多様化していて魅力が高まっています。

いいな、と思ったのは、それだけの進学実績をあげながら、説明会では進学実績、進学指導の話は皆無だったそうです。これは、麻布も同じ。
生徒指導の力点がそこではないと言われているような気になります。我が子は、そういう学校に送り込みたいとも。

トップ校と言われるところでも、説明会のほとんどの時間を、進学指導や実績の説明に費やす学校も少なくないので、そのあたりに学校のカラーが出るなと思います。

担当の先生曰く、開成の強みは、
「人数が多いこと。だから、1人は人生で最良の友が見つかる」
最高の魅力ですね。個性的な集団の中で、親友ができるってのは親ができる子育ての範囲を超えています。だから、そういう環境が学校にあるのはとても助かります。

あと、先生の魅力。中高時代にどんな先生に出会えるかは一生を左右するほど重要だと思います。
開成にいるのは、東京六大学野球の審判をしている体育教師とか俳句の句会に参加している国語教師など、研究論文を書き続けている理科教師などなど・・・
教師としてプロ意識を持って自分を高めつつ、仕事以外でもその分野の活動をしている人が多い。そのくらい、教えている教科が好きで突き詰めているということ。
多感なこの時期に、そういう先生と出会い刺激をもらうのは、とても大事だと思います。

もちろん、イベントなども豊富で公立ではまず実現できない体験ができますしね。しかも、誰かが企画して計画してくれたものに乗っかるのではなく、すべて自分たちで決めていく経験ができる。そっちの方が、何をするか以上に重要視しています。
やばいな、自分が行きたい。

筑駒文化祭

こちらも言わずと知れた、筑波大学附属駒場中学・高校の文化祭にも行ってきました。

なんというか、未完成感がすごくいい。土台はしっかりあるものの、もう少しこうしたらいいのに、ってところがたくさんあって、やれることがたくさんあります。
そういう余地に改善の手を入れられることが、これからの生徒には大きなメリットだと感じてしまった。

そこら中に天才がいるんだろうな、って思わされる生徒たちのふるまいや言動。さすが、開成を蹴ってでも行きたくなる学校。

麻布のときと同様、先生たちの姿はほとんど見えず、生徒の自主性を重んじていることが感じられました。

麻布と同じ平日に行ったのに、人がかなり多かったです。入場するまで長い行列ができていたし。すぐ入れましたけど。

面白かったのは、ぐいぐいいくお母さんたちが多かったこと。部活について、その辺にいる生徒をつかまえて、詳しく聞いていたり、見せてもらったパフォーマンスの感想を伝えていたり。

我が子のためにがんばるお母さん、いいなぁと思いました。

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