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FUJIFILM X-S10で撮る深大寺と江戸東京たてもの園

 9月の初旬。学生時代の友人二人と東京へ行きました。ひとりは、群馬。もうひとりは埼玉。住まいがばらばらなため上野に現地集合しました。


 上野駅の何出口か忘れましたが、新しくなってた。こんなんでしたっけ。



 上野は、学生時代によく来ました。大学が上野界隈の美術館、博物館と提携を結んでいて、学割が使えたので。
 それでも、上野動物園はいつ来ても行列が出来ていて結局行かなかったな。


 中央線で三鷹駅へ。東京の西側に来たのはいつぶりだったかしら。
この辺りは都心と違って、空もよく見えるから心地よいです。


 三鷹駅から、路線バスで深大寺へ。初めての土地でバスに乗る時、前乗りか後ろ乗りかで毎度びくびくしてしまう生粋の田舎民であります。
 18歳の頃、群馬の実家から埼玉の大学に通うようになって、電車はまともに使えるようになりました。埼玉から出ている私鉄の地下鉄直通の電車が最初、全く理解できず、ようやく理解した時、なんて画期的なシステムなんだろうと感心したものです。


 サルスベリの花が美しい季節。



 マクロレンズの威力をいかんなく発揮する友人。
 お昼は深大寺名物、お蕎麦をいただきました。



 人生で初めて見た「エナジードリンク」味のかき氷。今思えば頼めばよかったな。

 深大寺を後にして、バスで吉祥寺駅へ。吉祥寺駅からは再び電車に揺られ武蔵小金井駅へ。もう一本バスに乗り継ぎ、江戸東京たてもの園へ。



 今年の向日葵も見納めかな。




 電車に乗っている(風)写真、ここなら撮れちゃいます。
普段の生活ではなかなか撮れない写真。


 銭湯の建物にはFUJIFILMのフィルムシュミレーションのひとつ、クラシックネガが似合います。
 クラシックネガはどうしてもクラシッククロームと比較してくどくなりがちなので、ここぞというシーンにのみ使っているのですが、このシーンにばっちりハマったと思います。


 立派な富士山の絵。THE銭湯。


 昼下がりの日差しが本当に綺麗でした。



 あーだこーだ言いながらシャッターを切る時間が一番楽しいです。


 上の写真は、板橋区ときわ台の住居兼写真館だった建物の実際の写真スタジオです。昭和12年竣工の建物です。
 近年のようなライティング設備は当時あるわけもなく、だから窓を大きく設け、自然光をたっぷり取り入れられるような造りになっていました。二階建ての二階にスタジオがあるのもそんな事情から。
 と、解説員の方から教えていただきました。
 昔ながらの地域の写真館を見ると、地元の写真館で七五三さんを弟と一緒に撮ってもらった記憶が蘇りました。もう今から15年ほど前のことです。


 江戸東京たてもの園を後にして、最後は少し新宿の街をぶらり。
駅を出て見た夕景が綺麗でした。





 東京の街は情報が多く、何を撮ってよいか分からなくなることが多々ありますが、特定の色やランドマークとなる被写体を中心に撮影すると、目をひく写真になる気がします。

 学生時代の友人と写真を撮った休日でした。
東京はあまたの博物館や美術館がありますが、特に「江戸東京たてもの園」は好物です。みなさまもぜひ。

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