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アマンリゾート

インドネシアに住んでいると、アマンリゾートやリッツカールトン、フォーシーズンズリゾートが身近でした。
仕事の途中に気晴らしにランチへ〜のような生活をしてました。

中でもジャワ島にあるAman Jiwo (アマンの魂)という渾身の作品は、圧巻。
世界中からゲストが訪れますが、プライベートヘリなどで来る時は、近くの普段タバコの葉を干しているサッカーグラウンドに着陸します。w

眼下にボルブドゥールという世界遺産を望み、まるで、タージマハールの未来構想だったように(対岸に対象に黒い館の建設が予定されていたそうです)、メインエントランスの道の先にはボルブドゥールを眺めることができます。
ホテルのランドスケープもボルブドゥールを模して設計されています。

メインエントランスからのボルブドゥール
ボルブドゥールを模したランドスケープ

植民地時代にオランダ人が火山灰の中から発見したというボルブドゥール。当時はお茶を楽しんでいたっ言うので発想がユニーク。
まだ、謎が多い遺跡だか興味がある方は詳しくは調べてみて欲しい。

親友と遺産案内

また、建物を覆う石材だが、ボルブドゥールが火山からの黒い溶岩石ならAman Jiwoは、珊瑚からの白い石灰岩。
石灰岩のほとんどは、建設地であるこの土地から産出されたものである。

石灰岩メインの建物

その土地で出た産物を利用し、建物を創造する。これは、アマンリゾートの大好きな考え方。

単にステータスや、派手さだけを追い求めずに文化的にその土地の将来を願い開発する。
一方通行にならない開発。

石材を扱う石工、地方により柄や染色方法が異なる絣を織る職人達。
沢山の埋もれていた文化に焦点があたり、これからもこの土地の発展に役立つだろう。

これから観光大国日本になる時に、この知恵はもっと役立つはずだ。

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