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光学ファインダー最高です。

光学ファインダーを覗いて被写体とじっくりと向き合う。ファインダーから見える世界は現実で、自分が切り取りたい世界だけを見ることができます。見える世界の中から「ここを際立たせたい」と思ったところにピントを合わせ、写真にする。そんな撮影体験が僕の心に刺さっています。

光学ファインダーといえば、一眼レフ。写真を趣味にする前から、カメラといえば一眼レフだと思っていました。カメラ上部に君臨する大きなペンタプリズムは光の道筋を計算し尽くされた形をしており、機能美を感じさせます。この大きなペンタプリズムのおかげで、レンズ越しに見える世界は美しく明るく映し出されます。ファインダー越しに明るく見える世界が撮影者の想像力を刺激し、創造的なフレーミングを促します。被写体をどう引き立てるか、背景をどう扱うか、不要なものを排除するかを検討することで、いい写真が撮れると思っています。明るく、レンズが捉えた世界を忠実に映し出す光学ファインダーのおかげで、写真撮影が一層楽しくなりました。

最近K-3 MarkⅢを購入して、1年ぶりくらいに一眼レフカメラを迎え入れました。ファインダーを覗いた時のイメージと実際に撮った写真が違っていたり、比較的大きくて重いボディなど、ミラーレスやコンパクトカメラと比べた時のギャップはありますが、撮影体験という変えがたい魅力に魅了されています。

ミラーレス全盛の今、一眼レフを開発・生産してくれるPENTAXの姿勢には感謝しかありません。ちょうど昨日発表された2023年度の通期決算資料よりカメラ事業は好調であることを知り、安心しました。これからもPENTAXには魅力的な一眼レフカメラを作り続けてほしいと思っています。

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