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お金の当たり前を手放すと楽になる
「お金がない」
「全然足りない」
「こんな給料じゃやっていけない」
こんな愚痴を言っていないだろうか?
私の周りでこういうふうに愚痴る人が何人かいて、聞いてて思うところがあったので感想をシェアしてみる。
ちなみに私は大金持ちでもなんでもないし、一般的に見たら稼ぎだって多くないただの人だ。
お金の当たり前
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働いていても「お金がない」とぐちぐち言いながら過ごしている人はたくさんいる。
確かにマイホームやマイカー、老後のこと、子供のこと、税金。自分のこと以外に、かかるお金はいっぱいある。
しかし、中には生活保護を受けながらも、「こんなんじゃやっていけない」という人も私は見てきて、それは違うだろうと思う。
その人の生活を見ていると、私からしたら羨ましい限りである。
好きな時に寝て起きて、ゲームして、好きなものを食べ、労働をしなくて済むのだから。
多分、生活保護のルール上そういう生活をしちゃいけないんだろうけど、なんとなく「就活はしてまーす」みたいな雰囲気でも生活保護って継続できちゃうんだろうな。
中には、「しっかりと生活保護を受けて回復してほしい」と思うような人だっていっぱいいるはず。だから、ぐうたら暮らしているような人が受けちゃいけない。
それなのに、「こんな金額じゃやっていけないんだよね」と言ってる人もいるのだから、びっくりする。
「買わない」を当たり前にしてみる
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私はミニマリストを突き詰めていったら、日用品やコスメでさえも最低限しか持たないようになった。
20代の頃はそれに加えて服も好きだったし、雑貨など、買いたいものはたくさんあった。
けれども、ミニマリストを追求していくと、本当に自分がほしいものだけが手元に残る。自分がどんなものに惹かれ、何ならお金をかけていいのか、そういうものを理解し、無駄な出費はどんどん減っていく。
ミニマリストになったきっかけ↓
過去にこんな記事を書いた。
あらゆるものを削ぎ落としていった結果、「一体、自分は何を一番求めているのか?」ということが浮き彫りになった。
私がほしいのはマイホームやマイカー、ブランド品などのもの、高級家電、などではなく、「家にいたい」というシンプルなものだった。
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私は今、服やコスメ、日用品など、そう言ったものにほとんどお金をかけていない。
2ちゃんねるのひろゆきが超ケチで人からもらった洋服を着ているように、私もそれに近いものがある。
基本は、お土産でもらったTシャツの上から、季節によって違うジャケットを羽織るだけ。
私の人生で、おしゃれは最優先事項じゃないから。
日用品やコスメも新商品が好きで、ドラッグストアに何時間でもいられるような人だったが、今ではドラッグストアには月に一度行くか行かないかだ。
また、私はミニマリストになってから、洗剤やシャンプーに何が入っているのか、成分を調べまくったことがある。
その結果、今の自分に必要な日用品うやスキンケアなどは、ごくわずかなものだけとなった。
過去にはどのくらいの消耗品を購入していたか。。今思えば、そんなにもたくさんのものがなくたって、生活はできる。
私は、生活コストのために働くことをなるべく減らしたい。そのためには、出費を減らすしかない。
生活レベルを下げるのは難しいと言われているけど、私にとって、
生活レベルを下げること < 外に出て労働すること
つまり、労働することのほうが辛かったのだ。
しかし、生活レベルを下げる=辛い、というものは私には当てはまらなくて、むしろ逆にシンプルで楽になった。
便利になるはずのたくさんのものを買って使いこなす方が、私にとってはストレスになっていたのだ。
当たり前。を疑ってみると、面白くなる
現代ではありとあらゆる数の洗剤やシャンプーが売られていて、「新商品」はほぼ毎日のように更新され続けている。
SNSをひらけば広告だらけ。数十秒でも見ていると、欲しくなる。マーケティングは心理学を活用しながら巧みに広告を作っているのだから、欲しくなって当たり前。
でも、そういうものに惑わされ続けていたら、いくらお金があっても足りない。お金のために、労働をしまくらなきゃいけない。
でも、当たり前を疑ってみる。
シャンプーは使わなきゃいけない、と決めたのは誰だろう?
多分、物を売りたい会社から始まったのである。
実際のところ私は、シャンプーに数十万注ぎ込んできた女だ。
でも、「これ」というシャンプーは見つからなかった。とにかく、洗った瞬間から痒み、ふけが止まらなかった。
毎日鬼のようにシャンプーを調べ続けて、ふと「シャンプーって何が入ってるんだろう」と成分を調べたところから、私のシャンプージプシーに終止符が打たれた。
現在はいろいろな方法でノーシャンプーをしている。今のお気に入りは炭酸水(重曹とクエン酸を混ぜて作る)で洗うこと。
よく、「シャンプーを使わないなんて汚い!」という人がいるが、私はシャンプーを使っていたらフケと痒みに見舞われて、そっちの方がよっぽど汚かった。
それに、シャンプーってその日洗うと、もうその夜か次の日には「頭皮臭」がすごくて、だからまたシャンプーする、みたいな流れだったが、ノーシャンプーにしてからは1日置きでも大丈夫になったりした。
これも科学的に調べると、「シャンプー毎日では常在菌を洗い流しすぎ」という発見があった。
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こんなふうに、今まで使って当たり前だったものが、むしろ良くない作用をもたらしていた。
わざわざお金を払って買ったのに。。。そういうものはたくさんあったのだ。
シャンプーだけでなく、たとえば柔軟剤も肌に良くないし、「99%除菌」と書かれた洗濯洗剤も、肌に残留すれば悪さをする。
歯磨き粉も良くない成分が入ってる。マウスウォッシュも、口内細菌を殺しすぎるので、逆に口臭がひどくなる。
なんで、私たちは、お金を払ってまで「洗浄」しまくって、「清潔」という名の皮をかぶっているのだろうか。
なぜここまで皮膚科が多いのだろうか。現代には、ありとあらゆる「清潔」にするアイテムがあるのにだ。
洗えば洗うほど、私たちの「常在菌」は削ぎ落とされて、弱くなる。
最近、「オフスキンケア」なるものが流行っている。スキンケアのしすぎで肌荒れをしている人が多く、なるべく成分をシンプルにしようと言ったもの。
私から言わせたら、スキンケアなんてほとんどしなくてもいいのに。それより洗いすぎ、洗ってまた保湿する。何かが変だと思う。
こういうのを調べたらキリがなく、ショックと同時に、「使わなくていい」「買わなくていい」ということにも嬉しくなり、なんか、今まで使ってきた人生ってなんだったんだろう。という、開いた口が塞がらない状態になった。
出費を自分でコントロールできる
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「こんなんじゃやっていけないよ〜」という人は、なんとなくそういう「風潮」で言っていないだろうか?
だって、今の世間で「お金あります」と宣言する人は少ない。
ニュースでも、新社会人の手取りはたった10万円ちょっととか、暮らしていけないからバイトもしてるとか、奨学金が返せないとか、そういうネガティブなものばっかり。
なんとなくそういう世の中だから、「自分も、足りてない」みたいに、思考停止でお金について考えちゃっていないだろうか?
私のような生活を真似しろとは言わないが、自分が人生において何に一番重きをおいているか、きちんと見直すことで、お金をかけるべきポイントとそうでないポイントがはっきり見えてくる。
「みんなが使っているから」ではなくて、自分がそれを必要だから使っている、というレベルに落とし込むといい。
足りない、やっていけない、じゃなくて、やっていこう
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足りないとかやっていけないと愚痴を言ってばかりの人は、そうじゃないんだよ、と言いたい。
だって、そういう愚痴を言って自分の人生が終わってしまうよ。それはもったいなくない?
世の中の「当たり前」から一歩引いて見ないと、お金、物、そういう物質的なものばかりに気を取られて、自分の人生が見えなくなってしまうと思う。
自分を見つめ直すことで、必ず余分な出費が見えてくる。
思考停止で物を買ったり、当たり前のように働いたり、当たり前のように「金がない」なんていうの、もうやめませんか?
18年一緒にいた夫(発達障害/躁鬱/アルコール依存症持ち)と離婚することになりました。離婚して新しい一歩を踏み出すまでを投稿します。