今そこにある瞑想

「瞑想」について、おはなししようと思います。

ちょっと待って！「瞑想」の文字みて、画面閉じようとしたあなた！

ヤヴァイはなしでもなく、気難しいはなしでもなく、

わたしもあなたも、意識せず案外瞑想やってるよ～というはなしなので、もうちょっとだけお付き合いください。

瞑想というものに対しての心の敷居が低くなって、

「お茶飲む」というのと同じような親しみを持ってもらいたい活動の一環です。

ヨガニードラも、体や呼吸に意識を向けたり、イメージしたり、誘導されながら行う瞑想法です。

【わたしにとっての瞑想は、頭と心のおかたづけ】

わたしのカバンの中は、いつも散らかり倒していて、

「鍵ない！わー！」「ポーチない！」騒動がしょっちゅう起こります。

ガサガサと手でかき回して探せば探すほど出てこないブラックホールのようなカバンの不思議。

カバンの中だけじゃなくて、頭の中、心の中も散らかり倒しているんです、わたし。

なもので、「落ち着ついて！わたし！」というように、ひとつずつカバンの中を出して、いらないレシート捨てて、食べた後の飴ちゃんの袋捨てて、ポーチの中を整理し、鍵を内ポケットになおして、

というような感じで、短い時間でもいいので、目を閉じて、ゆっくり呼吸して、

今ここにいるわたしにちょっと意識を向けてみる、というのが

わたしと瞑想の日々のお付き合いです。

そうすると、頭の中、心の中がお片付けできて、

●「どうしよう、どうしよう」と心配ばかりしていたのが落ち着いたり

●今やることに集中できるようになったり

●探していた鍵を見つけるように「これやりたかったんだ」という心の鍵を見つけることができたり

えとせとら、えとせとら

●今の自分の状態、体調やこころの状態を感じられるようになったり

体とこころとがぴたりと合うような、

ほかにももっとマニアックなことも書きたいけどこの辺にして、

そう、そんな感じなんです。

【みんなの瞑想】

「そんなこと言っても、ちゃんと座って足が痛くなったり、退屈だったり、面倒なことやるんでしょー？」という疑いの目を向けていた過去のわたしがいますので、みんなも案外瞑想してるんやでということを紹介しましょう。

■世界で一番短い瞑想法、それは深呼吸■

お風呂入ったとき、お茶を一口飲んだとき、景色のいいところに行ったとき、マッサージしてもらったとき、

はぁぁぁぁ～って深呼吸したこと、誰しもがあると思います。

それ瞑想法なんです。

深呼吸する前と、した後って、なんか気分が変わってることないですか？

気持ちいいなぁ～とか、ひと息ついたわ～とか。

その一瞬が、日々の性質をちょっとよくしてくれるように感じています。

それでいいのです。

■目を閉じるのって実はすごいこと■

過度の緊張状態にいたり、気が上がっているようなときって、目を閉じようと思っても、勝手に目が開いてくるんです。わたし体験したことあって、どうやっても開いてくる目に気づいて、やっと緊張状態にいるんだなと気づいたことがあります。

「目を閉じる」

普段当たり前のようにできていることですが、閉じられるということは、実はすごいことなんです。

目を閉じられた自分に「今日は目を閉じられた☆」とありとあらゆる方面から褒めたおしてくださいね。

ひとりきりになれるお手洗いに行ったときや、お風呂の湯船につかったときに、目を閉じてふぅぅぅぅと一息つけたら、最＆高です☆

■ほかにもほかにも■

呼吸に意識を向けてみる方法、

イメージングする方法、

ほかにもたくさんの瞑想法があります。

最初のほうに書いたヨガニードラも、誘導されながら行う瞑想法のひとつです。

熟睡してるのも、瞑想だとも言われています。

だから瞑想しようぜ！ということでもないのですが、

やってる人も、やらない人も、どっちもいていい。

特別なことのように扱わなくてもいい。

自分の心身のすこやかさのために取り入れたい人には、いつでもそこに瞑想がお手伝いするよ！と存在を主張することなく待っていてくれます。

わたしは瞑想が好きだし、それを勉強するのも好きだし、マニアックなことも好きだし、

その先に、瞑想やってる人も、やらない人も、

瞑想好きな人も、嫌いな人も、

戦うことなく、

それぞれの個がイキイキして、それがおもしろいタイミングで混ざり合って、おなか抱えるほど笑えたり、美味しいものにほっぺを膨らませたり、

会っても会わなくても、近いところで遠いところで、たまにお互いの存在に「ありがとうね～」を送れたらいいんじゃない☆と思っているのです。

わたしは瞑想が好きだよという紹介でした。