自分をみる温度をあたたくしたいはなし



【自分をみる温度をあたたくしたいはなし】

秋がきましたねぇ。

ちくわの毛も秋仕様になってきたようでベルベッドのような肌触りです。

淡い青の空の色や、雲の様子、
夕方の空の色にも秋を感じるようになってきて、
ええなぁという気持ちと、
ちょっとさみしいような、
せつないような気持ちと
それを感じるのも秋の楽しみでもあり、
豊かさでもあるなぁと思っているところです。

この季節の豊かな移り変わりは、
わたしたちの身心にもあって、
●肌が乾燥(いや、年中乾燥しているけど)
●朝晩肌寒さを感じる
●理由あってもなくても、急にふと不安になったり気持ちが落ち込む
●あたたかいものがおいしい(お鍋とか湯気のあがるもの!)
●お布団が気持ちよすぎること!
ほかにもいろいろ。

アーユルヴェーダでいうところの
風ヴァータのエネルギー
(「冷たい」「乾いている」「不規則」などの性質)が高まる季節なので、
風が吹いているときのことをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

なので、乾燥するのも、気持ちが落ち込むのも、季節と共に生きている味わいやなと思います。

この季節に限らず、年中そうしたいのですが、
特に今は
「あたためる」「うるおす」
「ゆっくり」「いそがずに」
「あまい」を合言葉に、
日々を過ごしていきたいものです。

あたたかいも、うるおいも、
ゆっくりも、あまいも
体のような見えるものだけじゃなく
目には見えない空気や味や
聞こえる音、目に入るもの、
肌で感じるものがあるから
たのしいね。

そのときに、
自分を見守る温度をあたたかくしておきたい。

例えば、
・ヨガをするとき、
・なにか自分へケアすることをはじめようとするとき、
・日々の家族との関わり、人との関わり
の中で、

「あぁ、わたしはまだまだダメだなぁ」
「わたしが悪いから」
「やさしくできなかったなぁ」
と自分にがっかりしたり、落ち込んだり、
厳しくダメ出ししたり
してしまうことありませんか?
わたしよくやっています。

そんなときって
「さぁ、自分にあたたかく、やさしくしよう!」と思ってみても急にはなれないので、

こころをその方向に向けようと意識を手向けることと、
実際体験すること、体感することとが、
お互い働きかけあって、
いい塩梅を見つけていけるのかもしれないなと日々思っています。

わたしの実際の体験・体感としては
●ひと息深呼吸したときの、ほっと解ける感じ
●ヨガをするときにどんな風に体が動いてるかなと感じ取ること
●体を動かした後の血の巡り、心臓の鼓動を感じること
●呼吸はいつでもできていること、そして呼吸とシンクロするように体が動いている体のおもしろさ
●静かに座ってみる
●今やっていること、感じていることにやさしく意識を向けてみて、今この瞬間に深く静かに豊かにいる。

●あたたかいお汁物がおいしい
●ちくわが湯たんぽのようにあたたかい!

とは書いたものの!
まだまだわたしは自分に厳しい(自分にだけ厳しい)ので、
ちょっとずつあせらず、くさらず、ぼちぼちとやっていこう。


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