Hiromichi Jitsukata

コンサルタント(QOLデザイン。各種社会調査・マーケティングリサーチ、生活サービスの導…

Hiromichi Jitsukata

コンサルタント(QOLデザイン。各種社会調査・マーケティングリサーチ、生活サービスの導入・改善支援 等)。近年は、オープン・ソリューションとしてのブロックチェーン技術の社会的な応用に注目。神奈川県在住。趣味は、温泉めぐり、食と健康の追求。jitsukatah@gmail.com

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「源泉掛け流し」にこだわった温泉は?(南関東)

南関東、特に東京、神奈川のエリアにある温泉について、機会があれば個人的にかなり回っていますが、そのほとんどが循環式であり、源泉掛け流しのお湯を楽しめるところはそれほど多くありません。そこで、今回はこだわりの源泉掛け流し温泉をピックアップして紹介します。この地域で、他におすすめの源泉掛け流し温泉があれば紹介してください。 実際に訪問したところについて順次記事を追加して更新していきます。 天然温泉 ロテン・ガーデン ※上記の写真の出典はこちらです。 町田、八王子にある温泉施

    • 「オープンテック(Open Tech)」とは

      オープンテックとは、情報、ノウハウ、データ等の共有、コピーを、情報の所有者、作成者らの合意の下、合法的、円滑に進める仕組み、技術、またそうした取組のことである。情報等のシェアには、一定の手続きが求められる。クリエイティブ・コモンズなどが典型例だ。手続きに基づかない形での不正なコピー、改ざん等は認められない。あるいは仕組みとしてそれが排除される方向で取扱われることになる。 現在では、Wikipedia等のweb上の公開データベース・サービス、プログラム開発等の領域に止まらず、

      • マネジメント論(経営学・商学)と社会学との共鳴

        特に、プロセス・コンサルティングを行う場合、その工程のストーリーづくりがとても重要となる。その際、個人的には、様々な領域の「サイクル(循環)」の考え方を用いることが多い。 ここでは、まず、マネジメント論(経営学、商学)の領域から、集合知形成のためのSECIプロセスを紹介したい。これは、野中 郁次郎氏、竹内 弘高氏らが提唱した「ナレッジ・マネジメント」の方法で、組織的に共用できる知識の形成とその運用を目的に実践されるプロセスである。 現場で運用されている暗黙知をまず共感に基

        • クライアントを取りまくビジネス・エコシステムの把握について

          調査・コンサルティングにおいては、クライアントを取りまくビジネス・エコシステム(クライアントが公共の場合を含めると、サービス・エコシステムと表現することもある)を調査の上で、見える化することが重要になる。 特に重要なのが、エコシステムの把握に基づいて、クライアントが直面している競争環境を認知し、理解し、そして関係者と共有する部分である。これをクライアントと共有できなければ、そのプロジェクトは上手くいかない。 その共通認識の上で、提供するサービスやプロダクツ(製品)を検討し

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        「源泉掛け流し」にこだわった温泉は?(南関東)

          「参加型調査(観察)」によるコモンズのデザイン

          仕事をしていく上で、「公」「共」「私」という3つの概念を用いた枠組みを、個人的にしばしば用いている。この場合、ファクターは、2つでなく3つであることに意味があると考えている。英語における、public/privateが、日本語では、公共/私(わたくし)と訳され、二項対立のままで取り扱われていること、特に、publicが「公共」と一つにされてしまうことに問題を感じてきた。社会におけるコミュニケーションを考える場合、「公共」は、「公」「共」と2つに分解して考えるべきだ。まず、3つ

          「参加型調査(観察)」によるコモンズのデザイン

          幸福度・QOLと「自由」の関係について

          社会学では、「自由」を次の2つに分けて説明する。「~からの自由」と「~への自由」である。幸福度やQOLについて、また、その裏返しの、孤立・虐待・いじめ等の社会問題について考える際には、避けて通れないのがこの「自由」についてではないかと思う。高い幸福度、QOLを享受するに至るための必要条件のひとつが「自由」であると考えている。反対に、この「自由」を様々な形で奪われている状態が、孤立・虐待・いじめ等の本質にあるのではないか。関連して、人の「自由」をあの手この手で奪う行為を「ハラス

          幸福度・QOLと「自由」の関係について

          コミュニケーションのデザインと「システム思考」について

          ※この記事は、読者の方の声を聞きながら、更新していきます。 個人的に、「システム思考」なるものを習慣化してそれなりの年月が経つ。今ではそれが自分にとってはとても自然なことになっているが、一方で、そのことを、専門ではない人と共有できるということはむしろとても稀だ。人には、かなり時間をかけて説明しないと、言いたいことが理解されないし、多くの場合、長々と説明してまで、ある認識を共有しようということには至らない。それは、仕事上のクライアントのみならず、同業種の同僚であっても、また、

          コミュニケーションのデザインと「システム思考」について

          個人のQOLを計測するアウトカム指標について

          個人の幸福度、QOL、Wellbeing、マインドフルネス等の度合いについて計測し、追求していくための指標を開発している。個人や各種のサービスサプライヤが、羅針盤として活用できるものと出来れば良いと考えている。ここでは、その概要をご紹介したい。 まず、この検討にあたっては、様々な先行研究、幸福哲学的なものを参考にしている。特に、日本においても人口に膾炙していると考えられるマズローの5段階欲求説の考え方を応用している。これは、個人の主観的、感覚的な欲求の達成の度合いを数値化し

          個人のQOLを計測するアウトカム指標について

          幸せの4因子 ダイナミズム・モデルについて(試案)

          幸せになるためには、大きく分けて4つのファクターがあるという。慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科の前野 隆司教授の研究だ。コロナ禍を経て、幸福度がむしろ増加した人たちがかなりの割合で存在したが、それは一体どういう訳か、ということもあり、近年話題になった。 職業柄、その4つのファクターの間の関係性や因果関係、個人の幸福度を高めるために、それらが上手く機能するアプローチの順番などが気になっていた。そこで、今回、システム思考の考え方を応用して考察した。 幸せ

          幸せの4因子 ダイナミズム・モデルについて(試案)