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そして「チョロQ理論」を思い出した






気づけば、もうロングコートを着ている


例年なら、
ピンと冷たい空気を顔に浴びて目覚める朝の道も、
今年は、マスクがあるから、不覚にも温かい






2020年春 世界が止まった

ノストラダムスには、
ぜひ、こちらを予言していて欲しかった






今年の出来事について
捉え方や見解は、様々あると思う


ただ、総じてポジティブに捉えるなら
「立ち止まること」にも意味があったと思いたい


忘れかけていた
家庭で過ごす温かい時間

おざなりになっていた
大切な人との関係

技術の進歩で薄れていた
ヒトとしての在り方


立ち止まることで
見直すキッカケが生まれた







実は9月下旬から1カ月ほど
仕事を休んでいた


頭では、理解していても
心が、追いつかないことがある

心には、嘘をつくことは出来なかった


社会人になって6年目
はじめて立ち止まった


時間は
ちょうど考える分だけ
あれば良いわけじゃない

何も考えない
考えたくない時間の方が、
むしろ不可欠だ


きっと、それらは黄金比にでも
なっているに違いない







高校時代に好きだった、深夜ラジオ


当時、買ったばかりの
シルバーのiPod miniで聞いていた

バナナマンの
バナナムーンのpodcast



その中で、設楽さんが提唱した


チョロQのように
何ごとも後ろに引けば引くほど、
次に進むスピードと距離が増す

「チョロQ理論」



それに対抗して
日村さんが提唱した

味噌をつければ何でも美味い

「モロQ理論」



今朝、それを思い出して
クスっと笑った



立ち止まった分だけ
今は、道がハッキリ見える



不慣れな文体も
欲しがってしまう構成も


すべては、コロナのせいにして




"楽しい"をつくっていきます。