宇宙はあなたを盛者必衰にはせず、息の長い幸福を与えていく　双子座満月

例えば育った環境、経験が本人の意志関係なく恵まれていて、学歴、資格、経歴、人脈、容姿などといった、地の時代に「あれば良さそう」とされてきたものを全て兼ね備えているけれど、いつも何かにピリピリしている人と

恵まれているとは言えないような環境、そこで与えられた経験が本人の意志関係なく不遇のもので、羨ましがられるようなものは何もない、だけれど毎日を楽しく心地よく生きている人と

冥王星水瓶座時代に幸せをたくさん受け取っていくのは間違いなく後者です。

冥王星水瓶座時代は自由と個性の時代。
ですから笑えれば、楽しければある意味なんでもありです。

でも、NGもあります。
それは冥王星山羊座時代に、たくさん表に出てきましたよね。

ニュースを騒がせたもの、身の回りで起こったこと。
世相で壊れたもの、誰が見てもNGなこと。

冥王星水瓶座以降も
それだけはやめておきなさいと冥王星が言っているわけです。

祇園精舎の鐘の声　諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色　盛者必衰の理をあらはす
おごれるものも久しからず　ただ春の夜の夢のごとし
たけきものも遂にはほろびぬ　ひとへに風の前の塵に同じ

盛えた者も必ずや衰える。
おごりたかぶる者も永遠に続きはしない。
勢いある者もいずれは滅ぶ。

冥王星山羊座の世相は、平家物語の冒頭のままではなかったでしょうか。

この世界は2極の世界。

大きく栄えれば、いずれ衰える。
強い勢いをつければ、いずれ減速する。
強い欲を満たそうとすれば、強い歪みが生じる。
強い光は、強い闇を呼び寄せる。

そこではない道。
それが「宇宙の流れ」「魂の道」

人が身を滅ぼすのは、日々の怠け者っぷりではなく魔がさした時。
欲を持つ私たち人間は、絶対的に魔がささないと言い切れない性質を持っています。

我が身を役立てず、のんべんだらりと過ごしていても、身を滅ぼすまではありません。

冥王星も何も壊しません。
そのほっこりさに、むしろにっこり😊
宇宙も余白にサポートをくれます。

だから無理に何かを得ようとしなくていい。
欠けてるものも補わないといけないものもない。
笑顔には笑顔がやってくる、楽しんでいよう。

今日は双子座満月。
外側の情報に惑わされたり、自分ではないものになろうとするのを終わらせる時。

情報やツールが発達している時代は、不要なものに心砕くことなく、自分以外に人生の主導権を握らせない意識が大事です。

自分の大切なもの、幸せな気持ちになれるものがはっきり分かっていれば
「魔がさす」こともありませんし、心惑わされて彷徨ってしまうこともありません。

自分が心からやりたいこと、大切だと思えることに、無理のない範囲でコツコツとエネルギーを注ぎ続ける。これ以外、大事なことはありません。

進歩がゆっくりでも気にしなくて大丈夫。
思うようにならなくても安心していてください。

宇宙はあなたに盛者必衰のような幸福を与えたいのではなく
息の長い穏やかな幸福を与えたいのです。

心と体のメッセージや宇宙の流れに逆らわず、身を委ねながら、自分を信じてください。