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テレワークによる生産性向上の先を目指した働き方と働く場所の考察

前回は、テレワークの活用レベルに合わせて準備の内容が異なるというnoteを書かせていただきました。テレワーク活用の徹底は、生産性の向上や従業員の多様な働き方の実現などが期待されます。
以前の記事はこちら


それらの期待に加えて、新しい価値の創造を目指した際に、働く場所は再定義が必要だという話を書かせていただきます。

次世代ワークプレイスの構築として欠かせない「リアル」と「オンライン」の捉え方

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緊急時対応および生産性向上を考えると、オンラインであらゆる業務が推進できる「オンラインオフィス」の構築が重要。

その上で、コミュニケーションの種類に合わせて最適なコミュニケーションを考えると、わざわざ通勤してオフィスに行くのであれば、
濃密なディスカッション、ホワイトボードを使うような議論のために行くのであり、ただ自席に座ってワークしたり、オンラインで完結するような情報共有の会議をする必要はないです。

そうすると、リアルオフィスの役割や設計も大きく変わってきます。
会社に物理的に出社するのは、濃密な議論と、入社したてのメンバーのオンボーディング・育成に絞られていくと考えています。

誰との濃密なディスカッションを優先して新しい価値を生むのかによって、働く場所は変わる。

生産性向上観点では、徹底的にオンラインで働けるようにすることが重要。
加えて、イノベーションや新しい価値創出の観点では、誰とどこでオフラインコミュニケーションを目指すかによって、働き方は変わると思います。

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社内メンバー同士でのコミュニケーションを優先するのか、社外の様々な方とのコミュニケーションを優先するのかによって、自社オフィスで働くのか、サテライトオフィスで働くのか、顧客と一緒に働くのかが変わってきます。

社内メンバーとの濃密なディスカッションによる新しい価値創造型

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社内メンバーが自社オフィスに集まってコミュニケーションすることで新しい価値創出をしたいなら、なるべく社員がオフィスに来たくなるオフィス設計や、社外の方が自社オフィスに自由に出入りできるようなオフィス設計が重要。

代表例としては、Googleの西海岸オフィスです。世界中の天才を採用して、彼らを同じキャンパスに集め、コミュニケーションの中から新しい価値を生むことを志向しています。キャンパスに行くと、みんな日中からサッカーしたり、泳いでいたり、野菜を育てていたりしています。もはや、会議でのコミュニケーションの枠を超えていて、アイディアは何をしているときに出るかわからないという考え方ですね。

日本だと社外の方も自由に出入りできるオフィスとしてYahoo!Japanさんのロッジなどが例として挙げられます。

社外との濃密なディスカッションによって新しい価値創造型

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社外とのコミュニケーションによって新しい価値創出を目指したいなら、他社やベンチャーとオフィスをシェアすることが重要です。また、顧客と一緒に働くワークプレイスの設計などもあります。

代表例としては、マイクロソフトのオランダヘッドクオーターオフィスなどです。従業員の人数に対して、席はそもそも6割です。それでもオフィスに行くと、席は割とガラガラです。

街にはコワーキングスペースがたくさんあり、そこで働いています。
コワーキングスペースによっては、オンラインで、自分のスキルと、SNSのマーケティングスキルをもった人と会いたいなどを登録しておき、コワーキングで働いていると、
「あなたが探しているスキルをもった人が同じコワーキングで働いています。」とスマホにポップアップが出て、「coffee or chat」と出てきて、そのままコーヒーを飲みながらディスカッションしたりして、社外の新しいネットワークの拡大が進んでいます。

テレワークは徹底的に活用できる状況にしたうえで、新しい価値創出を目指すなら働く場所の再定義が必要


オンラインで業務推進が徹底して出来ることで生産性の向上を図っていきます。そこまでであれば、原則テレワークでオンラインで業務を完結させていく。そのうえで、その効率化して生み出された時間を新しい価値の創出にどう再投資していくか。誰と濃密なディスカッションをしていくのか。その時のオフィスはどうあるべきか。自社のオフィスだけではなく、他社とオフィスをシェアする、コワーキングスペースを活用するなど、オフィスの床のポートフォリオを考え、再設計していく必要があると思います。

多様な働き方の実現と企業成長の加速を両立して、初めて正しい働き方改革に向けて進めて行きましょう!

今回のnoteを通じて、現在テレワークや新しい働き方を模索している人にとって、何かしらの気づきを与えられることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

なお、具体的な準備でお悩みの経営者や推進担当の方からご連絡いただければ、出来る限りサポートさせていただければと思います。

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株式会社ベーシックCHRO リデザインワーク株式会社代表取締役社長 リクルートにて営業→リクルートホールディングス経営企画室長→広報ブランド推進室長→働き方変革推進室長→リデザインワーク株式会社を創業+株式会社ベーシックCHRO

嬉しいです!(*^^*)ありがとうございます!
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株式会社ベーシックCHRO 兼 リデザインワーク株式会社 代表取締役社長。 大学卒業後、リクルート入社。全社優秀営業を表彰するTOP GUN AWARDを2年連続受賞後、社長秘書、経営企画室長、広報ブランド推進室長、働き方変革推進室長を歴任。2018年にリクルートを卒業し、現職。