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ウチのカメラさんたち 7

カテゴリは相も変わらずフィルムコンパクトカメラ。

前回、オリンパス XA でしたので、
今回は オリンパス XA3 です。

OLYMPUS XA3

オリンパス XA2 のマイナーチェンジ機種です。

変更点は、イージーローディング(クイックローディング)採用のため、フィルムのベロをしるしに合わせて蓋を閉じて巻き上げるだけ。
たまに失敗しますが、巻き戻しクランクを見れば巻き上げられているか確認できます。

DX コードに対応、フィルムの感度が自動設定されます。

通常の裏蓋モデルとクオーツデート(日付印字機能)ありのモデルが選べるようになった。

セルフタイマー、バッテリーチェックレバーに逆光補正+1.5EVが追加される。(逆光補正ワンタッチ機能追加)

この四点。

基本性能、機能はXA2に準じます。
ズイコー35㎜F3.5レンズ、ゾーンフォーカス、
プログラムEE、ボディに一体化するシリーズ専用フラッシュ装着可能。

専用エレクトロニックフラッシュは、
定番のA11、ちょっと大光量A16、
XA1によくセットされたちょっとレアなA9M、
そして今回わたしの所有の激レア(?)なA1L。

単品で
A11と比較
同じサイズながら底の電池ボックスの蓋がありません。
後ろ側
A1Lはモールドされています。

A1L はユーザーが電池交換できない仕様になっています。
当時AFコンパクトカメラで「ピカソ」という愛称のモデル(AFL)がありました。
あれもリチウム電池が内蔵され、フラッシュのチャージタイムが1.5秒ということでクイックフラッシュでピカッと光るから「ピカソ」なんだそうな。初期のリチウム電池搭載カメラはユーザー交換ができないものがいくつか販売され、フジのツイング(TW-3)というカメラもリチウム電池内蔵カメラだった。
メーカーはこぞって「5年間電池交換不要」だったか、謳い文句にしたものである。
これは一般家庭のカメラ使用頻度の計算で、例えばわたしがスナップ撮影を本気でやったらバッテリーはそんなに持たない。いや、スナップショットでフラッシュは炊かない主義だった(笑)

メーカーで交換ができたが、料金はいくらだったのか?
今頃交換したい人もいないだろうが、もうそのサービスは終わっている。

これらのリチウム電池採用カメラは、
のちに内蔵型からユーザー交換可能モデルになる。
カメラ用リチウム電池は4種類出ることになる。

このA1Lもユーザー交換の出来ないリチウム電池内蔵デバイス。
ばらしたところCR123Aと同等電池だったので、
時間があるときに交換してみようとは思うが、
「使うの?」と聞かれると「うーん?」となると思うので、なかなか手を付けられない。

また光量調整機能だが、A11は外光オート式だが、これはマニュアルフル発光。
ネガフィルムのラチチュードにお任せな今人気の写ルンですのようなスタイル。
エモい写真が撮れそうだが、目的はそこじゃない。

裏蓋にクオーツデート機能付きのモデル
テプラのネームは今回もぼかし入り(笑)
前から見てXA2と区別はつかないと思う。
イージーローディング機能とDX機能がわかる画
金色の電気接点と赤いフィルムリーダーの位置表示
XAとXA3
楕円でも卵形っぽいXA3と
競技用トラックのような直線部分があるXA

ゾーンフォーカス、プログラムEEとシンプルにスナップシューターはシャッター切るだけカメラ。

モノクロフィルムをよく入れていたカメラ、
一眼レフのサブカメラとしてよく使ったものです。

※逆光補正機能追加を忘れていたので加筆修正

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